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食後に、義妹への食事を済ませる。
「ぷはー。美味美味。」
「うう、義妹よ…ほんとに、人間辞めたんだな。」
「それを言ったら、元から人とは言えなかったですし。リキ兄さんも、今となっては人からかけ離れていますよ。」
うん。夜の事ですね。
アレは流石に異常だよ。
刺されて平気だったことも異常だが、その後の行動も、ちょっと頭おかしいと思う。
「でだ、その…庭から見える光景はなんだ?」
「あっ!?そうでしたね。兄さんは、四日も死んでましたから、今の世界についてはあまりお詳しくないのですよね。」
「あまりどころか全くだよ。そのことも説明よろしく。」
「はい。まず、この出来事は十年以上も前から計画されていたのです。人ならざるものたち、もしくは怪物といった所でしょうか。ちなみに、日本での活動並びに、報告をなさったのは『フォースアイ』と名乗っている方です。」
「フォースアイ?力強い目、的なヤツか?」
「イラストがこちらになります。」
「…OH。」
手渡されたメモ帳。
そこに描かれているのは…
「箱に目が四つ描かれているね?まさか、四つ目って意味?」
「いえ、この方としては、自分には力がある。そして、今まで見てきた。って意味を持ち合わせているとか…」
「詳しいね?」
「それは、お父さん。じ、実際は会った事もないのですが…母に色々と話をしてくださったそうです。元は、このフォースアイ氏に仕えているといいますか、なんといいますか、あちら側の存在だったのです。ですが、計画を知ってから父は、様々なことを考え、行動を起こしていたようです。」
「そして…」
「その途中に殺されました。」
「…すまない。」
「いえ、お気になさらずに。顔も知りませんので、それに、裏切ったのです。ならば、報復されるのは必然だったのでしょうね。」
「かなりドライですね…。」
「まあ、後々公開する内容だけならお咎めはなかっのかもしれませんが、色々とやりすぎちゃったのでしょうね。」
そうあっけからんと言うものの、寂しそうな表情をする零華。
やはり、実の父親が殺されて、すでにこの世にいないというのが堪えるのだろう。
「さて、暗い話は切り上げまして、今起こってるのはまさしくっ!ゾンビパニックッ!リキ兄さんの部屋で見たことあるゲームのパッケージさながらとは行きませんが、なかなかの光景ですよっ♪」
なぜだっ!
なぜそこで嬉しがる!
テンションが上がるんだよ!
キラキラ輝く瞳、その瞳のおくには何かドロリとしたモノを感じた。
「…やっぱ、対象年齢は大事だよな。」
義妹の姿に…
知らずに、己の口から呟きがもれた。




