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玩具と趣味

*この話は表現や繋がりが曖昧なので近いうちに修正を加えます。ご注意下さい。


 黒い少女は全く容姿と合わない口調で言う。


 

 ここはどこだ?と。



 ああ、自分の欲を抑えて話さなくては。結構辛いのです...いい素材.....が居るのに.....



 黒い少女は何やってんだコイツというような顔で何かと葛藤している白い少女を見る。



 じっと見られてることに気づかない程に何かと葛藤した感じの白い少女は黒い少女に質問する。



 ほっそりとした指を絵に向け、



 「あの絵から出てきた貴方こそ何者なのですか?」

 

 


 それは当たり前、至極単純。



 いきなり絵から出てきた少女に。



 何者か分からない人形のような姿で男っぽい口調の少女に。


 

 怪しさ満載にんぎょうしょうじょに。



 黒い少女は少し俯き、顔を上げ口を開く。



 「そんなのこっちが聞きたいぐらいだし。それにどっかの屋敷歩き回って階段降りて玄関のドアを開けたらいきなりここに放り出されたみたいだし」



 「意味が分かりません.....」



 首をかしげ、わたしにも訳がわからんと言う顔をする黒い少女。



 何で分からないのですかと少し呆れた顔をする白い少女。



 窓から吹く夜風がそんな二人、白銀と漆黒の髪を揺らす。



 「まぁ多分、転生者ってところじゃないか。地球ってとこの記憶があるし」



 「転生者ですか.....チッまた面倒な。勇者とかじゃないのですよね?違いますよね?ね?」



 白い少女の反応が餌を目の前にお預けされた犬っぽくなった。



 「多分ちがうと思うけど何でそんなこと聞くんだ??勇者とかいるのか?」



 「います...... とてつもなくめんどい《邪魔な》のが......それに貴方が勇者じゃない方が色々と気が楽な《つごうがいい》のですよ。」



 「俺としてもその方が楽だな。そんなめんどうそうなこと嫌いだし」



 それを聞いた途端、白い少女は嬉しそうに何処から取り出したか分からない鋏とペン、尖った道具をいつの間にか持っていた。



 にこにこと笑みを浮かべ黒い少女に近づく。その目は捕食者の目である。

 

 

 (ッ!!)



 黒い少女の顔から血の気が引き、青ざめていく。必死に少女の腕の中から逃げようとする。が、それを白い少女は体をガッチリと腕で固定する。



 白い少女はまんべんの笑みで言う。



 






     














 「何処から来たかは知りませんが、ここで永遠に暮らして下さって良いですよ。ただ、わたしの話し相手おもちゃになってくださいね」



 


 


 

ご閲覧ありがとうございました。

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