VSうさぎまる
銀河大戦を起動する。
久しぶりだ。
1週間ぶりの銀河大戦。
とにかく課金で遅れを取り戻すしかない。
戦力を強化、艦隊司令官の補充
ガチャをしまくった。
ひたすらガチャる。
圧倒的、圧倒的な戦力。
SSRキャラ三昧更にそいつらを強化。
戦力を整えていたその時
【緊急警報】
敵襲だ。
【うさぎまる】
またこいつゲーム再開した途端来やがった。
ストーカーかよ。
部隊を配置し防御の態勢に入る。
敵の数はおよそ50,000
舐められたものだ。
今回は小細工はしない。
課金で増えた艦隊150,000
力で押し切る。
正面からの撃ち合いが始まった。
物量でまさる我軍圧倒的有利
【うさぎまる】はすぐに退却した。
あきらめが早いな。
無事に撃退できた。
しかしこれは序章
ここからは僕のターン。
そのまま追撃を開始する。
敵の戦力を徐々に削ったていく。
ここはスキルを使って一気にいくか?
そう思ったときにアラートがなる。
敵の増援部隊。
およそ100,000
これで数の上では互角
勝てるかどうかは艦隊司令官のスキルと僕の戦術
陣形を再編成し迎撃する。
互角
【雷鳴突撃】を発動するも【鉄壁防御】のスキルでほぼ無効化される。
【うさぎまる】がスキル【疾風】を使ってきた。
通常の倍の攻撃速度。
単純に2倍の量のこちらの攻撃回避率もさがる。
問題ない。
スキル【カウンター】
攻撃が倍になっている分【うさぎまる】
のダメージも2倍
スキルはスキルで相殺
お互いのスキルを打ち消し合う。
決定打がないまま時間だけが経過する。
これはお互い無駄な消耗戦。
そう思ったとき【うさぎまる】が撤退した。
むこうもそう判断したか?
とにかく初めての返り討ちとはいかないまでも追い返した。
この調子で戦力を整えれば【うさぎまる】を迎撃するひが来るかもしれない。
課金次第だけど
翌日、久しぶりに饒舌
田尻川がちょっと引くぐらいに
「おっおぉそうか」
「ちょっとちゃんと聞けよ。新しい戦術を考えたんだよ。まずさあ...」
「えっなになに私も聞きたい」
平井さん
ちょっとドキッとする。
「いやこのレムのスキルを活かすためにさ...」
ちょっと早口になってしまう。
それでも平井さんと話ができた。
「そうかそんなに調子がいいんだ...そうか...」田尻川の声のトーンがいつになく低い。
「どうした?」
「いやそれがさ最近結構つえーやつとぶつかってさあ全然勢力が拡大できないんだよ。拡大どころか若干削られてるぐらいでさ」
「えっそうなのか?」
「撃退する打開策が無くてな。どうしたものか」
田尻川は苦戦しているようだな。
今のうちに追いついてやる。
夜を迎えるゲームを開始する。
今日も【うさぎまる】が攻めてきた。
昨日と同じ展開。
無駄な消耗戦に突入する。
しかし今夜は攻撃が止まらない。
消耗戦...きつい。
金が金が削られていく。
課金で強化した戦力がどんどん失われていく。
失われていくお金
どんどん減っていく戦力
全艦隊の半数程度が失われたとき【うさぎまる】は退却した。
まずいこれはまずい。
課金の強化を上回る消耗。
何が対策を考えなければ