いつもとは違う なにか…………
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「ミナト………嘘でしょ? 嘘だと言って!
お願いだから…目を………開けて………
ミナトーーー」
〇月×日
私達が出会い、そしてつらく 悲しい物語が始まるのはあの日から始まっていたのかな………
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「レン!一緒にお昼ご飯食べない? はりきってお弁当つくってきたの!」
私はそういいながらレンと一緒に屋上に行った。
「ユウ…あのなぁ………今日は一緒には帰れない……」
……………!? ゴホッゲホッ
タコさんウインナーが喉につまった
「え?なんで?昨日約束したじゃん……一緒にアイスクリーム食べながら帰ろ!って」
「バイトが急に入っちゃって………ゴメンな!」
なんか おかしい いつもとは違う………
なにか 隠してる?
「………そっかぁ じゃあバイト先に差し入れもってくね♡」
なにつくろっかなぁ レモンの蜂蜜漬けとかぁクッキーもいいかも!
心の中でそう考えてた
「差し入れ!? 大丈夫!いらないよ! そんなことして怪我したら大変!」
「え?………アハハ………そっかぁーわかったー バイト頑張ってね……」
私はお弁当を食べ終え すぐに立ち上がり走って屋上を出た………
………やっぱりおかしい いつものレンは
「差し入れ!マジで!? ありがとーユウ!愛してるー♡ 」
って感じなのに………
まさか……………!?
浮気? いや、そんなはずは………
でも心当たりがある……
いちおう確かめなきゃ………
もしあの女だったら 許さない…………