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思い出の道をゆく

ころり

ころころ

坂道を

下へ、下へと

進んでいくよ


上から海が見えた丘

途中に粘土みたいな赤土が剥き出しになった歩道

少しデコボコになっている舗装路

そこを

音を立てて

転がり落ちる


ころり

ころころ


カーブが近づく


ころり

ころころ


かまわず進む


ころり

ころころ


人にぶつかりそうでも


ころり

ころころ


止まらない


傾いている場所がある限り

丸い形をしているそれは

平らなところに辿り着くまで

動き続けるよ

どこまでも


それはまるで僕の心

浮き沈み

ジェットコースター

ハイとローを行ったり来たり

忙しかった


そんな日々が

いつからか懐かしく

感じるようになった


こころ

ころころ


変わりゆく

ビィードロ玉みたいな

僕の思い出




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