ROTL シナリオ 10月5日
これは作者が共同創作を行なっている作品のシナリオのメモです。
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ー異形の村の高台
ステージ「・・・」
マスク「ねえ」
ステージ「・・・」
マスク「もうあれから2ヶ月は経つんだよ。そろそろ元気出してよ」
ステージ「・・・」
マスク「みんなも探しに行かなきゃいけないのに、そんな調子じゃあ何もできないよ。今は頑張ってみる時じゃ無いかな?」
ステージ「・・・」
マスク「きっと、『アイツ』も待ってるよ」
ステージ「・・・おう」
マスク「よし!じゃあ街に行こう!少しお出かけすれば気分転換にもなるよ」
ステージ「・・・わかった」
操作確認
ー移動開始
フォストレア
ステージ「本当に大丈夫なのか?」
マスク「ボクの魔法をなんだと思ってるの?ボクの幻覚魔法はスーパーミラクルハイパーウルトラカンペキなんだからね!安心してよ!」
ステージ「何言ってんだおまえ」
マスク「ひ、酷い!・・・他の人から見れば、今ボクたちは普通の人間に見えてるはずだから、ほんとに心配しなくていいよ」
ステージ「そうか」
マスク「さ、冒険の準備をしよ!お金、まだちょっと残ってたよね?装備とかポーション
とか買って、みんなを探す旅しゅっぱーつ!」
ステージ「おー」
ー移動開始
街を探索
買い物もできる
所持金500G
フィールドに出るとイベント
ステージ「ええと、他に異形のやつらがいる場所は・・・」
マスク「確か、シークラードにあー姉とうー姉がいたはずだよ!川沿いに南に行けばつくはずだから、行ってみよう!」
ー移動開始
シークラードへ
ステージ「へー!ここがシークラードかぁ!」
吽「ここは貿易が盛んな街だから、色々な情報が集まってそうだね!」
ステージ「ああ。まずは情報収集からだ」
ー移動開始
シークラード探索
特定の人に話しかけるとストーリーが進む。
「小さな女の子ぉ?それだけじゃわからねえな」
「ピンクっぽいやつと緑っぽいやつ・・・?最近紫の髪のちっこいのがこの辺うろついてるの知ってるが・・・」
「知らないわ。ねえねえ、そんなことよりお兄ちゃん達、ウチの商品買っていかない?」
「見ていないですね・・・何か困りごとでしたら手伝いましょうか?」
マスク「ダメだー!本人どころか手がかりも見つからないよ・・・」
ステージ「もしかして、もうここにはいないのか・・・?」
ステージ「かもね・・・最初っから躓くのかー・・・どうにかして見つけなきゃなのに・・・」
ステージ「・・・!?おい、隠れろ・・・!」
スチル「路地裏に隠れる2人とビラ配りをするフロース」
フロース「この辺りで顔を紙で隠した子供を見ませんでしたか!」
ステージ「なんだあれ・・・アイツもあーちゃんとうーちゃんを探してるのか?」
マスク「それなら目的は一緒じゃん!行こっ!」
ステージ「ちょっと待て・・・もう少し・・・」
マスク「なんで?」
ステージ「なんか、嫌な予感がする・・・」
フロース「その二人を見つけてくださった方には、賞金として4000万ゴールドを差し上げます!」
「「4000万!?!?」」
マスク「う、うそでしょ・・・あの二人、懸賞金をかけられてるの・・・?」
ステージ「い、一体どこからそんな大金が・・・」
スチル「フロース」
フロース「我々は『異形追放軍』!この世から醜く恐ろしい異形共を追放する者!!皆様の安全とこの世の平和のため、是非ご協力願います!!」
終了
マスク「ど、どどど、どうしよう!大変なことになっちゃったよ!」
ステージ「とりあえず、異形追放軍とやらが2人を見つける前にどうにかして俺たちで2人を見つけるしかないな・・・」
マスク「で、でも、街の人たちの捜索と僕たちの捜索じゃ規模も範囲も桁違いだよ・・・」
ステージ「それでもやるんだ。それともマスクはここで諦めるか?」
マスク「あ、諦めないもん!」
ステージ「よし。じゃあ急いで探そう」
ー移動開始
シークラード探索
特定の人に話しかけるとストーリーが進む
「賞金だってよ!アンタらもやっぱり金目当てか~?」
「賞金貰ったらなにしよっかなー!」
「絶対見つけてやる!あ、言っとくけど、おまえらにやる情報なんてねーからな」
「うーん、どっかで見たような気が・・・うーん、どこだっけ?」
「知り合いの冒険者から聞いた話だが、近くのダンジョンでそんなような2人組を見たって話があったな。ま、ダンジョンの中だったらオレは行けねえからさ、代わりに探してきてくれや」
マスク「ダンジョンだって!」
ステージ「ああ。この近くのダンジョンと言えば・・・」
マスク「この街を出て西の方にある『迷いの洞窟』だと思う!行ってみよう!」
ー移動開始
迷いの洞窟へ
洞窟に入ったところ
マスク「ここが『迷いの洞窟』だよ!迷路みたいになってるらしいから、気をつけてね!」
ー移動開始
迷いの洞窟探索
最深部でイベント
マスク「あれ・・・?何か聞こえない?」
ステージ「ん?聞こえないけど・・・」
マスク「うーん、金属が擦れる音・・・かな?キーンって音が聞こえるんだけど・・・!」
スチル「マスクが鎌で攻撃を受け流しているところ」
「「!?」」
ステージ「くそ、敵襲か!?」
フロース「ぎゃーぎゃーうるさいな・・・」
ステージ「誰だ!」
スチル「怒りフロース」
フロース「うるさいんだよさっきからあ!せっかく追い詰めたんだから、最後くらい落ち着いてトドメ刺させろよ!こんな時も急がなきゃいけないんですか僕は!あーそうですよ、どーせ僕は社畜ですよ!!どーせ僕は報われないんだあああ!!!!」
ステージ「・・・は?」
フロース「僕の安眠のために死ね!!!!」
マスク「え、ちょ・・・く、来るよ!」
バトル フロース
1ターン目で瀕死
スチル「倒れる2人、武器を下ろすフロース」
