朝食の力(前編)
髪を整え、ネグリジェの姿で廊下に出る。
なんか..... こう..... すごいな..
廊下の壁には豪華な縁の額に収まっている絵等、様々なものが飾られている。また、小さなテーブルの上に置かれている何のかは分からないが白く綺麗な花は窓から覗く光と重なり幻想的になっていた。
窓の外を見ながら日本でみないような大きな木が生えてるなと思いつつ下に降りるための階段を見つけ降りていく。
ひろーいな~て大きすぎない!?
階段の先はエントランスになっていた。そのエントランスはかなり大きく日本のマンションの玄関の何十倍も大きなものでドアもそれに比例してるかのように大きめであった。
又、彼女がこのように驚いても仕方がない。アメリカから来る人が日本の道路をとても狭いと思うのと似たようなものなので誰だって驚くのが当然なのである。
少しの間、呆気にとられ口をポカーンと開けたが目的を思い出し白い少女の元へ向かうためまた歩き始める。
階段を降りきった所に壁側に騎士の格好をした石像が数体置かれていてこれ動いたりしないよね?と思う程生きているかのように作るられているためすぐさまその石像の近くを離れた。けして怖いからではない。
よ、よし探し始めるか(震え声)
あの石像には近づかないようにしようと心に刻み、さっそくその階で白い少女が居る場所の探索をするとすぐに見つかりドアを中に入る。
「おはようございます」
『あら、おはようございます。もうあとちょっとで朝御飯が出来るのでそこのイスに座っていてください』と指を出して指示を出す。
(もう終わっちゃったか。次は絶対手伝おう)
「わかりました」と指さされてた方向にあるイスに座る。少しすると朝食が出来たようで料理が運ばれてくる。
.....
普通ならおいしそーとかゆうと思うけれども俺はどうしても美味しそうとは思えなかった寧ろどうやって作ったんだろう。
何故ならその料理、全てが毒々しい色をしていたのだから。
ご閲覧ありがとうございました。
(本日9時28分にもう一話上げます)




