表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
女心がわからない  作者: 伐 飛鳥
彩女編
5/19

勝利の報酬

明けましておめでとうございます!

今年初の加筆修正です。

ボリューム増えました(汗)

今年も頑張って加筆修正…書きます!




「………彩女あやめ………」



アヤメ…それが俺が青髪の子と読んていた女の子の名前だった。

というか、本当に声が小さいから危うく聞き逃す所だった…

俺から名前を聞いておいて、「え!?もう一回言ってもらえます」

という最悪のセリフを言わねばならない所だったよ…出会い方としては最低だね。フ〜あぶない、あぶない…

前に気持ち的には綾波or長門と呼びたい気分と言ったが、イメージ通りというか予想通りというか…

声を聞いたら、ますます綾波or長門だね。イイと思います!



「俺は、枢木くるるぎ瞬生しゅんせいです」


「……………?」


「えっ?どうしたんですか?」


「………それって本名ですか?」


「…えっ?本名ですよ?こんな所でウソ付いても仕方がないので…枢木瞬生、本名ですよ?」


「………てっきりHNだと思って…ゴメンなさい。枢木瞬生…珍しい名前ですね」



どうやらアヤメさんは、俺の名前を聞いてハンドルネームと勘違いをしたらしい。確かにHNポイ名前である。自分で言うのも何だが、この名前はかなり気に入っている。親に感謝せねば…ありがと〜!

ただ非常に残念な事に、いちじるしく名前負けしている感は否めない。なんせいたって普通の人なので…チョット名前がカッコ良くても見た目にまで繁栄される事残念ながらないようです。もちろん魔法が使えた経験もなければ、異世界に行った事もない…世の中こんなもんだよねアニメと一緒にしたらダメみたい。


話しが逸れたけど、正直この会話をしている最中は、ここ最近気になって気になって仕方がなかった青髪の子…アヤメさんと話しが出来た嬉しさのあまり舞い上がっていて注意力が散漫になっていたのだろう。いつもの俺ならスグに違和感に気が付かないはずがない。

本来なら、アヤメさんから俺の名前に関してハンドルネーム?という質問がきた時点で気が付くべきだった…アヤメさんの名乗ったアヤメという名前がハンドルネームという可能性に…

とは言え今さら言っても仕方無い!アヤメさんに、「もしかしてHNですか?本名を教えて下さい!」とは言えないし聞ける訳もなかった。本名の可能性が消えた訳でもないので、とりあえずアヤメという名前が分かっただけでも大収穫である。



「アヤメて名前も十分珍しいとおもいますよ」


「………そうですか?」


「そうですよ!因みにアヤメさんのアヤメは漢字で書くと花の菖蒲あやめですか?」


「違いますよ。アヤメは色彩の彩

(さい)に女て書いて彩女て読みます」


「此れまた珍しいですね。彩女さんに似合ってるイイ名前だと思います!」


瞬生しゅんせいて名前もカッコイイですよ」


「本当ですか!?ありがとうございます!俺の事は、瞬でイイですよ」



何だかイイ感じに会話出来てます!名前も褒められたし!俺が付けた訳じゃないけど…取り敢えずファーストコンタクトとしては上々でしょ!見た目が見た目だから取っ付きにくいかな?とも思っていたけど、そうでもないみたい!嬉しい誤算です。こうなれば、名前を教えてもらったから後は電話番号とメルアドを教えてもらうしかない!俺のテンションは上昇しっぱなしです。



「ところで彩女さんは、何学部なんですか?」


「国文ですよ。瞬さんは何学部ですか?」


「俺は心理です。国文だから彩女さんに講義であわないんですね。前から気になってたんですけど、講義で会わないので気になってたんです」


「瞬さんは、心理て事は一年生なんですよね?」


「はい!あれ…?もしかして彩女さん一年じゃないんですか?」


「私は二年ですよ?」



やっ…ヤっちまった………

入学して、そんなに月日も経ってないのに先輩をナンパする一年て…大学内…しかもコミホで!

とは言えナンパに年上も年下もないか!コミホでナンパしてる時点で些細な問題だよね。

でも、絶対にゴチャゴチャ言ってた女の子達も先輩だって気が付いてないと思う。俺も先輩だとは思いも寄らなかった訳だから。


だって、身長も140㌢位の小柄で服装も可愛いし!いつも1人でコミホにいたから…という理由で勝手にタメだと思いこんでいた訳だけど、普通に考えたら年上とは思わないでしょ!?


逆に何故なぜ彩女さんは、俺が一年だと気が付いたのか?それは至ってシンプルな理由で、心理学部が今年から出来た学部であるからだ。


昨今の世間的な心理ブームに乗り遅れない様に?か如何どうかはわからないが、淑女大学に今年から出来た目玉の新学部である。

なので当然、心理に通う学生は一年生という事になる。下手に先輩がいないのは楽でいいね!



「えっ…!?すいません。勝手にタメだと思い込んでました」


「別にいいですよ。気にしてないですから」


「本当ですか!よかった…そうだ!もし彩女さんが嫌じゃなかったら、メアド交換してもらっていいですか?」


「別にいいですよ」


「本当ですか!?やった!良かった〜ありがとうございます!」



ついにやりました!彩女さんと電話番号とメアド交換できる〜!

嬉し過ぎて顔のニヤニヤが止まりません!ジャンケンに勝ったけど、最終的に負けて良かった…本当に良かった!


自分で聞きに行って正解でした。彩女さんの声が聞けたし!かなり声は小さかったので最初は焦ったけど「終わり良ければ全て良し!」赤外線を使って彩女さんと番号とメアドを交換!


その後、彩女さんは講義があるとの事で席をたった。自分も講義があったのだか、何だか一仕事終えた気分になり講義に出る気が完全に失せていた。


彩女さんとの自分的に最高に楽しい時間を過ごし、とりあえず報告とばかりに3人の元に戻った。




最初からチャント書こうとしてるのですが…上手くいかないみたいです(; ̄ェ ̄)

生温かい目で見守ってやって下さい(涙)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