ステージ「ぐはっ・・・!!」
マスク「うぐっ・・・う、うそでしょ・・・僕らより、ずっと・・・つよ、い・・・」
フロース「・・・なんだ、こっちの異形も大したことないのか」
ステージ「うる、せ・・・まだ、戦える・・・!」
フロース「うわ、生命力だけはバカみたいにあるんだね。ま、その分いい殺し方が出来そうで嬉しいけど」
マスク「くそっ・・・!」
スチル「フロースと奥の部屋」
フロース「君たちのお仲間さんにはもう興味ないや。そのうちおまえらも含めて、どこかで野垂れ死ぬでしょ。あ、もしかしたら出血多量で死んじゃってるかも!アハハハハハハハ!!!!」
マスク「そんな・・・!」
スチル「去っていくフロース」
フロース「それじゃあばいばい!醜くて弱い異形の存在!!」
終了
ステージ「お、い・・・待て・・・」
マスク「待って、ステージ!下手に動いたら死んじゃうよ・・・」
ステージ「くそ・・・!!」
マスク「とりあえず、奥にいるはずの二人の手当てもしなきゃ!応急処置だけしたら一旦街に帰ろう!」
ー自動移動
シークラード宿屋へ
ステージ「とりあえず、二人は回収できたけど・・・」
マスク「かなり傷が深いよ。少しでも遅れてたら危なかったかも・・・一応僕ら異形用の強いポーションも飲ませたし、そろそろ目を覚ますはず・・・」
スチル「起き上がる阿吽姉妹」
阿「・・・」
吽「ん・・・って、あれ・・・?ここは?」
マスク「あー!!起きたーーー!!!!」
ステージ「う、うるせ・・・」
終了
マスク「ご、ごめん・・・よかったあ、無事で・・・」
吽「えっと、ここは・・・?それに、なんでステージとマスクくん?」
マスク「大丈夫そうでよかった・・・えっとね、ボクたちは2人を探して洞窟に入ったんだ。そこでフロースっていう紫頭の人間に襲われて・・・どうにか2人も連れてここまで戻ってきたんだ」
吽「た、確かに、気絶する前にそんな感じの人を見たような・・・」
スチル「立ち上がり扉の方へ向かうステージ」
ステージ「そうなのか・・・みんなは休んでてくれ、俺は行く」
吽「え?ちょっと、ステージ・・・どこに行くの?」
スチル「怒りで震えるステージ」
ステージ「俺はアイツを探す。みんなを傷つけたんだ。絶対に許さない」
マスク「む、無茶だって!ボクたち2人でも全く歯が立たなかったんだから、1人じゃ絶対勝てないってわかってるでしょ!?ヘタしたら死んじゃうかもしれないんだよ!」
ステージ「それでもいい。とにかく許せないんだ。行かせてくれ」
マスク「ちょ、ま・・・っ!」
スチル「ステージの手を掴む阿」
阿「・・・!」
ステージ「・・・離してくれ」
スチル「ステージを睨む阿、静かに怒る吽」
阿「・・・」
吽「『ふざけるのもいい加減にしろ』だって」
ステージ「・・・」
吽「『無駄なことして死ぬな。そんなことするくらいだったら、今ここで殺してやる』って。おねえちゃんの言う通りだよ、ステージ。今行っても無駄死にするだよ・・・だから、お願い。行かないで」
終了
ステージ「・・・ごめん。俺が悪かった」
阿「・・・」
吽「『わかってくれたならよかった』って。傷が治るまでは絶対安静にしてね」
ー移動開始
宿屋から出るまで
操作キャラクター:ステージとマスク
ステージ「・・・ああは言われたけどな」
マスク「なに、嘘だったのぉ!?」
ステージ「違う、嘘じゃない。ただあの紫頭のせいであーちゃんとうーちゃんは人間に顔がバレてる。だから万が一、おまえの魔法が切れたーなんてことがあれば、すぐに2人は捕まって、軍に突き出されるだろう。最悪の場合、俺たちも一緒に捕まるかもしれない」
マスク「そ、そっか・・・じゃあ、早いところここを出ないといけないんだ・・・」
ステージ「ああ。だから俺たちで準備して、早いところこの街を出ようと思う。それで、次の街へ向かうんだ」
マスク「わかった!」
ー移動開始
宿屋に戻る
吽「おかえり!」
ステージ「ここを出よう」
吽「え、えっと・・・ず、随分と急だね・・・でも、わかった」
ステージ「ごめん、理由は後で話すから。次はどこへ行けばいい」
マスク「えっと、行くならバリウスディーテかな。ガラスさんがいるはずだよ」
ステージ「よし、じゃあそこに行こう。街を出るまで幻覚魔法頼んだ。マスク」
マスク「任せといて!ボクのスーパーミラクルハイパーウルトラカンペキな幻覚魔法で」
スチル「揺れる部屋」
マスク「ひえっ!?な、なにごと!?」
吽「ス、ステージ!隣の部屋から煙が!」
ステージ「くそっ・・・もう嗅ぎ付けられてたのか」
吽「ど、どうするの?」
ステージ「・・・窓から飛び降りるしかないだろ!」
マスク「ええっ!?」
ステージ「大丈夫、俺がサポートする!」
スチル「飛び降りシーン」
暗転
スチル「着地後」
ステージ「さっきから少ないとは思ってたけど・・・もう街の人の姿がない。避難済みってことか」
終了
マスク「ここからどうすればいいの・・・?」
ステージ「恐らく・・・というか、確実に奴らは俺たちを本気で殺そうとしてる。上から見たとき、街全体が包囲されているみたいだったから、街をぶっ壊す覚悟もあると思う。現にこの宿は壊されたし」
マスク「ええーっ!?なおさらどうすればいいの!?」
ステージ「手段は1つ。強行突破だ。4人で一点を叩いて、そこから逃げる」
吽「・・・ステージがそう言うんだったら、わたしは従うよ」
マスク「うー姉!?」
阿「・・・」
吽「おねえちゃんも賛成だって」
マスク「う、嘘でしょ?正気の沙汰じゃないよ」
ステージ「マスク」
マスク「・・・あー、もう!!できるかわからないけど、できる限りはやってみるよ!失敗したらみんな仲良く一緒に死のうね!」
ステージ「ありがとう。それじゃあ行こう。確か、この通りを進めばすぐに街の外だ」
ー移動開始
・阿が仲間に加わった!
