如月の巻(二)
明日は「日本文学課外研究部隊」の隊員・仁科唯音さんのお誕生日ですよ! 共同研究室の常連さんであります額田きみえさん(四回生)のお友達、理学部化学科の人です。文学PR活動を見に行っているのですが、小道具・大道具をほとんど作っているそうでして、どれもクオリティが高い! 万年筆にブーメラン機能搭載、善哉二人前を運んでくれるからくり人形、土壌の質を改善できるかきつばたメカ、などなど。日本文学課外研究部隊の技術担当です! 寸劇の熱の入った演技にも注目してくださいね。
如月十日 恋するロシアンたこ焼き・野郎編
あの乙女な遊びが、帰ってきた! ということで、本日は一回生・浦島八郎くん(水泳部終わり)と、同じく島崎戒くん(演劇部の昼休み中)、早弁をやらかしたひもじい倭文野のメンバーでお送りします。一個だけたこじゃない「○○焼き」があります。「○○焼き」を食べた人には、恋のお話をしてもらいますよー!
浦島くん・島崎くん・倭文野:いっせーので!
島崎くん:は、はふ、小生は、たこであります。
倭文野:僕もよーん。
浦島くん:ブロックベーコンっす。うんにゃ、恋バナしまーす。俺、二回生の津島つきみさんに今度告白します!
島崎くん:初めて聞いたでありますよ。いつ、想いを打ち明けるのでありますか。
浦島くん:来月の登校日、A号棟の空き教室で!
倭文野:津島さんって、おしとやかな子よね。本朝で絶滅しつつある、殿方と歩く時は三歩下がって、な。
浦島くん:それ違いますよー。津島さんは、自分が脚光を浴びるためならガンガン押しまくるタイプっす。学祭の語劇でずきゅーんときた!
島崎くん:あの黒幕役でありますね! 部長がスカウトしたくてたまらないと言っていたでありますよ。
浦島くん:学祭の準備で、おにぎり作ってくださったんだ。食っとけば良かった……好きになることがあの時点でわかっていたら……。
倭文野:あるあるよー。接点が無かった頃に、わりと距離が近くて、チャンスがいっぱいあったっていうか。
浦島くん:俺のだけじゃつまんないんで、ザキさんいこーぜ。Aさんとはその後進展ありましたかねー?
倭文野:Aさんって誰よ!? 教えなさいよ!
島崎くん:黙秘権は無いでありますか……。小生は当たりを食べていないであります。
浦島くん:俺の甘酸っぱい話聞いといて、タダですますわけにはいかないっしょ。倭文野さんは結婚してるし、ネタがあるといや、ザキさんだろ。
島崎くん:……毎月絵チャットするようになったであります。
倭文野:絵が得意な娘なの!? 日文? 日文にいるの?
浦島くん:A子さんだよな? A・K・子さん。あー子さん。
島崎くん:皆まで言わせないであります。彼女は同志でありますよ。
倭文野:同志以上、恋人未満ね……あのじれったい関係でいてもいいんだけれど、先に進みたい気持ちもあるのよ。奥さんと付き合う前、そういう時期があったわ。
島崎くん:小生ごときが踏み荒らしてはならないのでありますよ。そういうのは、女性の気持ちを優先しなければならないのでありまして……。
浦島くん:好きなんだ。
倭文野:ぞっこんなのよね。A子さんに。
ここで、日文の教員であり演劇部顧問の近松初徳先生が入室されました。ナイスです!
近松先生:誰が誰にぞっこんなのかね?
浦島くん:こいつ、こいつですぜ親分!(倭文野、島崎くんの手をあげさせました)
近松先生:そうかい。
浦島くん:え、先生、知っていたんですか?
近松先生:部員のガールフレンドぐらい、把握できていなくてどうするね。
島崎くん:命は差し出しますので、どうか、それだけはご寛恕を、であります……。
近松先生:お似合いだと思うけれどもね。アルティメットカイザーとマキシマムザ
島崎くん:小生を社会的に斬り捨てるな! であります!!
倭文野:きゃー、島崎くんがご乱心よー!
浦島くん:すまんすまん! ザキさん、拳をおさめろ! 十数えろ、そして相手は顧問だ。
近松先生:いや、私は構わぬよ?
倭文野:先生、しれっと小手返し決めてるーん!
浦島くん:ザキさんが目回してる! おい、こんなところでへたってんじゃないだろ、まだ本懐遂げてないだろ!
島崎くん:マ……キシ…………マ……ムザ……ハート……。
※たこ焼きは、男四人で責任を持っておいしくいただきました。
あとがき(めいたもの)
問:与謝野さんコスプレ登校コレクションで最近気になったものはありますか。
答:まさかのメガネ委員長。ながーい黒髪を最大限に活用していたし、クールにみせて業の深い女を見事になりきっていました。まさかの劇場版の服装で来るとはな。敵幹部にして三番目の封印を司る巫女ですよ。ずっと隠し続けてきた力と、王への一途な想いが僕はたまりまへん。
改めまして、八十島そらです。ブロックベーコン型のUSBメモリがあれば、毎日楽しく作業ができるのになと思う今日この頃です。かたまりじゃなくていいです、切れ端にしてください。
美容室で「御垂髪にしてください」って頼む罰ゲーム、流行りませんかね。「おすべらかし」発音はかわいいのですが。




