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第1話 嘆きそして転生 ちょっと走っただけなのに

      ここは剣と魔法の世界[ゴッズ・アクセズ]


        この世界に一人の人間が生を受けた




            名をジンという



        彼は... 弱かった。いや、弱すぎた。







彼は6才にしてあることに気づいた。自分が一切成長していないことに。



彼は剣を振っても剣筋が鋭くなるわけでもなく、呪文を詠唱しても魔法が発動することは無かった




彼は絶望した。








そして神に祈り始めた。







どうか俺を強くしてくれと。








だが現実は非情だった。ジンが強くなるはずが無かった。









祈りはいつしか嘆きに変わった。







他人にどんなに罵られようが、ジンは嘆くことやめなかった。









ジンは村一番の変人だと言われるようになっていた。









ジンが嘆き続けてからもう50年という月日が経っていた。










ジンの家に突如、雷が落ちた。






ジンは悟った。 自分はここで死ぬのだと。







燃え広がる家でジンは最後まで神に嘆いていた。






_________________________




気がつくと真っ白な空間にいた。



ジンが驚き、周りを見渡すとそこには神々しいオーラを纏った天使がいた。


ジンは思わず息を飲んだ。





そしてその天使は...




「あんたマジでなんなのよ?!正気なの?!本当に迷惑!!」





ぶちギレていた。






「は、はぁ。す、すいません」






ジンは天使の鬼気迫る迫力にただ謝ることしかできなかった







「50年間だよ?!あり得ない!!はぁ、もう二度と嘆けない体にしてやるわ。」







ジンは恐怖した。何をされるのかと。恐る恐る聞いた。




「わ、私の体は、ど、どうされるんですか?」





天使は




「んー、あなたにもわかるようにいうなれば冒険者ギルドのSSSランク位ね」




ジンは呆気に取られた。




訳がわからない、そういった様子で困惑していると天使は



「よし!準備完了~!じゃ、さいなら~!」




「ま、まって!もしかして貴女は...」









ジンは眩い光に包まれ、意識を失った。











ジンは目を覚ました。知らない天井だ。




「こ、ここは?」





知っているようで知らない そんなおかしな感覚がジンを襲った。







その直後、ジンは全てを理解した。







ジンは転生してこの家の子供[ジーン]として生まれた。





そして今、転生前の記憶を何らかのきっかけで思い出したのだ。






「本当に生まれ変わったんだ...」






ジン改め、ジーンは信じられない様子で手をグーパーさせた。







そこへ女性が表した。 転生後の母であるマリアだ。


「おはよう、ジーン」




「おはよう、母さん」








記憶を取り戻してから、初めての会話だ。


妙に緊張した。








「母さん、実は明日冒険者ギルドで試験を受けようと思ってるんだ」



そう、冒険者ギルドに入るには試験がある。とはいっても普通、落ちることはない。



前世では、もちろん落ちた。リベンジするのだ。



そしてなによりあの天使が言ってたことが本当かどうか確かめたい




「あら、突然ねぇ。まあいいわよ。怪我だけはしないでね?」




母さんは驚くほどあっさり許可してくれた。






その日はいつもより早くベッドに入った。






________________________






次の日の朝、俺は寝坊した。



「あー、完全にやらかした。」



俺はそう呟き、そのまま家を飛び出した。




前世ならば絶対に間に合わない。だが天使が言ってたことが本当なら、、

いや本当でなくても前世よりは...


微かな希望を胸に駆け出そうとした... その瞬間





地面が抉れた







比喩でもなんでもなく、文字通り地面が抉れた。








「へ...?」





や、やばい



俺は高ぶる気持ちを抑え、今度は力を抜いて駆け出した。







周りの景色が流れて行く






次の瞬間にはギルドの建物の前にいた。








「ほ、本当に、?」



俺は現実を信じきれず、その場で立ちつくしていた。

皆さんどうもこんにちは!

御影 綾と申します!

この物語は主人公がとにかく無双します!はい!笑

爽快感のあるストーリーにできるように頑張りますので皆さんどうも応援よろしくお願いいたします!

ブクマや評価していただけると幸いです♪

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