・吽が仲間に加わった!
ステージ「よしここの壁を壊せば・・・!」
スチル「叫ぶ2人」
「「ちょおおおっと待ったーーー!!!!」」
ステージ「!?」
スチル「2人」
女「行かせないっスよー!異形共!!」
男「ここでくたばってもらうぞ」
ステージ「いや誰ー?」
女「なっ!!アタイを知らないとはとんだ馬鹿のようだな!」
ステージ「いや馬鹿はそっちだろ。馬鹿って言った方が馬鹿なんだし」
スチル「2人」表情少し変える
女「はー!?なんだとー!!」
ステージ「(やばい、こいつ、ちょっとおもしろい)」
マスク「く、来るよ・・・!」
バトル 女、男(オープニングの子)
スチル「ステージが2人を斬りつける」
ステージ「ラァッ!!」
男「ぐはっ・・・!」
女「うぐ・・・!」
ステージ「今のうちだ!急げ!!」
マスク「うん!!」
スチル「手を伸ばす男、見下すステージ」
男「・・・ま・・・ま、て」
ステージ「・・・」
男「化物め・・・必ず、俺達の仇は、ボス・・・が・・・」
ステージ「・・・ボス?ああ、異形追放軍ってやつのか」
男「あのお方なら、必ず『復讐』を完遂してくれる・・・お前ら異形など、あのお方の憎悪によって、全員・・・死んでしまえば・・・い・・・・・・」
スチル「気絶する男、踵を返すステージ」
ステージ「・・・知らねえよ」
マップへ
ステージ「・・・」
マスク「どうしたの?」
ステージ「いや、なんでもない」
マスク「そっか。ならいいんだけど・・・」
ステージ「・・・」
吽「バリウスディーテはここから北西にずっと行ったところだよ。少し遠いから、途中他の街にも寄りながら行ってみよう!」
ー移動開始
バリウスディーテ
マスク「ここだね!早速宿屋に行こ・・・」
スチル「掲示板の前に群がる人々」
「異形の出現情報!?た、確か異形って危険なヤツらだろ・・・?」
「シークラードに出たって・・・嘘でしょ?早く逃げなきゃ!」
終了
マスク「え・・・ちょ、ちょっと・・・どういうこと?」
ステージ「どうやら、もう情報はあちこちに出回ってるみたいだな。恐らく、ここに長くいるのも・・・いや、もう世界のどこへ行っても安全な場所はないのかもしれない」
マスク「じゃあどうすればいいの・・・?ボクたちだって怪我してるし・・・」
ステージ「うーちゃん。近くに人間や魔物が近寄れないようなところはない?」
吽「ヴェテル山の山頂辺りに行けば、空気が薄くなってるから、普通の生き物だと近寄れないはずだよ」
ステージ「よし。じゃあそこ周辺を目指そう。しっかりと準備を整えたら山登りだ」
マスク「わ、わかった・・・」
ー移動開始
街を移動して登山口へ
ヴェテル山へ
ステージ「山頂を目指そう」
マスク「あ、あのさ・・・僕だけ影でグイーッと上まで行っちゃったりしてもいい、かな・・・?」
阿「・・・」
吽「ずる」
マスク「わーわーわー、ずるしないから!」
吽「山の上の方に行けば星が綺麗に見れるらしいから、それを目標に頑張ろ!ね?」
マスク「綺麗なものが見れるの!?ボク、頑張る!」
吽「(可愛いなあ)」
ー移動開始
山頂まで半分くらいの地点
マスク「ま、まだつかないの・・・?」
ステージ「山頂まではあと半分くらいなはずだ」
マスク「ガラス姉さんも探さなきゃなんだよ・・・?」
ステージ「あ」
マスク「忘れてたんかい!!」
吽「ま、まぁ星が好きだったはずだし、山の上の方にいるよ・・・多分」
マスク「うぅ・・・」
ステージ「とりあえず安全を確保するのが先決だからな。見つかったらラッキーってことで」
マスク「がんばるよぉ・・・」
ー移動開始
山頂付近
ステージ「よし、もうすぐ山頂だ・・・」
マスク「ぜー、はー・・・よ、ようやく・・・ここまで、たどりつい・・・た・・・」
吽「もう少しだよ!がんば・・・」
「いたぞ!取り押さえろ!」
スチル「異形追放軍訓練兵に捕まる4人」
ステージ「は!?・・・って、おいおまえ、なにすんだよ!離せ・・・!」
「『アルフレッド様』が言っていた異形の連中というのはおまえらだな!?」
ステージ「はぁ?アル・・・なんだって?」
吽「ステージ、それ人間!乱暴しちゃダメ!」
ステージ「わかってるけど、そんなこと言ってる場合か!?」
