表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
67/77

【メンシ限定】曲にタイトルを付ける

「にゃー?おぁよ」

私が目を開けると優斗が私を眺めていた。だからいたずらも込めて「にゃん♡」と手を丸めて猫の真似をしてみる。まだちょっと眠たいけど優斗が見ててくれたことがなんとなくうれしくて、これからもずっと一緒にいられたらなんて祈ってしまう。


「おう、起きたか」

「ぅん。今何時?」

「昼の3時。寝てから2時間ぐらいだな」

「お腹空いた。なんかある?」

「昼作ったサラダと目玉焼きなら」

「ありがとう。大好き」

そう言って私は優斗に抱き着く。優斗は「相変わらず急だな」と言いながらも私を抱き締めてくれた。なんだかこんなことをしている日常がとても楽しくて、ずっとこのまま一緒にいられたらいいのにと再び思ってしまう。やっぱり男らしい胸板の感覚も私の腕と違って毛深くて太い腕も大好きだ。男のままだったらきっと実現できなかったけど、今こうして味わえてるのが嬉しい。


どれほどの時が経っただろうか。抱き締められてる感覚だけでは足りなくて、優斗の唇に唇を重ね、舌を入れる。やっぱり温かい。優斗ってかっこいいな。分厚い胸板も、毛深い胸も腕も足も。私の小ささを感じちゃってワクワクムラムラしてしまう。


優斗も同じように感じてくれてるのだろうか。私が舌で侵略してると優斗も仕返しとばかりに私の口を舌で侵略してきた。絡み合う舌の感触と、口の中の温もり、抱き締められてくっついている感触が物凄くムラムラする。


私が寝ていた間、何をしていたのだろう。唇を離して話したい気持ちもあるけど、名残惜しくてもう少しだけ互いに侵略し合おう。そんなことをしてるとイケナイことをしているようで、体が火照って来てしまった。まぁ、いいや。配信したいなぁ。どうしよう。最近何も書けてなかったなぁ。なんて言いながら、寝てから2時間しか経ってないから、当たり前なんだよなぁ。最近(2時間)はおかしいのだよ。


さて、配信を始めよう。そう思うのに、配信とは真逆の脱がし合いを始めようとする自分に驚く。どうしよう。物凄く優斗を感じたくなってしまう。


「ちょっ、おま。今日もするのか?大丈夫だと思うけど、どんだけするんだよ」

「もちろん今日もするよ。どんだけするか知らんけど、多分20ぐらいかな?と思ってる」

「どんだけするんだよ。そんなに出ねぇよ」

「いいの。私が入れるだけだから。ただ、優斗と重なりたいだけだから」

「俺も嬉しいけど、相変わらず強いな。性欲」

「そうだね。でも優斗だからこうなってるんだよ」

そう言いながら、優斗の上の服を脱がしていく。何回やっても慣れていない優斗が初心でかわいい。このハリウッド童貞感が好きなのじゃ。なんて、急に出てきたのじゃロリに戸惑う。


私も服を脱ぎながら、優斗の感触を味わう。ペアルック用の紺色の服をカーディガンを外し、紺色の服も脱いで、今やっとブラジャーまで外せたところだ。優斗は私の胸を見て「いつ見ても見事なもんだな」と何度も見てるはずなのに感嘆してる。私は「そうかな?優斗の厚い胸板も好きだし、男らしい胸毛もかっこいいよ」と返しながら自分のスカートを脱ごうとする。


優斗は「そうか。あ、スカートおろすのは待て。両手で裾持って広げてみてほしい」と要望してくれた。何気に初めてのことかもしれない。なんか嬉しいな。気分がるんるんした私は「いいよ。ほら、存分に見て。かわいいでしょ?」と上目遣いをした後、くるりと回ってみた。私は「これ、着てる方がエロいかもしれない」なんて思ってしまった。


「お、おう。かわいい。ちょっとずつたくし上げてくれない?」

「いいよ。はい。こんな感じでいいのかな?なんだか照れるね」

そう言いながらパンツがギリギリ見えないところまでたくし上げる。自分の下腹部が少し熱くなってきた気がする。多分背徳感と優斗が喜んでくれているという嬉しさとか高揚感とかが湧きだしているのだろう。


