気になるあの子は…
プロローグから時間を戻し大学1年から話がスタートします。話しが進むとプロローグに時間が追いつきますので、御了承をお願いします。
設定を書かな過ぎとの指摘を頂きまして、設定を加筆修正いたしました!説明乙て感じたらすいません(大汗)
「瞬あの子か?」
「二郎ちゃんも、見た事あるやろ?マジで可愛いくない!?」
「ナルホドな〜瞬の趣味は変わってるな…俺は…ムリや!」
「ちょ…山さん、それヒドくない!?」
今俺達は、淑女大学にある食堂の併設されたコミニュケーションホール学生達の間では通称コミホと呼ばれているホール内の自販機近くの席に陣取り話しをしていた。
淑女大学…読んで字の如く淑女の集まる大学。普通に考えれは女子大じゃないの?という疑問を誰しも持つと思うが、ここは共学の大学。ただ2年前までは間違いなく女子大だったけど今は俺みたいな男も淑女大学に通ってる。
地元では、S•S•Kと呼ばれており三大お嬢様学校として有名だった。因みにS•S•Kとは、淑女大学•椙谷女学院大学•金城学園大学の頭文字を取って呼ばれている。
昨今の少子化問題により、遂に三大お嬢様学校の1つ淑女大学も学生の確保の為に共学になった。やはり時代の波に打ち勝つの難しいみたい。
ただOB•OGからは批判が相次いだらしい…男が入ると淑女の名を貶める、品位が下がる、愛娘が心配など…etc
反対意見が多数あったようだが、学生がいなければ大学は成り立たない。結局2年前に、お嬢様学校は共学になった。
でも案外、その事実を知ってる人間は以外と少ないようで、実際俺自身が淑女大学て女子大だよね?いつの間に共学になったの?と受験大学を決める時に知ったくらいだし、友人に大学の話しをすると大概
「淑女は女子大だろ?お前いつから女になった?」
「淑女に忍びこんだのか!?あそこ警備が金城並に厳しいから見つかったシャレにならんぞ!」
などと見当違いな事をよく言われたよ。普通に考えて俺が女になれるわけないやろ!女装の趣味は俺にはない!
やっぱり淑女大学が共学になったという事実はあんまり知られてないみたいだった。
淑女大学に入学して一ヶ月程たちゴールデンウィーク空けには、ようやく大学生活にも慣れ始め心に余裕も出て来たのか、その頃から俺は1人の女の子少しが気になり初めていた。
ただ残念な事に、その女の子の名前も知らなければ、先輩なのか?
同じ一年生なのか?
何学部なのか?
何も知らないのが現状だった。
でも、知っている事もある。
最近気が付いたんだけど、俺の気になってる女の子は毎日このコミホに10時頃に来ており、自販機から少し離れた陽射しが程良く入る席で本や雑誌を読んだり、教科書を広げて勉強している事と、毎日の様にコミホに入ってくる人間に好奇の目を向けられているという事だ。
何故好奇の目を向けられているのか?それは、その女の子が淑女大学の名に恥じないお嬢様であり、メチャメチャ可愛いから!
では、残念ながら無い…
俺個人としては十分可愛いと思うんだけど、二郎ちゃんと山さん2人の反応や周りの反応を見る限りそう思っているのはどうやら俺だけ?の様だった。
理由は至ってシンプル、見た目が凄いからなんだけどね。
じゃ〜何が凄いのか?
朝の爽やかな風に靡く綺麗な髪が…青色なのだ。
ここはお嬢様が通う事で有名な淑女大学であり決してコスプレ会場ではない。それに俺はアニメ好きだけどアニメキャラの話しをしてる訳じゃないよ!