「フン、異形の者共に心配されるほど我らはヤワくないわ!!全力でかかってこい!」
スチル「背中合わせで武器を取り出す4人」
ステージ「しかたねえ、殺さない程度にぶっ殺すぞ!」
バトル 異形追放軍訓練兵 4人
ステージ「おらッ!」
「「「「「うわああああ!!!!」」」」
ステージ「フン、大したことなかったな」
???「おい、貴様」
スチル「ガラスと剣を首にあてられたステージ」
ステージ「なっ!?」
阿「・・・!」
吽「ステージ!」
???「私の狩場で何をしている」
ステージ「はぁ!?何って、襲われたからぶっ叩いてやっただけだよ!」
???「そうではない。何故ここにいる」
ステージ「それは仲間を探して・・・」
スチル「あーーーーーーーーー!!!!なマスク」
マスク「あーーーーーーーーー!!!!姉さん!!」
ステージ「え?」
???「ん・・・?マスク、か?」
吽「え、マスクくん知り合い?」
マスク「え、うーちゃん知らないの?ガラス姉さんだよ、ガラス姉さん!」
ステージ「はああああああああああ!?!?」
スチル「ガラス」
ガラス「嗚呼、こいつはステージか。すまない、わからなかった」
ステージ「いやわからなかったじゃねーよ!何回拘束されればいいんだよ俺!」
吽「えー!?マスクくん、どうしてわかったの?」
マスク「だって声変わってないし、服もちらちら収容所のが見えてたし、少し寒いなーって思ったから!」
ガラス「かなりこの腕の氷も量は減ったと思うのだが・・・まだ甘かったか」
阿「・・・」
吽「久しぶり、ガラスさん!」
ガラス「嗚呼、久しぶり。阿、吽」
終了
ステージ「・・・で、ここで何してたんだ?」
ガラス「ここは星もよく見えるし、人間も寄り付かない。身を隠すにはもってこいの場所だろう?だから、ここで狩りをしながら暇を潰していたのだ」
ステージ「ほーん。つまり暇なんだな?」
ガラス「暇だが?」
ステージ「今異形の仲間たちを探して回っているんだ。一緒に来てくれ」
ガラス「断る」
ステージ「うんうん、よく言った・・・って、はぁ!?」
ガラス「断ると言っているんだ。仲間を探すだけの旅についていくつもりはない」
ステージ「じゃ、じゃあどうすればいいんだよ」
ガラス「私に危害を加えた人間共に復讐をさせろ」
ステージ「は!?」
ガラス「心のどこかには、貴様らも『復讐したい』という気持ちはあるのだろう?」
ステージ「・・・」
マスク「と、途中で割り込むようで悪いんだけど、どうして復讐を・・・?」
ガラス「私たちはこの圧倒的な力を持っているにも関わらずやられっぱなしでいるのか?私たち異形の存在はずっと人間共に虐げられてきた。まともな教育さえ受けられず、親も殺され、日々辛い生活をしていた。この傷だって、この腕だって・・・」
スチル「ガラス」
ガラス「全て人間のせいでこうなってしまった。だから、私は人間が許せない。奴らを殺さないと気が済まない」
マスク「・・・」
スチル「ステージとガラス」
ステージ「・・・言いたいことはよくわかった。気持ちも理解した。でも、人間を殺すのだけは賛同できないな」
ガラス「ステージ・・・」
ステージ「確かに、俺も負けっぱなしは嫌だ。今まで何十人もの仲間が殺された恨みもある。だが、奴らを殺してしまったら、俺たちは奴らと同じだ。最低で、最悪な奴らと同じ。だから、絶対殺しちゃダメだ」
ガラス「・・・」
スチル「ステージ」
ステージ「誰も殺さずに俺らは人間に復讐する。俺ら異形なりの復讐をしてやろうじゃねえの」
スチル「ガラス」
ガラス「・・・フン、勝手にしろ。もし貴様が人間を一人でも殺したら、私は貴様ごと人間を殺してやる。それでいいな?」
ステージ「逆にそれだけでいいのかって聞きたいくらいだ。・・・よろしくな、ガラス」
マップ画面に戻る
ステージ「よし。とりあえず合流もできたし山を降りて次の仲間を探しに行こう」
マスク「ここから距離的に近いのは・・・ヴィルエスタにお花さんがいたはずだよ」
ステージ「ヴィルエスタ、か・・・」
吽「・・・数ヶ月前、私たちが脱走してきた収容所も、その近くに・・・」
ステージ「考えてる暇はない。さっきの兵士が言ってたアルなんちゃらにも気をつけながら行こう」
ー移動開始
・ガラスが仲間に加わった!