「おおう。普段と全然違うエロさがあるな」

「優斗も変態さんなんだ」とからかうと「男は皆変態だ」という何とも淡白なツッコミが返ってきた。


「じゃあ、こういうのも好きなの?」

そう言ってパンツだけ脱いでみた。どうしよう。物凄くムラムラする。中身を知っているはずだから別に隠す意味なんてないんだけど。


「おおう。ヤバい。物凄くエロい」

「そうなんだ。物好きな変態さん」

「どっちがだよ。月に何度もねだって来る変態さん」

「そんなことないでしょ?しなかった日の方が多いし」

「いや、そうか?まぁでも応じてしまっている俺も変態なんだろうな。それもこれも輝奈子が可愛いせいだ。責任取れよ」


「そういう優斗だって男らしくて、かっこいいよ。こことかね」

そういいながら、ズボンの上からエクスカリバーを握る。優斗は相変わらず「止まれなくなっても知らないからな」と心配してくれてる。いつも私の無理に付き合わされてるだけなのに。


この優しさを当たり前と思う事がないようにしようと思った。私も優斗の望みはかなえよう。だって、いつも与えられてばかりだと思うから。私は優斗に何か与えられてるのかな。


私は「いいの。優斗の幸せが私の幸せだから」と微笑んで、優斗のズボンを脱がし、エクスカリバーを露出させる。やっぱりかっこいい。他の人と比べて大きいかどうかはわからない。ただ優斗と繋がって居たくて、自分とは違う体温を感じ合えることに幸せを覚えてしまう。


何やってんだろう。そんなことも思ってしまうけどやっぱり好き。いや、大好きでさえも陳腐に聞こえるほど優斗のことが大好きだ。きっと結婚すると思う。でも、まずは、私自身が頑張って働かないといけない。あ、源泉徴収票。所得税、今年いくら引かれるのだろう。いくら何個分になるだろう。きっとキャビアがたくさん買えるぐらい引かれるのだろう、所得税。


数多の回数、「ああ、また」と言うのだろう。今日はギャグが出やすい日の様で。いつでもだろうが。そんなこと考えてたら下半身丸出しの優斗が「どうした?ギャグでも浮かんだか?それとも」と少し悲しそうな顔をした。別に優斗のエクスカリバーが小さいわけではない。確実にギャグのせいだ。


「あ、えと、違うよ。ギャグ浮かんで、でゅふってなっただけだから。優斗じゃないと満たされないから。優斗だからこうなるんだよ」と返しながら、スカートを脱ぎ捨て、優斗の手を自らの花園へと誘う。


「そうか。あったかいな」

「そうなんだ。あんまり自分では触ってないんだよね。あ、そうだ。覚えてる?初めて一線を越えた日」

「覚えてるぞ。その日はライブを8時間もして、1回で寝たのに今は何回もしてるもんな」

「そうだね。なんか、2週間?3週間ぐらいの間に一気に距離が縮まったよね」

「あの時の寝顔めちゃくちゃ可愛かったぞ。今日の振り返りもお疲れ」


そんな話もしながら、お互いに絡み合う。対面座位が楽とどこかで見たので、やってみようと思う。なんとなく楽な気がする。いつもより深く刺さってる気がするし、顔を見ながらできるのがいい。今度から定期的にやってもらおう。とか言いながら多分今日何回かするだろうから何回かこの体位もするのだろう。


でもやっぱり、寝そべってする方が楽だから、優斗の上に跨って四つん這いで前後してみた。その後何回か対面座位と言うのもやってみた。今日何回したのだろう。結局何回したか覚えてないけど、物凄くお腹が空いたし、部屋の惨状に優斗から「どんだけだよ」というありがたい?いや不名誉な?言葉をもらった。


で、ガチのお掃除に3時間、気付くと時計は8時を指していた。そういえば、飯あるって言ってたなぁ。思い出して優斗に「そういえば、昼のサラダ貰ってもいい?あとなんだっけ?」と問いかけると、「目玉焼きもある。テイクアウトでもする?メックとか」と返ってきた。こんなやり取りも幸せなんだよなぁ。


「うん。一緒に行こ♡」

かわいく上目遣いで言うと優斗に「まだやるのか?」とマジな顔をされた。別にソンナつもりはない。だから、「そうじゃないけど。やるなら帰ってからにしよ♡」と微笑んで、優斗の手を握る。


