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儀式準備 (儀式 前編)

作者復活しました?


*四つの光から五つの光から変更

 黒い少女は水の中のような心地よい感覚を感じながら沈み落ちている。



 暫くすると、地面とおぼしき所が見えはじめゆっくりと足をつけ降り立つ。



 「またこの屋敷か」



 降り立ったそこは、あのときと同じ屋敷であった。


 

 変わったことがある言えばガーディアンの顔が無表情になっていて玄関の花瓶に生けられていた花がイングリッシュラベンダーの他に赤い薔薇が加わっていたことぐらいである。勿論だが体は女のままだ。



 「前はここまでだったがいけるかな?」



 玄関の扉に手をかけ開けようとするが扉が重いらしく開かず、体全体で力一杯押してやっとのことで扉を開ける。



 「森しかねぇ.....」



 屋敷の玄関の扉を開けると木々が生い茂る森が広がっていた。



 すると急に屋敷の玄関の前に森の方向から木々が動き避けて、一本の黒い道が出来、その道の遠くから一匹の猟犬が涎を撒き散らし、目を充血させながら狂ったように走ってくるのが見える。



 (あれは確実に不味い!!フラグ的にも不味い!)



 屋敷の中に入り立て籠ろう考え後ろを振り返えるがそこにあったはずの屋敷はなくなっていた。


 

 その代わりに五つの小さな光が浮かびこちらに向かってレーザーのように迫ってくる。



 避けるにも距離がとても近いため避けれず手で頭や胸を守ろうとしようとするがその前に直に胸を撃たれてしまう。しかし、撃たれたというのに全く痛みがない。



 あれ撃たれたよな?なんともないぞ?



 なんだったんだろう?と不思議に思うが今はどうでもいいし、何も傷がなく動けるなら何も問題がない。あの狂犬の方はどこまで来てるかのか確認するがまだかなり遠い。



 向こうから猟犬以外の生き物が走ってくるように見える。

 


 「兎?」



 様々な目の色をした野兎が猟犬に追われ逃げていたのだった。


 

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