僕は僕の空いたスペースで僕の昔の夢を見る
お題:清い夢 必須要素:骸骨 制限時間:15分
睡眠を二度に分けると肩こりが解消される。
何かの本でそれを読んだときから、僕もそのような生活をしようと決めた。
きっかけはなんでもいいのだ。イニシャルコストよりもその後のランニングコストのほうが大事でしょ?そういうことだ。
これがやってみると、すごく大変かといえば、
そうでもない。
むしろ毎日七時間寝て、会社に行くために起きて、シャワーを浴びて、ご飯を食べて、
みたいな生活よりもはるかに楽だ。
それはきっと僕という人間にはそういうのが合っていた。ということになるのだろうと思う。
睡眠時間の短縮にも成功した。
本睡眠を4時間。
サブ睡眠を2時間。
全工程6時間。
本睡眠は会社から帰ってきたすぐあとに行う。
サブは会社に行く前に行う。
睡眠時間の区画整理。
僕の体内の渋滞解消、ストレス解消、肩こりどころか腰の痛みや、それに付随する歯の痛み、頭痛、解消。
何だいいことだらけじゃないか。
今までの生活があまりにも忙しすぎて時間に追われる生活をしていたのだろうな。僕はそう思わずに居られなかった。ゆとりをもって、時間を追いかけるつもりで、心を落ち着けて。
そのおかげか視界が広がったり、耳が前より聞こえるようになったり、食べ物が美味しく感じるようになったりした。
ストレスってすごい。
何もかも機能をさせなくするんだ。
そう思った。
サブ睡眠って言うのは、いわば昼寝の感覚に近い。
その睡眠時に僕は、夢を見る余裕すら生まれた。
清い夢だ。
前の僕であれば、
「夢?ちゃんと眠れてないじゃん!」
みたいな不満を抱いたろうに。
精神の改変ってすごいと思う。
夢は子供の頃、僕が田舎で野山を駆け回っていた頃の記憶。
僕はその時、人を殺した。
死んだ其の子は僕の夢の中でだんだんと骸骨になっていく。
そんな夢だ。
いいことだと思ったことも、いいことばかりじゃないみたいだ。
それがなんだかわからない時は、迷わずSFにします。文学よりは抵抗が無いので。その他っていうのもねぇ......