私、何してるんだろう。そんなことを思ってしまったけど気にしないふりをして優斗と歩き出す。外は、まだ寒いけどそれでも優斗の手の温もりを感じられることが嬉しくて優斗に「あったかいね」と微笑みかけると、「まだ寒かろ」とマジレスが返ってきた。やっぱり優斗のツッコミが好きだ。


「そうだね。あ、そうだ。帰ったらメン限でライブの曲のタイトルを考えて行こうかなって思うんだけど」

「そうか。もうやるのか」

「うん。2週間経っているし、ライブ音源まんまとはいえタイトル考えなきゃだし、あと楽器での編集とかもあるからね」

「そうか」

「優斗も今ドキドキしてくれてるの?私は今結構ドキドキしてて心臓の音がうるさいんだけど」

「心臓うるせぇぞ。沈めてやろうか」

やっぱり優斗の返しは面白い。でも、肝心なことを答えてくれないこともあって胸が痛い。


「で、どうなの?ドキドキしてくれてるの?」と頬を膨らませると「当たり前だろ。ふらっといなくなったりすんなよ」と言いながら私の頬を押してきた。相変わらず可愛くない音がした。


そんなやり取りをしているとメックに着いた。いつも通りのダブルチーズとポテトのセットでドリンクもいつも通りのコークにした。優斗は何にしたんだろう。


また、頑張ってあれしないとなぁ。配信。我ながら凄く頑張ってるなぁ。そういえば猫耳するとか言いながらしてなかったなぁ。あと、犬耳も。今度しよう。さて、タイトル付けて行かないとなぁ。何曲あったっけ。結構あった気がすんだよなぁ。


優斗はこの前と同じメニューにしていた。しかもナゲットまで買ってくれていた。やっぱり気が利いていると思う。


「ありがとう。今日もナゲット買ってくれたんだね」

「おう」

「私は笑顔が一番似合うってことでしょ?」

「そのあとそんなのわかってるとでも言うつもりか」

「うん。だって優斗、いつも私の事褒めてくれるから」

「そうか」


そんな会話をしながら優斗と手を繋いで帰る。やっぱり、幸せだなぁ。お互いに繋がっているのを感じてとても嬉しい。どうしよう。


近くの公園を通った時に抑えきれなくなって、「ねぇ、キスしようよ。思い出のこの場所で」と提案して唇を差し出す。


優斗は戸惑いながらも、唇を重ねてくれた。やっぱり違う体温を感じ合えるのって幸せだなぁ。そんな事を考えながら抱き締め、舌を入れる。


数分経ってると思うころに「あ、ポテト。冷めちゃうよ。忘れとったー」と気付いて唇を離し、「ポテトーー」と叫んでしまった。


「うるさいぞ。どうした?帰るだろ?」 

「うん。そろそろ帰ろうか」

「足止めたの輝奈子だけどな」

「そうだね」


家に着いて、手を洗い、うがいをしてメックを食べる。やっぱり美味しいなー。やっぱり接吻したくなる味だと思う。そんなこと考えると急にムラムラして優斗の頬にキスを落とす。優斗は驚いた表情をしながら「急だな。さすがに今日はもう出ないぞ」と私に自重を促す。そんなこと言って出るんでしょ?と思っていると口が滑ったようで「出るとしても、今日はもうしない。さすがにやりすぎ。一日で30回もしたくはない」と軽く怒られた。


「そうだよね」と私がシュンとすると優斗が「その代わり配信は一緒にできるからな」と配信の準備をしてくれた。コーヒーとかお茶とかパソコンの電源とか。


で、配信のタイトルを付けて、サムネイルを作成する。時間かけてもアレだし、ライブの配信の使いまわしを加工して作る。ささっと作ったので配信開始ボタンを押して今日も始める。


「こん夢幻桜。あなたの世界に音楽で彩るよ。夢幻桜輝奈子です。と」

「こん夢幻桜。俺はやらねぇからな。優斗です」

『こん夢幻桜』

『こん夢幻桜』

『こん夢幻桜』


「今回は初のメン限配信です。タイトル通りライブの即興ソングたちに名前を付けて行こうと思います。と言うことで、アイデア募集します。もしかしたらあなたのコメントが、スーパーチャットがタイトルに採用されるかも。お楽しみに」


