表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/11

僕と初めての人間関係(3)

{誰かが言いました

「嘘とは何色だろう?」

多くの人が言いました「嘘とは黒だ」と

一人の女の子は言いました

「嘘は、ばれなければ真っ白な絵の具のよう、ばれてしまったら一瞬にして真っ黒な絵の具となって人の心黒く染めてしまうもの」と、

その場にいた人はその言葉にうなずくことしかできませんでした。心が最初真っ白な絵の具なら今の僕は何色だろう}



秋季の事で僕が知ってること、彼は比較的最近の人の本の方が好きだってこと(ライトノベルはだいたい守備範囲らしい)、ふぁみ通文庫が主で有川浩も好きだってことも分かった。秋季は自分の名前が嫌いらしい。だからアキってよんで欲しいと言われた。

「アキ、昼飯。」

昼は二人ですることにした。アキには普通に友達がいる。僕だけとはいかない、だから昼は、ということらしい。

「あ、うん、ちょっとまってーちょ、ゴメン。ハイハイ通るよー」

人をかるくどけ、僕の前の席をこっちに向け向かい合った。

「フフフ、読んだぜ!!!!「フリーター家を買う」ッ!!!お前すげぇな!!!すげぇな!!有川浩!!」

アキの感想を聴くのは楽しい自分が勧めた本を褒める友達を見ることが夢だった。普通の人からすれば異常な夢でも僕には、、、大切なことだった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