机上
前回の槍もしかしたら名前わかった方がいるかも知れないですが心の奥に置いておいてください。
夢から醒め飛び起きるように体を起こす。
はぁ..... はぁ..... うっ.....
胸に痛みが走る。あの槍に胸、心臓を貫かれたのを思い出し、何故か着ていたネグリジェの下のランジェリーに右手を突っ込み胸に傷がないか確認する。
傷はなしか、良かった。あれは現実じゃなく変な夢だったんだ。
そう思うと少し心が落ち着いた。深呼吸をし暫くして冷静なってから状況を確認していく。
今、俺はベッドの上に居るらしく
如何にも"ここは女の子部屋ですよ。"というゆうふうな感じのピンクと白を基調としたラブリーな部屋にいる。
あとあの少女が作っていると思われる、作り途中のフリルのワンピースがあり、マネキンのような木の人形に飾られていた。
俺これの代わりに使われてたのかい!
ベッドから勢いよく起き上がり、窓の近くまで行き背伸びしてロックを外して窓を開ける。
外は明るく太陽のいる位置からおそらく朝であることが分かった。
木の上で数匹の小鳥がちゅんちゅんと鳴き、心地よい穏やかな風が入ってきている。
心地いいな~ずっとこのままいたいな~など思っていると白い少女が下の階で料理をやっているのが見える。
さすがに頼りぱなしも不味いと思うし手伝おう。
下に降りるため、すぐに窓の横にあるテーブルの上にあった小さな手鏡と櫛でボサボサになっていた髪を整える。服はネグリジェから着替えたかったが部屋に着替えられるものが見当たらなかったためそのままの服で白い少女のもとへ向かうことにした。
ご閲覧ありがとうございました。