「怪しい広告みたいだな」

「確かに」


『怪しい広告は草』

『言葉だけなら怪しい広告なんだよなぁ』

『めっちゃ終わりそうな雰囲気で草』

『往年の伝説企画再来』

『strength名物即興ソングの名付け』

『2019年のレーベルと揉めた話は、な、分かるだろ』


「揉めたってなんで?」と優斗が聞いて来たから説明しようと思う。


「あー、あれね。根回ししたんだけど、前例がないからって言われて、「それなら作ったら―い」したらお偉いさんが頭抱えて仕方なしに認められて名物になった。ちなみに当時の曲は『ああ』と『Ah』と『嗚呼』と『あー』がある」

「違いが判らん」

「平仮名2つの『ああ』と英語の『Ah』と漢字の『嗚呼』と平仮名の『あ』と伸ばし棒の『あー』があるの」

「違いは?」

「リズムと歌詞かな。9割『ああ』で構成されてるけど」

「何その歌意味不明」

「そうだよね。わかる。当時の私に問い合わせたいもん。なんで全部それなんだよって」

「それはみんな思ってると思う」

「だよね」


「ちなみに終わる空気満載とか見たけど、まだ終わらないし、始まったばかりだよ」と私が言うと、コメント欄は『それな』とか『わかってる』とかで溢れていた。


『曲楽しみ』

『それな』


と言うことで曲を流していくことにする。


「今立っているステージも多くの人の努力の結晶だから~♪いつもありがとう~♪強くあることだけが正義じゃない~♪無理を続けて潰れるよりもただ笑って生きられるように考えて生きて行こう。今もこのステージで輝いている~♪煌めく雪の結晶に祈りをのせて~♪大きな力を出せるように~♪雪の道を掛けられるように~いつも心に4WD~い~い~♪」


『4WD』

『心に4WD』


「煌めいて、揺らめいて、燃える陽炎~♪今生きてる世界はどうゆうの?そのimportanceをDo you know~♪今こそ進むもう keep on going now~♪ Believe in ourselves now ~♪」


『さすがの3秒クオリティ』

『四季満開』

『Snowy belief』

『brief belief』

『↑韻だけで草』


曲を止めてコメントを見てみた。


「心に4WDいいよね。四季満開もよさそう。我ながら何の歌?」

『作者本人が何の歌?は草』

『名物作者本人がよくわからない歌』


「輝奈子自身もわからんのかい」

「うん。だってステージ立ってたから歌ってただけだし」

「そうか。で、タイトルどうする?」

「う~ん。どうしようかな。『四季満開』もいいけど四季って感じでもないし、『心に4WD』にしようかな。わけのわからない歌だよね。相変わらず」

「本人がわからないなら誰がわかるんだよ」

『本人がわけわからないなら誰がわかるんだよ』

優斗とコメント欄の反応がピタリと一致していたから抱腹絶倒してたら優斗に「笑いすぎ。どんだけだよ」とツッコミを入れられた。私は「でも優斗ならわかってくれるでしょ?あとキーボードのNAOもわかると思う。長いから」


『本人がわからないのは草』

『それはそう』

『てかNAOならわかるのかよ』

『即興で考えながら作っているのに意味通る方が凄いだろ。何でできるんだよ』

『割とできるかもしれないけど、違うリズム違う歌詞を無限に生み出してるの強すぎ』


『心に4WDってタイトル面白すぎる』

『心に4WDのインパクト強すぎる』

『そのタイトル考えたのがリスナーってのが強すぎる』


そして、2曲目を流し始める。


「今、ここにいる観衆と~今までを彩る慣習と~♪今立っているこの用意周到なステージ~♪イェ~イェイェyeah~♪今日ぶつけたマイク~痛い~でもいいの~私は今も生きている~♪変わり始める世の中も~♪今始まる今年も~♪」


『もう今年は始まってるんだよなぁ』

『¥50000 痛いマイク』

『¥50000 ゴン』


「ゴン♪今始まるよ~新しい季節が~いやさっむ♪~ゴン、当たるマイク、当たり前の日常に奇跡は満ちているから~信じ続けて行こう~Believe in yourself」


