私はダイヤモンドだよ
見てしまった。
何か送ろうとするのに何も浮かばない。
ただ、届けたい音だけが静寂の闇に鳴り響いていた。分かっていた。優斗だって強くない。なにが「ダイヤモンドの振りするのやめろ」だよ。テメェだろうがよ。
俺を守るだぁ?守られるほど弱くねぇよ。今までは優斗と離れるのが怖かった。次に失うのは何だろうかと考え続けてしまったから。今は違う。確かに蒼き焔が私の体の中心で燃えている。
焦がさず、静かに。しかし、確かなタービンを回し、世界を動かし始める。稲光が闇を切り裂き、雷鳴が光を放つ。
大丈夫。ダイヤモンドだぞ?折れようが割れようがダイヤモンドはダイヤモンドだ。俺は俺であり、私であり、輝奈子であり、魔沙斗だ。そして、strengthであり、夢幻桜輝奈子だ。
多いな。ちょっと1回考えよう。何で増えた?えっと、魔沙斗だったころ、strength名乗り始めて、これ確かゲームの時リアルネーム以外を考えるのにたまたま辞書で見た英単語を名前にしたなあ。
んで、夢幻桜輝奈子。これ、我ながらかっこよすぎない?夢も現も幻も桜のように儚い美しさ。移ろいゆく綺麗さ。
Strengthは逃げの停滞からのギアだった。今、2速で加速を始めている。ピストンは動き出し、点火もされた。空気を送り込み走り出す。
空気もある。ピストンは花園に何回かぶっ刺さった。もう絆は十分だろうよ。
なぁ優斗、知ってるか?エンジンって爆発してんだぜ?
身近なところで爆発しながら走ってるんだぜ、車ってのは、よう。俺も自分で動く車になってやろうじゃねぇか。
ターボは任せるぜ。派手に吹かしてやろうじゃねぇか。面白くなってきた。
ただ、1作者として思う。これ、あとで見て意味わかるかな?
まぁ、とりあえず、レコーディング行くか。いや、眠いな。マネージャーにスタジオ使えるか聞くか、いや、その前に音作るか。
アイドリングで、なぁ!!!
世界のstrengthになるための無限の可能性。夢幻桜のムゲンはインフィニティのムゲンだ。
と、信じてる。
作者も何の話?と思いながら書いてます。ただきっと未来の私が頑張ってくれるから、頑張れよ、未来の私。




