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日本海軍陸戦隊の銃器たち~~小銃・短機関銃・拳銃~~


 海軍特別陸戦隊は、陸軍から銃器を譲って貰えない事が、初期にはあったので独自に銃器を購入したり改造しました。



 戦争中から後半までは陸軍の御下がりや、同等の武器が与えられた。



 以下は海軍のみの銃器です。



《1》 三五年式海軍銃


 旧式化した、三十年式歩兵銃を改造した物。



 三八式歩兵銃、九九式小銃が海軍陸戦隊にも配備されると、一部はモ式小銃と共にタイ王国に輸出された。



 しかし、戦争中の混乱により、終戦まで部隊によっては装備されていたかも。



《2》 モ式小銃


 志那大陸にて滷獲した物、満州国にて生産した物、日本国内にて生産された物等が有る。


 日本にて生産された物は、46式小銃としてタイに輸出された。


 末期の小銃不足から海軍陸戦隊に使用された可能性も有る。



《3》 イ式小銃


 深刻な小銃不足に悩んだ日本海軍が、日本陸軍から譲渡された小銃だが、故障しやすく耐久性も低い為に後方の訓練所に回された。


 しかし、銃器不足から前線に投入された物も存在する。



《4》 べ式自動拳銃。


《5》 ス式自動拳銃。


 スイスのSIG社より輸入された武器である。


 28年に、一万二千丁も購入され、半分は日本の警察に配備された。


 正式名称は、ハーネルMP28短機関銃。


 【実射1:「一〇〇式短機関銃と九六式軽機関銃」の実射】のサイトでは、アメリカ人研究家が日本軍はサブマシンガンを25000丁装備していたとあるが。


 実際には、このサイトの筆者の指摘通り製造・購入した物は【ベ式&ス式6000+百式10000】の16000丁だった。


 これは警察に配られた、6000丁の分を入れて、更に陸軍が蘭印にて、蘭軍から滷獲して憲兵隊に配備したベ式3000丁を計算に入れた為だと個人的には思います。



 ベ式自動拳銃 (MP18)、(MP28)


 ス式自動拳銃 (MP34)


 6000丁は、コレらの混在と思われます。



 常設された上海等の陸戦隊には配備されたようだが、基本的に員数外の武器なので、書類に無くとも実戦では複数の部隊に配備されていたかも。


 タラワ陸戦隊の書類には、記載されてないそうですが、隊長が装備していたとの話も。


 警察の方は東京等の部隊で、写真では陸軍歩兵、海軍特別陸戦隊に劣らない位の装備でした。


 鉄帽ヘルメット、防弾衣、べ式機関短銃を装備。


 たぶん、共産党のテロや陸軍による反乱などに備えての為だと思われます。



 直、日本軍は中国・東南アジア等各地でトンプソンを滷獲しております。


 シンガポールでは600丁も入手したらしいです。


 オランダ植民地軍では、2000丁も装備していましたが、これらを日本軍が滷獲したかは不明。



 その多の、中国戦線のモーゼル短機関銃やフィリピン等でのレイジング短機関銃を滷獲武器に入れたら、かなりの数の短機関銃を日本軍は滷獲していたと思われます。


 また、陸軍では後方の伝令などに短機関銃を装備させていたようです。


 それ以外には、中国大陸で一部の市街地などでは陸軍部隊もベルグマン短機関銃を装備していたり、満州辺りではトンプソンを装備した部隊もあったとか。


 これらは、部隊装備としての購入した物か、滷獲武器かは分からないですね。


 おそらく、後者が大半だと思われますが。



 それから、満州地域の満州・中華どちらかの警察組織かは分かりませんが。


 ベルグマン短機関銃や縦型マガジンの青島型ベルグマンを装備している写真も。


 この縦型である、青島型は滷獲したのか日本兵・海軍陸戦隊員かは分かりません。


 ですが、屋根上で、斜め上に向けている写真も。



 陸軍のベ式機関短銃。


 陸軍では、SIG社のMP18(SIG 1920)&ハーネルMP28、MP34などを輸入してます。


 日本陸軍においては、スイス製のSIG M1920がまず輸入されます。


 その後にドイツ製MP34(S1ー101)を輸入した。


 いずれも、7、63✕25ミリ弾仕様で、日本側で製造された着脱式の着剣装置が付属した。


 これらは、いずれもベルクマン式機関短銃やベ式機関短銃などと呼ばれた。



 海軍陸戦隊では、上海事変などで、SIG 1920などを滷獲したと思われます。


 しかし、主に輸入したのは、MP28&MP34でした。


《6》 陸式拳銃 


 ⬆南部大型拳銃と同じ物だが、把握(ピストルグリップ)の底に溝が無く、陸軍の南部大型拳銃専用のストックがつけられない奴。



 陸軍より先がけて採用されたが、後に海軍にも通常の南部拳銃が支給される。



 南部大型拳銃は甲型、乙型があり、陸式拳銃は乙型です。



 書類上では、各種の南部拳銃とは別に陸式拳銃の名で記載されていた様です。



《7》 モーゼルC96ラージリングモデル


 ⬆ストック付きのイタリア向けに作られた奴、五百丁のみ輸入した。



 後に陸式拳銃が採用されたからか、追加輸入はされていない様である。



 中国戦線・上海戦では多数が陸軍・上海海軍特別陸戦隊に滷獲されたが、それ等が海軍に回されたかは不明です。



《8》 一番形拳銃 


    二番形拳銃


    三番形拳銃


 日本に輸入された、アメリカS&W製のリボルバーで、主に一番形が多い、そして三種類とも口径が違う。


 刻印等も日本使用の物が施されていた。


 三番は、ロシア帝国やトルコにも輸出された。


 細かい事は、他のサイトに書いてあるから自分で調べてね。



《9》 ワルサーモデル4


 主に海軍将校に使用されたドイツ製の拳銃。


 海外の反応では、フィリピンでアメリカ兵がワルサーを撃っている写真があったので、陸戦隊から滷獲した物かも知れない。



《10》 稲垣式拳銃


 日本海軍将校&航空機等乗員に使用されたらしい拳銃で生産数は僅か五百丁のみ。


 口径は32ACP。



《11》 ルビーウルトラプラス


 装弾数二十二発



《12》 ルビーM1916


 装弾数十二発


 スペイン製の安くて装弾数が多い拳銃。



 主に陸軍の安月給と借金を背負った下士官、海軍のパイロットが自衛用に装備した。



【陸軍の士官、下士官は軍服は自費購入で、装備品を買うのに大量の金が要るので、軍関係の会社に金を借りる為に、借金を背負った為。】


【中流家庭出身者、金持ちのボンボン以外の貧乏家庭出身者は、安物拳銃を買っていたと思われる。】



 それと、海軍では大戦後期、不足する航空機のパイロットや、整備員も地上防衛に回される事もあったと聞きました。



 なので、海軍パイロットや整備兵も陸戦隊に居た筈です。



 とある、第一時大戦で大量に作られたスペイン製の拳銃が、第二次大戦後はヤクザが大量に使ったと有りましたから。



 民間業者に輸入された軍人向けの拳銃が、戦後は闇に流れたんですね。



《13》 ブローニングM1922


 トリガーガードには、大1の文字があり、フレーム右側後部には、錨マークがある。


 と、言う事で、海軍のブローニングM1922であると考えられる。


航空機用機銃の陸上転用例 https://togetter.com/li/762317



地上に降りた…

テーマ: 鉄砲


ももクロの「ピリオドの向こう側」



 これ等のサイトを見れば、航空機用の機関銃を地上用に活用した画像が有りますので。

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