主な登場人物
著者近影
【ジェニファー・ベルムヘルム】
本作の主人公。
元は女子剣道のインターハイで、18歳の誕生日に個人・団体共に三年連続優勝の快挙を達成した直後、信号を無視したダンプカーに跳ねられ事故死した女子高生。
あまりの悔しさから「絶対に生まれ変わって最強の剣士になる」と心で叫んだ瞬間、記憶を持ったままで異世界に転生。
王族の次女にして末っ子に生まれ変わった事で、前世の願い(最強の剣士になる)を叶える為に努力する日々を送る。
前世での記憶と経験を悟らせない為、誰に対しても敬語で話す様にしている。
だが、家族からは『お転婆が過ぎる』『何かと物騒な事を言う』『歳に似合わない言動をする』等、散々な言われようである。
しかし…
【ジョージ・ベルムヘルム】
ジェニファーの父親でベルムート王国の(元)国王。
【ジェーン・ベルムヘルム】
ジェニファーの母親でベルムート王国の(元)王妃。
【ジャック・ベルムヘルム】
ジェニファーの兄にして、(元)次期国王。
8歳上の長兄で、王立学園の三年生(初登場時)。
ジェニファーには及ばないものの、剣も魔法も学年でトップクラスの腕前を持つ。
【ジョセフ・ベルムヘルム】
ジェニファーの6歳上の次兄で王立学園の一年生(初登場時)。
自身を兄の補佐と考えている為、剣と魔法の実力は高くない。
ジェニファーが軽くこなす練習メニューで失神してしまう程。
自身の不甲斐無さを恥じ、少しは真剣に鍛練に励んでいる。
【ジュリア・ベルムヘルム】
ジェニファーの4歳上の姉。
典型的な王女様(元)。
しとやかな性格だが、後述するマルグリッド伯爵にジェニファーの剣技が褒められてると聞くと喜ぶ一面も。
また、一度決めた事は貫き通す頑固さも持ち合わせている。
【シンシア】
ジェニファーより5歳上で、お付きの専属メイド。
仕えた当初はジェニファーの敬語に戸惑っていたが、2年仕えた頃から慣れてきた様子。
【レナード・マルグリッド】
ベルムート王国の貴族で、爵位は伯爵(元)。
ジェニファーに頼まれた国王が、彼女の剣術の指南役に抜擢した。
ジェニファーの実力に、一目置いている。
【レイチェル・マルグリッド】
マルグリッド(元)伯爵の娘であり、剣士を目指している少女。
ジェニファーとは同い歳。
【ラルフ・カーマン】
ベルムート王国の貴族で、爵位は侯爵(元)。
ジェニファーが体術の指南役として国王に紹介を頼んだ。
【ランドルフ・フォン・カーマン】
カーマン(元)侯爵の息子でジェニファーと同い歳の少年。
通称はランディ。
自信家で体術に絶対の自信を持っているが、ジェニファーの身体能力の高さに驚愕する。
【カーチェ・グラント】
グラント(元)侯爵夫人。
ジェニファーの魔法の教育係。
【マニエル・ライザック】
ライザック(元)男爵の息子でジェニファーの協力者。
【ミハエル & ミーナ】
ジェニファーお抱えの隠密兄妹。
多少ヌケてるが腕は立つ模様。
【カルロス & カール】
アンドレア帝国国王の長男と次男。
双子。