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街雨

作者: 人間詩人

外側へ出掛けて見れば

すっかりと濡れている

雨降りのためだろうか


空は

薄暗く

車のウインドには

水滴が張り付いている

ワイパーが盛んに

右へ左へと

面倒くさそうに

動き回っている


おそらく

歩いていれば

濡れ鼠に成りかねない

今の靴は

靴底が滑りやすいのだ

一応撥水性が有るのだが

滑りやすい靴じゃ

おいそれと歩く訳にも

行かず

結局は

自動車に乗り込んで

用事を済ませている


帰って部屋に戻れば

寒い空間だけが

漂ってしまっている

暖房器具を点けるのを

躊躇してから

やはり点けようと

心が言うから

自分の心に従うことにする


どんより雨降り空は

気分まで

滅入らせてしまうのだ

落ち込むところまでは

行かないが

行動する気にもなれず

座っているだけである

カレンダーを見れば

日曜日

関係無いねと

心の中で呟く

そう言えば

運転免許証の更新の

期限が迫っている

面倒くさいと

感じながらも

明日にでも

行こうかと独り言


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