前へ目次 次へ 2/6 メタルキス間話1 メタルキス間話1 (少年がひとり泣いている…涙を流しながらうつむいて泣いている。 誰も近づけない暗闇の中で、悲しみなのか、悔しさなのか、計り知れず、ただただ泣いている。 ふと、一瞬、少年は顔を上げた。 そこに何かがいたことを感じたかのように。 でもやっぱり、そこに何もないことがわかると、また下をうつむきながら泣きはじめた。 まわりには何もない。 まわりには何もない。 まわりには何もない。 何も感じることはできない。)