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海軍陸戦隊の装備~~軽機関銃~~重機関銃~~防弾衣


《1》 九七式七粍七固定機銃きゅうななしきななみりななこていきじゅう


 海軍が採用して、九六式艦上戦闘機・零式艦上戦闘機などの胴体内に固定装備された物で、ベルト給弾式。


 銃身根本の部分に、二脚を装えた軽機関銃に改造された、地上用の物もある。


 フィリピン戦にて、使用された写真があるが。


 これは、他の日本海軍の航空機用の機関銃である可能性があり、また鹵獲したアメリカ製の機関銃の可能性も。



《2》 一式旋回機銃 (MG15のライセンス)


     百式旋回機銃 (MG15のライセンス)


 この二丁の内、どちらなのか分からないですが、海軍陸戦隊は航空機から取り外して、小型の三脚を付けて運用していた見たいです。


 本銃は、陸軍で採用された九八式旋回機銃と違い、トリガーの前にもう一つ目の把握が付いてます。


 写真だと、一式は把握が無く、百式は銃身に丸い部品が付いてます。


 しかし、別の写真だと丸い部品が無く、もう一つの把握が付いた物が小型三脚を備えて地上で活用されている写真も。


 給弾方式は、サドルマガジン式。


 《3》 九九式二〇粍一号機銃二型《きゅうきゅうしきにじゅうみりいちごうきじゅうにがた》



 《4》 九二式重機関銃 (留式重機関銃)



 陸軍のとは形も全く違う別物で、イギリス製で後にライセンス製産された。


 これは重いので、海軍独自で作成した、三脚に載せて使った。



 簡単に言うと、ルイス軽機関銃の事ね。



 何処かの写真には上海で、小さなガスコンロ見たいな四脚台に載せている写真も有った。


 ⭐️ 見間違いかも。



 戦中・戦後か不明だが、インドネシア地域で、連合軍が滷獲した機関銃として、写真が残っている。


 しかし、それは二脚が取り付けられていたためであるが。


 これは、連合軍側が使用した、ルイスガンの再滷獲品と思われる。



 《5》 毘式12ミリ単装機銃。 毘式十二粍単装機銃。



 口径12.7ミリ。



 ■ 一型。



 一型は、ビッカース .5インチ クラスB重機関銃に準じたものである。


 口径12.7✕81ミリSRの弾薬を使用。



 ■ 二型。



 二型は、ビッカース .5インチ、クラスD重機関銃に準じたもの。


 12.7✕120ミリ、SR口径の弾薬を使用。



 =ビッカースを意味する。



 吹雪型駆逐艦と暁型駆逐艦などの一部に搭載された。


 また、八雲=装甲巡洋艦にも、搭載されていた経歴がある。



 陸揚げされて、海軍基地や警備用の塹壕陣地に配備されたかは不明。



 ⭕️ 元の機関銃。 .50"/62ヴィッカース機関銃。



 .50"/62ヴィッカース機関銃、別名Vickers .50'。


 この機関銃だが。


 基本的に、口径.303インチ=7.7ミリのヴィッカース重機関銃だが。


 これを、0.5インチ=12.7ミリに拡大した大口径の機関銃である。


 1933年代から正式採用されて、イギリス軍が対空砲や戦車砲として使用した。


 また、イギリス海軍でも四丁ならべた対空機関銃として使用された。



《6》 十四年式拳銃


《7》 九四式拳銃


《8》 ブローニングM1910拳銃


《9》 百式機関短銃


《10》 十一年式軽機関銃


《11》 九九式軽機関銃、九六式軽機関銃


《12》 九二式重機関銃


 これ等の拳銃と軽機関銃は陸軍と同じ、十一年式は米英豪蘭との戦争の初期・後期に有ったかは不明。

 


 上海戦にはサイドカー、九七式側車付自動二輪車に、十一年式軽機関銃を備えた物が存在しました。



 他にも上海戦では、十一年式軽機関銃を装備した、軽機関銃手は居ました。


 現地に持って行った物は、終戦まで銃器不足から使用したかも知れませんが。


 ブローニングM1910拳銃は海軍陸戦隊だけではなく、陸軍の一部将校も使用してました。



【防弾衣】


 イラスト等では、海軍陸戦隊で装備された緑色の物が有りましたし。



 海軍の戦艦や、巡洋艦の機関砲を担当した兵士に、配られた茶色の物が陸戦隊にも配られたかも。



 次回からは、海軍と散弾銃を語ります。

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