・バトル時の編成についての解説
バリウスディーテ直前
???「通行許可証はお持ちでしょうか?」
ステージ「通行許可証?入る時はそんなもの必要なかったが・・・」
???「通行許可証はお持ちでしょうか?」
ステージ「あー、持ってないです」
???「それはいけませんねえ。この山は魔物が生息しているので、入る時も出る時も必ず通行許可証が必要なのですが」
ステージ「入る時、普通に開いてたから入ったんですけど」
???「いけませんねえ。そんな躾のなってない異形共には、しっかりと教えてあげる必要がありますかね?」
スチル「変装を解くアルフレッド」
マスク「え、ななな、なんでボクの魔法が!?」
???「ちょうど連絡がありまして。『街に異形共が降りていった』とね。僕の部下がお世話になりました。処分してくれてよかったのに」
ステージ「・・・は?」
スチル「アルフレッド」
アルフレッド「あ、自己紹介がまだでしたね。僕はアルフレッド。一応異形追放軍幹部をやらせていただいてます。以後お見知り置きを」
ステージ「・・・お前の名前なんて覚えたくねえよ、下衆が。仲間をなんだと思っていやがる・・・!」
スチル「俯くアルフレッド」
アルフレッド「散々人間を殺した連中が、今更何を言っているんだ」
スチル「嘲笑アルフレッド」
アルフレッド「お前ら異形は前の戦争で数えきれないほどの人間を殺した!一瞬のうちに、何万もの命を奪っていった!それなのに、今更何を言っている?ふざけるのも大概にしたほうがいいんじゃないのぉ?」
ステージ「・・・違う、殺してない」
アルフレッド「僕がそれを信じるとでも?」
ステージ「俺たちは誰も殺してない!!」
スチル「歩み寄るガラス」
ガラス「話はもういい。さっさと戦わせろ」
アルフレッド「ふふふ、血の気の多いお姉さんですねえ。いいでしょう。せめて僕を満足させる程度には頑張ってくださいね・・・!」
バトル アルフレッド
スチル「アルフレッドが倒れ込み、ステージとガラスが剣をしまう」
アルフレッド「な・・・そんな、嘘・・・だ・・・僕が、負ける・・・なんて」
ステージ「仲間をゴミのようにしか思えないやつに、俺らが負けるわけないだろ」
アルフレッド「嘘だ・・・嘘だ嘘だ嘘だ!僕は先輩に力をもらったんだ・・・!異形共に勝てる力を・・・!」
ステージ「どうせ、裏切られてたんだろ。元からその先輩とやらに大した力は貰ってなかったんじゃねえの」
アルフレッド「・・・はは・・・そうか。これが・・・これが人間の、限界なんだ・・・先輩が、先輩が僕を裏切るわけない・・・やっぱり異形は危険で、恐ろしくて・・・」
スチル「ガラス、ステージ」
ステージ「・・・ガラス」
ガラス「殺したいほど憎んでいたのにな。今は不思議と『可哀想』としか思わない」
バトル「唖然とするアルフレッド」
アルフレッド「・・・」
スチル「踵を返す2人」
ガラス「怪我は大したものではない。1ヶ月もあれば完治するさ。・・・行こう」
暗転
アルフレッド「なんてね」
マスク「危ない!!」
スチル「ガラスを庇ってマスクが大怪我を負う」
ガラス「マスク!!」
吽「マスクくん!!」
アルフレッド「ハハッ!!これだから嘘はやめられないんだ・・・!」
ステージ「てめえ・・・!!」
スチル「ステージがアルフレッドに斬りかかる」
アルフレッド「無駄だよ!僕はあの時本来の力の半分も使わなかった!フロースにさえ勝てなかったおまえらが僕に敵うわけがない!敵う、わけ・・・が・・・・・・」
スチル「倒れるアルフレッド」
吽「・・・気絶してるだけみたい。多分、最後の言葉は嘘・・・っぽいね」
阿「・・・」
スチル「慌てるガラス」
ガラス「マスク・・・マスクは大丈夫なのか!?」
吽「それが・・・」
スチル「傷を負ったマスク」
ステージ「回復魔法が効いてない。多分あのナイフ、特別な呪いがかけられてるな・・・」
阿「・・・」
スチル「唇を噛み締めるガラス」
ガラス「私が・・・私が油断してたから・・・」
吽「自分を責めないで!あれは私も気付かなかったし・・・とりあえず、人が集まって来る前に移動しよう・・・?」
ガラス「・・・嗚呼。マスクは私が背負っていく」
ステージ「わかった。行こう」
終了
ー移動開始
マスクを操作可能キャラから外す
フィールドに出る
ステージ「次はヴィルエスタだったよな」
吽「うん。北の海にある城塞都市だよ。入り口が封鎖されてるかもしれないけど、行くだけ行ってみよう」
ー移動開始
ヴィルエスタ
ステージ「着いたな。結構普通に入れたし・・・」
吽「関所っぽいところがあったのに誰もいなかったね・・・もしかしたら罠かもしれない。早くお花さんを探そう!」
ステージ「ああ。・・・って、まだガラスは落ち込んでるのか?」
ガラス「……るさい」
スチル「花登場」
???「そこのお姉さん!!」
ガラス「・・・は?」
スチル「ガラスの手をとり花を渡す花」
???「そんな落ち込んでる顔は貴女には似合いません・・・ほら、この花を差し上げますので、どうか僕に笑顔を見せて・・・?」
スチル「それを蹴り飛ばすステージ」
ステージ「いやなんだよお前は!ガラスに触んな!!」
???「ぐふぅっ!!」
ガラス「お、おい。そいつは・・・」
スチル「脇腹を抑えながら立ち上がる花」
???「全くぅ、酷いじゃないか!久しぶりに会ったのに!」
吽「あ、あれ?もしかして・・・お花さん?」
スチル「花」
花「いかにも!!!!僕は花の頭の異形さん、さ!!」
ステージ「いちいち気持ち悪いのどうにかならねーの?」
花「気持ち悪いとはなんだねステージく〜ん」
ステージ「もうお前喋るな」
花「酷い!」
終了
ステージ「で、何しに来たんだよ」
花「ふっふっふー、よくぞ聞いてくれた!実はね・・・」
ステージ「実は・・・?」
花「落ち込んでる女の子の気配がしたから駆けつけたのさって痛い痛い痛い花摘もうとしないで」
ステージ「・・・次は燃やす」
花「地味に痛いからやめて!!・・・で、少年はどうしたんだい?随分と酷い怪我だけど」
吽「あのね、異形追放軍って組織の幹部にやられたの。魔法で治そうとしたんだけど、傷口に呪いがかかってて治らないんだ・・・」
花「なるほどねえ。呪いを解く方法なんて僕も知らないんだけど・・・僕が泊まってる宿に最高品質のポーションがあるよ」
吽「本当に!?お願い!それ、ちょうだい!」
阿「・・・!」
ガラス「わ、私からも頼む!」
ステージ「ってことでホラ、さっさと案内しろ変態」
花「代金全額てめえに要求するぞ」
ステージ「こっわ」
花「・・・はぁ、それじゃあ行くよ」
ー移動開始
・花が仲間に加わった!
