夢の中で3
それは夢の様な時間だった
その夢の中で俺は二枚目の勇者になっていた
そして相棒の戦乙女のヴァルゴ
俺は国王からの依頼を受けて
世界を闇の力で覆おうとしている魔王を倒すべく
光の力を持つ伝説の勇者の仲間を求め世界を旅していた
そして占いの国、巨大な川と仏教の国
大密林の熱帯の国 炎と若者の国
川のはるか上流の桃源郷 世界の頂上
砂漠の国
そこで仲間を見つけた光の神の加護を受けた伝説の勇者たち
今 槍使いと弓使いそして二刀流の剣士の4人なっていた
日々俺たちは魔王軍の差し向けてくる魔獣たちと戦い
ある時は伝説のアイテムを探し求める生活をしていた
魔王軍は本当にしつこかった 当然と言えば当然だが
毎日のように様々な魔獣が送りこまれてくる
それは俺たちは昼間の戦闘のあと
すでに宿泊する宿屋を探す力も無くなっていた
携帯食料はまだまだ沢山あるが
隣の町まで数時間かかる場所に
幌馬車の中で今日も寝ることに決めたころだった
火を起こしお湯を沸かして簡単な携行スープの素になる粉を
をコップに分け入れお湯を注ぎ
飯盒で飯が出来上がるのを待っていた
その頃 いつの間にか転寝をしていたのだろう
その時だ獏に襲われたのは
この襲われたこと自体はっきり覚えていないのが悪い
ダダダダ、ダダダダー銃声が聞こえた。何があったのだ?
とっさに俺はカプセルから飛び出した。カプセルが壊されていたのだ
「警察だ―静かにしろー立て!」10名ほどの武装警察が小型の機関銃?を
構えて俺たちをロックオンして叫んでる
周りの店員は皆撃たれて即死か?他に周りのカプセルに寝ていた客も
皆叩き起こされた
「俺はただの客だ。撃たないでくれ」必死で訴える
「手を頭の後ろにしろ!」警察が言う
俺は警察の指示通り手を頭の後ろにまわした。3つ4つの銃口が俺を狙ってる
他の客も皆手を後ろにまわしておとなしく指示通りに従った
何があったのだろう
それにしても、店員をいきなりみんな皆殺しってありえないだろう
俺の夢の時間を返してくれ
こんな事に巻き込まれるとは来るんじゃなかった
半分泣き顔になっていた
その時武装警察の一人が持っていた機関銃の銃口が俺の頭に触れた
瞬間俺は真後ろにいた左の男を殴り倒し
右にいた男の腕をつかみ捻り前に倒し銃を取り上げ更に左右にいた二人を銃で撃ち倒した
迫って来る警察を前に倒れた警察を盾にして更に二人を撃ち倒した
更に武装警察が襲ってくるところを俺は左右の手から青く白く光る氷の刃を出現させた
魔法だ魔法で氷の刃を出現させている
二人を斬り付け殺害すると氷の刃は氷の矢となって指から発射され二人の警察の心臓を射抜いた
「なんてこった」俺はあわてた
何故こんな事をしてしまったのか
あわてて俺は店を出ようと出口に走ろうとすると店の外から
銃撃音ダダダダダダダダーまた小型の機関銃で店の内に向かって連射されてきた
他にも外に警察が20名ほどいるようだった。
俺は店の内扉を閉めて、奥に逃げる元いた位置に逆戻りだ
銃を2丁拾った
外には更に人もいるこれではダメだ
倒れた武装警察が他に何か持っていないか?
武器を持ってないか必死で調べると手榴弾を持っていた
これだ、俺は手榴弾を幾つか拾い集め一か所に仕掛けた
テーブルを盾にして隠れた
大爆発すると同時に俺は裏口から逃亡した