でも、そこには間違いなく青い髪の女の子が文庫本を座って読んでいた。気持ち的には綾波or長門と呼びたい気分。
あれは間違いなく一度完全に脱色して白髪にしてから、青に染めているにちがいなかった。明らかに地毛でありカツラでないのは直ぐにわかる。まさかの地毛が青という選択肢がない訳でもないが、多分違うだろう…アニメじゃないんだから…
しかしながら時折り吹き込む風に靡く青?藍?色の髪を抑える姿は十分過ぎるほど可愛いのにな…俺の感性はあまり理解はされないらしい。
またその女の子の服装はというと、レースの付いた白のシャツに、黒のミニスカート因みにプリーツタイプね。足下は高さ10センチ以上あるであろう厚底ブーツで固められていた。
入学したばかりの初目撃時の俺は
「さすが大学生は違うな〜!」
と、かなり勘違いした感想を抱いていた。ここだけ見ると東京に出て来た田舎モン見たいな感じがするけど、俺はそこまで田舎モンじゃないと思うよ多分…駅に快速止まるし、高速だって走ってるし…
話しが逸れたけど、とりあえず衝撃を受けたのは間違いない。だけど今はそんな事も無くなってしまった。
ま、さすがに何回か目撃すれば、「今日もいるな」くらいの感想しか思い浮かばないのだか、今まで一度も友人らしき人物と一緒にいる姿を見た事がなかったと思う。
「仕方ないのか…あの様子じゃ友達いないのかもしれないな。近寄り難い空気も出してるし」
「どうした瞬?」
「ん?何でもないよ二郎ちゃん。急がないとミッフィーの野菜ジュースが売り切れる!」
淑女大学には、コミホ以外にもサロン•シーボと淑女風という食堂の他にもモスなんかも入ってたりする。そして唯一このコミホの売店だけがミッフィーの野菜ジュースを販売していた。
もともと俺は、野菜ジュースは苦手というか大嫌いだった。サラダとしての野菜や料理の具材としての野菜は好きなんだけどね…
野菜ジュースだけはダメだった。
だって………苦いし!
何だかドロッとしてるし!
野菜汁特有の匂いがするし!
とにかくダメだった。
だが!ここで人生の転機が訪れた…ミッフィーの野菜ジュースだけは違ったのだ!
てか、パッケージにミッフィーを起用するなんて卑怯でしょ!?
可愛い過ぎて手が出てしまった!
というのは冗談だけど、パッケージがオレンジ色だったからオレンジジュースだろうと勘違いして買ってしまったのだ。あと100円でお釣りがくるし、ミッフィーだったので…
「オレンジジュースにしては、変わった味だな?」
多分誰しも経験あると思うけど、烏龍茶と思って飲む麺つゆ…ブラックコーヒーと思って飲む醤油…とりあえず思い込んで飲むと何かわからないけど味に違和感ある感じ…麺つゆや醤油ほど酷い違和感はないけど変な感じ…?あれ?とブツブツぼやく俺に二郎ちゃんが
「それ野菜ジュースだぞ?瞬にしては珍しいの飲むなと思ったんだよ」
「早く言ってよ二郎ちゃん!」
「そんなの俺が知るか!」
ヒドイ仕打ちである。確か二郎ちゃんは俺が野菜ジュース苦手だって知ってるハズなのに…
しかし初めて野菜ジュース美味いかも?と思えたのがミッフィーの野菜ジュースだったので、その日以来野菜ジュース克服の為にミッフィーの野菜ジュースを飲む事が日課になった。
あとから知ったんだけどミッフィーの野菜ジュースて、お子ちゃまが飲む物なんだね…俺の味覚は、まだまだお子ちゃまの様です。
その日も、いつも通りミッフィーを買いにコミホの売店に行くと数人の女の子達が青髪の子の話しをしているのを偶然耳にした。
「あの子毎日いるよね?髪の毛青いくせにバカなんじゃないの?」
何とも朝パラから嫌な感じの話しを聞いてしまった。この淑女大学、2年前まで女子大ただった事もあり正直周りは女の子ばっかりです!でも、ハーレムとは真逆で怖いです…女同士の醜い争いをショッチュウまじかで見る事になるので勘弁してもらいたい…
これも嫌がらせ?の一つなんだろ〜な〜と思いながら心の中で、いや!大学生だから大学にいるでしょ!?何言ってんだコイツ?とツッコミを入れていた。
最初ドン引きしてたけど、もう慣れた光景だから何時もなら気にしないんだけど、相手が青髪の子だったから、話しの行方が気になって立ち聞きしていた。
「どうせ私チョ〜可愛い〜!とかって思ってるんじゃないの?」
「違うよ〜絶対私てカッコイイ!て自分の事思ってるて!」
「あの子てビジュアル系バンドの追っかけしてるんじゃないの?前に読んでる雑誌が気になって覗いたから!」
「うわ〜ダッサ〜!追っかけてなに!?マジでないわ〜」
「…………」
「ビジュアル系バンドね…なるほど」
俺はミッフィーを飲みながら売店を後にし、青髪の子を横目に講義に向かった。
どうでしたでしょうか…?
加筆修正の効果は…心配です。
アドバイス等ありましたら是非よろしくお願いしますm(_ _)m