宿屋まで
花「あった、これこれ。これを飲めばどんな傷もすぐに・・・」
マスク「ん、んぅ・・・」
ガラス「マスク!」
マスク「・・・あ、あれ?ここは・・・?」
ガラス「よかった、大丈夫なんだな・・・?」
マスク「ね、姉さん!ボクは大丈夫だよ!」
ステージ「よし、これで普通に行動できるな。花も見つけたし、次はどこに・・・」
スチル「静止する花」
花「ちょーっと待った」
ステージ「・・・なんだよ」
花「わかってるとは思うけど、君たちはまんまと『アイツ』の罠にはまった」
吽「やっぱり・・・ここは首都で一番栄えている場所なのに、人一人いないなんておかしいもん」
花「民間人は数時間前に避難指示が出されて、全員この都市のど真ん中にあるヴィルエスタ城の地下に避難してるよ。今城の外に居るのは僕たちだけ」
ステージ「・・・また異形追放軍か?」
スチル「ラズワルドシルエット」
花「そう。ちなみにここの管轄は青髪の、ラズワルドって奴。そいつがまた頭の回るやつでね・・・おっと、これ以上話していると門が塞がれてしまうかもしれない。早くここを出よう」
ステージ「ああ」
ー移動開始
ヴィルエスタの門直前
???「あれ、随分と早かったな。オレの計算だともう少しぐだぐだ喋ってから来ると思ったんだけど」
スチル「ラズワルド」
ラズワルド「まぁ、無駄な時間が減っていいさ」
花「・・・奴がラズワルドだ。絶対話に耳を傾けるな」
ラズワルド「酷いなあ、お花くん。収容所にいた時はもう少し大人しくて馬鹿だったはずだけど」
花「黙れ。僕は外に出て変わったんだ」
ラズワルド「それは『スピーカー頭』に何か吹き込まれたのか?」
スチル「呆然とするステージ、ニヤニヤと笑うラズワルド」
ステージ「お前、アイツのこと・・・知ってる、のか?」
ラズワルド「嗚呼、もちろん知ってる」
ステージ「アイツ・・・センパイは、あの後・・・どうなったんだ?」
スチル「スピーカー」(オープニングのやつ)
ステージ「2ヶ月前、俺たちが収容所を抜け出したあの日、俺たちを庇って、人間と戦ったセンパイは・・・どう、なった・・・?」
ラズワルド「それはねえ・・・」
スチル「ゲス顔ラズワルド」
ラズワルド「オレが『殺した』」
スチル「剣を抜くステージ」
スチル「突っ込もうとして花に抑えられるステージ」
ステージ「・・・・・・てめえええええええええええ!!!!」
花「ステージ、落ち着け!奴の言葉に惑わされるな!」
ラズワルド「そんなに怒ることかな?・・・アハ、まぁそうだよな!何もできない、何の力もない自分たちだけがのうのうと生き延びて、感情、知識、思い出、他にも色々なものを与えてくれた恩人は憎くて仕方ない人間に殺されたんだからな!!はははっ!!」
スチル「ラズワルドに剣を向けるステージ」
ステージ「殺す・・・殺してやる!!絶対にお前だけは、俺の手で殺す!!!!」
吽「ステージ!駄目だよ殺すのだけは!絶対に駄目!!」
マスク「殺しちゃったら復讐の輪を広げることになっちゃうよ!それでいいの!?」
ラズワルド「ニヤニヤラズワルド」
ラズワルド「へえ。お前ら、復讐しようとしてるのか。本来持っている力を出せばすぐに国1つ程度壊せるくせに、なぜそれをしない?」
吽「それは・・・犠牲を出したくないからで・・・」
ラズワルド「もう犠牲なら沢山出ているだろ?人間が異形の存在を本格的に憎むようになったあの日」
スチル「異形による人間大量虐殺の絵」
ラズワルド「あの日だけで、万を超える数の人間が死んでいる。それなのに『犠牲を出したくないから』?もう手遅れさ!!お前らのその気持ちは全て偽物の優しさが生み出したものに過ぎない。結局異形の存在というのは初めから人間を滅ぼすために作られているんだ!人間のなり損ない、バケモノが!!」
スチル「武器を取り出す3人」
阿「・・・!」
吽「おまえ・・・!」
マスク「・・・もう、許せないよね」
ガラス「おい、3人とも落ち着け!」
スチル「ニヤニヤラズワルド」
ラズワルド「ホラ、憎いだろう?殺したいだろう?殺せば復讐への第一歩を踏み出せる。殺せば満足する。君たちにはちゃんとオレを殺す能力がある。さあ、オレを殺せよ。満足するまで、ズタズタにしてみろよ!!」
ステージ「お前は・・・絶対に許さない」
スチル「ステージ、幕を開けた姿」
バトル ラズワルド
スチル「ラズワルドを斬るステージ」
スチル「傷を押さえて蹲って笑うラズワルドとそれに剣を向けるステージ」
ラズワルド「・・・ハハッ、それでいい・・・さあ、オレを殺せ」
ステージ「・・・」
スチル「手刀でステージを気絶させる花」
花「悪いね」
ステージ「っぐ・・・!?」
スチル「見下す花」
花「ラズワルド。お前は殺さない。散々侮辱した異形の存在に敗れた屈辱を一生忘れずに過ごせ」
ラズワルド「・・・本当にそれが君たちにとっての最適かねえ?」
花「嗚呼、最適だとも。・・・失せろ、クズが」
暗転
フィールド
ステージ「・・・ん」
花「あ、起きたぁ?」
ステージ「・・・アイツは!?もしかして、お前が先に殺したんじゃ・・・」
花「大丈夫、殺してないよ。というか君〜、そういう顔をしていたんだね〜?」
ステージ「・・・あ」
花「めちゃくちゃかっこいいじゃないか。ずっとそのままでいいんじゃないのかい?」
ステージ「幕を閉じないとステージの中身を変えられないんだよ!だから閉じてんの!黙っとけ!!」
花「ひっどいなあ」
