さよなら、いらない
さよならはキミが通りすぎたあとに
思い出してみる
ようやく、
これでも元気になったから
キミの好きな場所
僕はあとから好きになった
キミが気になる場所
さきに知りたいな、と思った
キミの横顔を見るだけで
とても、せいいっぱい
続ける言葉はその先の景色に消されてく
キミに聞こえるのは
もしかしたら、波の音だけ
あたりまえの気持ち
自分だけに収まりがきかないから
早く伝えたい気持ちが
優先するのかな
それとも本当に好きだから
そんな気持ちになるのかな
よく分からないけど
分からないから
好きな人にその答えみたいなものを
求めようとするのかな
さよならは、いらない
いまの僕には
キミの好きな場所
やがて夕暮れがつつみこんでゆく
僕のココロも少しくらい
あたたかさを感じた