第2話 新人狩り ?
俺は我を思い出して、ギルドの中へと足を運んだ。
中に入ると目付きの悪い男がこちらに向かって歩いてきた。
おそらく新人狩りだろう。
新人狩りとは、文字通り新人を狩ることだ。装備を整える為に新人は誰しもある程度の金を持っている。
そこで新人をボコボコにして金を奪うのだ。
醜い文化だ。俺も前世でやられた。そんなこと考えていると無性に腹が立ってきた。
男が目の前に来た。
「おいおい、別に殺りあおうってんじゃ無いんだ。そんなに殺気立つなよ。それにしても坊主、お前相当強いな」
予想だにしない言葉に驚いた
「ああ、すまない。新人狩りかとおもってね」
俺は素直にこう伝えた。
「新人狩り?ぶわっはっは!お前みたいなやつに喧嘩売るもんなんぞいないだろうに!がはは!」
「そうか?」
「ああ、そりゃそうさ。周りを見てみろよ」
俺は言われた通りに周りを見渡した
周りにはガタガタ震える者や漏らしてるものまでいた
「これは?どうしたんだ?」
「がははは!とぼけても無駄だぜ。さっきのお前さんが出した殺気のせいでこうなってるんだぜ」
マジか... 意識してないうちにこんなことになってるなんて...
「ああ、その、なんだ、すまんな」
「いや別にお前が謝る必要なんかないさ。あいつらがそれだけ弱いってだけだ」
そういって男はまた笑った
「お前さんはどんな依頼を受けるんだ?」
「いや、まだ冒険者登録してないんだ」
「がはは!嘘だろ?冗談はほどほどにって... お前まさか本当か?」
「ああ、だから今日は試験をしに来たんだ」
「そ、そうか。よし!だったら試験は免除でいいぞ!!今日からお前は晴れて冒険者だ!!」
「そんなこと勝手に決めれるのか?それこそ冗談だろ?」
「いや、本当だぜ。何を隠そうこの俺、スペイルがこのギルドのギルドマスターだ!」
マジかよ...
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