吽「ステージ、起きたんだね!」
マスク「よーし、そしたら次は楼来遊に行こう!モニター兄さんがいるはずだからね!」
ステージ「げ・・・アイツかよ」
花「まぁ嫌ってやらないであげてよ。さあ、行こうか」
ー移動開始
楼来遊へ
ガラス「ここが楼来遊だな」
マスク「く、臭い・・・」
花「植物がひとつも生えていないじゃないか!僕死んじゃうよ!!」
吽「モニターさん、本当にこんなところにいるのかな・・・?」
ステージ「めんどくせえ・・・」
阿「・・・」
ガラス「つべこべ言わず探すぞ」
ー移動開始
特定の家に入るとイベント
ガラス「邪魔するぞ」
???「ちょ、いきなりなんだよお前ら・・・ってあーーーー!!!!」
ステージ「ゲ・・・この声は」
スチル「モニター」
モニター「めちゃくちゃ久しぶりだなお前ら!!元気にしてたか!」
ステージ「クソ野郎・・・」
モニター「あー?誰がクソ野郎だクソ野郎」
ステージ「俺はクソ野郎じゃねえお前がクソ野郎だっつーの!!」
スチル「モニターと花」
花「ハイハイ落ち着こうね〜。で、モニターは元気?」
モニター「あったりまえよ!もさもさも元気そうだな!よしっ!!」
花「もさもさ・・・」
終了
ガラス「単刀直入に言う。モニター、ついてこい」
モニター「了解です、姐さん!!」
吽「え!?そんなあっさり・・・いいの?」
モニター「かわいこちゃんはわかってないなぁ。姐さんの頼みだ、俺様絶対聞く」
マスク「ああ、そういえばモニターは姉さんに体術とか教わったんだっけ」
モニター「そうそう!師匠の頼みとか聞かなきゃ罪でしょ!何するかは知らないけどついていくぜ!」
ステージ「えー・・・」
花「ステージ、一旦黙ろうね」
モニター「っしゃ、行くぜ!」
ガラス「最後は・・・」
ステージ「ヴィルエスタ収容所」
マスク「・・・きっと、まだスピーカーは殺されてないからね!行こう!!」
ステージ「ああ。絶対生きてる、から・・・助けるんだ」
ー移動開始
楼来遊出口
スチル「数えるアメリア」
???「異形がいーち、にー、さーん、しー、ごー、ろく・・・」
ステージ「今度は誰だ」
スチル「アメリア」
アメリア「はい、報告通り6体と1体。ちゃんといますね。私はアメリア。わかると思いますが、異形追放軍幹部です」
ステージ「・・・さっさと終わらせるぞ」
アメリア「まぁまぁ、そんなに急がなくても私は逃げませんよ。それに、貴方が心配しているスピーカーさんも無事です」
ステージ「ほ、本当か!?」
アメリア「ええ。ただし、彼・・・ラズワルド様は嘘を吐いたわけではありません。それだけは覚悟しておいた方がいいですよ。きっと、会えば貴方がたは必ず後悔します」
ステージ「・・・」
モニター「後悔するかどうかは俺様たちが自分で決めるぜ。お前が決めることじゃねえよ!」
ステージ「モニター・・・」
アメリア「この先に進みますか・・・でしたら、私は全力で止めさせていただきます」
バトル アメリア
スチル「倒れるアメリア、それを囲んで立つ7人」
アメリア「・・・とても疲れた気がします。久しぶりにこんなに自分の技を見せられたからでしょうか」
吽「無理して喋らない方がいいよ。致命傷っていうほどの傷はないけど、傷は沢山あるから」
アメリア「私は・・・なにをしていたのでしょうか」
吽「え?」
アメリア「貴方がたの技はどれも美しかった。とても悪には見えません。私は、何と戦おうとしていたのでしょうか」
吽「・・・」
アメリア「今もとどめを刺せばいいのに貴方は私を殺さない。私はボスの命令だったとしても、貴方がたを殺そうとしたのに」
ステージ「・・・俺たちは人間を殺したいと思ってここに立ってるんじゃない。関係ない奴らをできるだけ傷つけずに、お前らのボスだけをぶん殴りに行って、考えを改めさせようとしているだけだ。だから、命令されて動いているだけのお前は殺さない。少し傷つけたが・・・まぁそれは正当防衛ってことにしてくれ」
終了
アメリア「・・・私は異形の存在が嫌いってわけじゃなかったんです」
ステージ「・・・?」
アメリア「私は先の戦争に兵士の1人として参加していました。そこで目と足を失ったんです。もうこれ以上戦場では戦えない。そう思い、私は絶望しました。そしたら『彼』が来て・・・『この怪我は全て異形の存在のせいだ』と言われて・・・」
ガラス「す、少し待て。先の戦争というのは『異形の存在による大量虐殺事件』があった戦争だな?」
アメリア「はい。そうです」
ガラス「戦場に出て戦った異形とは私も面識があったのだが、確かアイツが戦場に出たのはその事件の時だけだ。アメリアはそれに巻き込まれた、のか?」
アメリア「いいえ、違います。よく考えればあの場に異形の存在なんていなかった。それに・・・私は見たんです」
ガラス「・・・?」
アメリア「あの異形は誰も殺してません。大量虐殺は異形の存在によって起こされたものではない」
マスク「・・・ちょ、ちょっと待って!?どういうこと?」
アメリア「異形は濡れ衣を着せられただけなのです。私はあの場で何故か生き残ったので言えますが・・・異形の存在が現れた後、一度兵士たちは拠点まで帰ってきたんです。そして次の朝・・・全員が殺されていた」
ステージ「それが本当のことなのか?」
アメリア「ええ・・・今ようやく思い出しました。まだハッキリとしないところもありますが・・・恐らく、本当の犯人は・・・」
スチル「羽が飛んできてアメリアを貫く」