『¥50000 当たるマイク当たり前』

『ぶつかりマイク』

『¥50000 イタイマイク』


「カタカナのイタイマイクいいよね?痛いけど今行くって意味と物理的にぶつけて痛いマイクと遺体のように舞い苦労する日々頑張る人への応援歌とか」

『一言のスパチャでなぜここまで浮かぶのか』

『天才で草』

『このタイトルは謎』

『初見で内容がわからない歌ランキング独占できそうで草』

『『魚』のカバーの話はやめろ』

『アレはあかんだろ』

『カラオケガチ勢ワイ、魚のカバーを見て世界の違いを知った』

『アレのカバー元とstrengthバージョン聞き比べた時の衝撃よ』


「え?そんなに違ったっけ?」と私がコメントを拾うと優斗に「むしろ何が一緒だった?音源?それとも言語?」とツッコミを入れられた。

『言語?は草なんよ』

『確かに同じ言語だったな』

『むしろ言語も違うだろ』


唯一口から出た音は「それな」だった。


『Aメロで1オクターブ上がってまた下がって声質変わるの控えめに言ってテロ』

『それな』

『本家のありがたみを知った』

『アレは音域広すぎてヤバい』

『『魚』strengthバージョンの音程変化えぐすぎて草』

『『なー』の1音のロングトーンが細かな音程変化群になった時のえぐさは異常』

「さて、曲を流していこうか。3曲目」

そう言って3曲目を流す。


「今年が始まって4日経った~♪素晴らしい日々になった~♪そう言える日を願った~♪私の祈りが世界に届くなら~♪ただ平和であれと~♪」


『と~♪が高いんよ』

『男性殺しの鬼高音』

『Aメロでこれは鬼』


「さあ、踏み出していく~♪新たな一歩はきっと強くなるから~大きな力をこの手に~♪」

『ここからのサビも鬼なんだよなぁ』

『あれは外国人殺しだろ』

『読み方を試す奴かな』


「生きている世界に~♪生の感触を~♪好きなことを生業にできるこの幸せを噛み締めて~♪私の生命の華を生けていく~♪人の性は悲しいものもあるけれど~性格を活かして生きられるように~能力を活かしていけるように~ただ祈りを~空に放つ~♪」


『生業華』

『人生に華を生けていく』

『華咲く世に生の生きがいを』


「ああ、どれもいいなぁ。特に『生業華』。字面がかっこいいからなぁ。読み方「なりわいはな」とかにしてもいいんだけど「せいぎょうか」と読ませるのもありかも」と私が言うと優斗が「良いと思う。「せいぎょうか」だろ?ちなみに、そんな言葉あるの?」


「たぶんない。でも生業で能力を活かしていくのは華を生けていくのと似ていそうだなって」

「そうか。なんかかっこいいな」

「そうだね」


『「せいぎょうか」かっこいいよな』

『生業華とかいうかっこよすぎる字面』


「じゃあ、これにしようかな。今回3曲しかしてないけどいい感じの時間なので終わるね。おつ夢幻桜」

「早いな。ってもう10時かよ」

「うん。だから、ね」

「おう。おつ夢幻桜」


『おつ夢幻桜』

『おつ夢幻桜』

『おつ夢幻桜』

『おつ夢幻桜』

『おつ夢幻桜』


『いや急すぎて草。おつ夢幻桜』

『3曲の吟味1時間は草』


配信を終えた後、また優斗に「やる?」と聞くと「しない。これ飲めば?」と言ってコーヒーを差し出してきた。コーヒーを飲んで眠くなったから、歯を磨いて優斗の横に寝転ぶ。優斗にくっついているととても気持ちよくて安心する。


お休み、私。優斗かわいいな。また、第2部が続くんだよなぁ。ライブ第2部の即興ソングの配信第2部を作ることになるなんてなぁ。想像はしてたけど、なかなか大変だなぁ。あと7曲を明日考えなきゃいけないのか。木曜日からレコーディングだしなぁ。あと、全部ライブ音源を収録するんだけど、NAOと編集についての打ち合わせも必要だし、特典も作らないとなぁ。でも、楽しみではあるんだよなぁ。


輝きを失った桜は闇に誘われる。今日の私は死んだ。明日生まれる明日の私よ。わかってるだろうな。やれよ、作者。一番のファンの私が待っている。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