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黒猫少年との特別授業  作者: 迎 カズ紀
エピローグ
25/25

3/19

「……あった」

567番がしっかりと紙に表示されている。

「……あったよ」

鼻がツンとして今にでも泣いてしまいそうだ。


「純子、あたしもあったよ!うちの中学から受けた子全員合格って、先生言ってた!」

冬美が駆け寄ってきた。後ろから藍川君がゆっくり携帯を見ながら歩いてくる。

「一緒のクラスだといいね」

「うん」

あと数回しか着ることのない中学の制服の袖で顔を拭った。

「……あ、繋がった。もしもし?今平気?」

藍川君が誰かに電話をかけていることに、話に夢中になってしまった私と冬美はなかなか気づかなかった。突然藍川君に携帯を渡されて初めて気がついた。小声で「話してやって」と言われ、とりあえず携帯を耳に当てた。

『合格おめでとう』

今まで聞いたことのないような明るい声。それと対照的に、私は鼻声になってようやく声を絞り出した。

「……ありがとう」


ようやく、一歩進めた気がした。

ご愛読ありがとうございました

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