槍 (儀式 後編)
その床に刺さった槍は全体が金属で作られており、持ち手の部分は蒼と金色の金属がトルネード状に絡みあわさっている。先端が五本に別れており中心の一本は捻れるように尖っていた。
自分を守れる武器が手に入る!
すぐさまその槍に近より引き抜こうとする。
え??熱ッ!
引き抜こうとした途端、その槍が光だした。かなりの熱があるらしく触ることさえ出来ない。
少しすると光は収まり、その床の上には赤いオーラを放つ槍が空中に浮かんでいた。
その槍は最初のレーザーのような光と同じように心臓に向かって飛んできた。
痛っ!
偶然にも後ろに出した足が滑ってて転んで回避することが出来た。
その槍はそのまま進み壁に刺さるはずであった。
何で向かってくるんだよ!?
しかし、その槍は壁に刺さるのではなく方向を直角に変えて追跡してきたのだ。
急いで横に転がり避ける。
ちっ!!!
しかし、それでも槍は追跡してくる。どこまで逃げても心臓の位置を狙ってくる。必ず当てると言っているかのようだ。
突然、槍が五本の槍に別れて五方向から迫ってくる。
一本をギリギリのところで避けるが後ろから他の一本に刺されてしまい激しい痛みによりその場にうずくまってしまう。
逃げないと.....
それを好機とみたのか残り四本が次々に刺さり体を貫いて行く。
あまりの痛さに声さえでない。それはそうだろう五本の槍が全て心臓を貫いているのだから。
っ.....っ.....
意識が飛びそうな中、最後に見たのは槍が光となって消えたのだった。
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