スチル「倒れ込むアメリア」
アメリア「ぐっ・・・」
阿「・・・!」
吽「アメリアさん!!」
花「クソ、ここじゃ僕の能力も使えない・・・!」
モニター「お、おいどうするんだよ!」
スチル「広がり続ける傷」
吽「だめ、回復魔法がまた効かない!しかも傷が広がり続けてる!」
ガラス「とりあえず傷口は凍らせて止血する!早くポーションを!」
マスク「と、とりあえずこれを!」
ステージ「青い羽・・・誰が飛ばしてきやがった、くそっ・・・!!」
スチル「懇願するアメリア」
アメリア「私のこと、はいい・・・です、から・・・早く、スピーカーさんの・・・ところ、に・・・ヴィルエスタ収容所に・・・」
吽「でも・・・!」
スチル「立ち上がるステージ」
ステージ「・・・絶対死ぬなよ。お前だけが真実を知ってる」
アメリア「はい・・・絶対」
終了
フィールドへ
ステージ「・・・急ごう。ヴィルエスタ収容所は南東に行けばつく」
ー移動開始
ヴィルエスタ収容所へ
ステージ「・・・ここに来るのも久しぶりだな。もう来ないかと思ってたのに」
マスク「あの時燃えたままになってる・・・もうここは廃棄された、のかな」
ステージ「でも、ここにセンパイはいる。アメリアはそう言ったんだ。・・・行けるか?」
マスク「もちろん。早くスピーカーを取り戻そう!」
吽「そうだね!」
阿「・・・!」
ガラス「当然だ」
花「頑張ろうね」
モニター「お前こそ行けるか?」
ステージ「・・・ったりまえだ!!行くぞ!!」
ー移動開始
ヴィルエスタ収容所内部、スピーカーの部屋まで
スチル「スピーカー」
阿「・・・!!」
吽「おにいちゃん!!」
スチル「ステージがスピーカーを抱きしめる」
ステージ「セン、パイ・・・センパイ・・・センパイ!!」
スピーカー「・・・ステージ?」
ステージ「センパイ、よかった、よかった・・・!!生きててよかった!あの時1人にしてごめんなさい・・・全部センパイに任せっきりで、俺・・・俺、マスクに言われるまで何もできなくて・・・!」
スピーカー「・・・」
モニター「ステージ・・・」
ステージ「ごめんなさい、ごめんなさいごめんなさい!!そんなにボロボロになるまで待たせちゃって・・・でも、迎えにきましたから・・・許してはくれないかもですけど、助けにきましたから・・・一緒に行きましょう?センパイ。復讐をちゃんと果たして、帰りましょう・・・?」
スチル「モニターとステージ」
モニター「ステージ!」
ステージ「・・・んだよ、今大事な時で・・・!」
暗転
スピーカー「・・・殺す」
ステージ「え」
スチル「攻撃するスピーカー」
スピーカー「殺す」
スチル「幕を斬られ、後ろに倒れ込むステージ」
ステージ「え・・・う、うそ・・・です、よね?センパ、イ・・・」
終了
スピーカー「・・・死んでないのか」
阿「・・・」
吽「どうして・・・」
マスク「目を覚ませよ・・・僕たちのこと忘れたの?」
スピーカー「オレはもう疲れたんだ。お前らもさっさと楽になりたいだろ?」
ガラス「スピーカー、何故お前は諦めたんだ。私たちを笑って導いてくれた過去のお前はどこへ行った」
スピーカー「『そのスピーカー』は死んださ。人間に・・・殺された」
モニター「じゃあ今のお前はなんなんだ?」
スピーカー「・・・人間共手に下った、愚かな裏切り者さ」
ステージ「センパイ・・・?どうして・・・」
スピーカー「オレは耐えきれなかった。昔の、お前らが知っているスピーカーは日々の薬で無力化されて、ひたすら理不尽な暴力を受け続ける日々に、確実に狂い、壊れていった。だから完全に壊れる前に前のオレは救いを求めた。『助けてくれ』と、奴に言った。そしたらアイツはちゃんとオレに道を示してくれたんだ。『人間と一緒に異形の奴らを殺せ』そんな簡単な道をな」
ガラス「・・・私たちが外で過ごしている間にどれだけ辛いことがあったのかはわからない。だが・・・その腐った頭、叩き直してやる」
スピーカー「やれるもんならやってみろよ。オレはもう2度とあの日々には戻らない。・・・戻れないんだ。だからここでお前らを殺して、オレはここを出る。そして、のうのうと生きてた奴ら全員・・・殺す」
ステージ「なんで・・・どうして・・・センパイ」
マスク「・・・殺さないでなんとかしなきゃね」
花「ステージ、戦わないとこっちが殺されちゃうよ」
スチル「武器を構えるスピーカー」
スピーカー「もう話はいいな。さっさと終わらせるぞ」
スチル「剣を抜くステージ」
ステージ「・・・センパイ。貴方の考えはわかりました。ですが、センパイはとる手を間違っている。・・・絶対、俺たちが助けますからね」
スチル「ステージとスピーカー」
ステージ「・・・行くぞ!!!!」
スピーカー「来い!!!!」
バトル スピーカー
スチル「壁にもたれかかるスピーカー」
スピーカー「・・・う、ぐっ」
終了
ステージ「なんで・・・なんで、どうしてアイツの手なんかとったんですか」
スピーカー「・・・ここに居たらもう長くはもたないんだよ。あと数日もすればオレは死ぬ」
吽「うそ・・・でしょ・・・?」
阿「・・・!?」
スピーカー「・・・」
ステージ「ねぇ・・・嘘って、言ってくださいよ・・・」
スピーカー「ごめんな」
ステージ「嘘って言えよ!なあ!!前みたいに明るいアンタに戻れよ!!また俺をからかえばいいじゃないか!みんなから愛されてたアンタはどこへ行ったんだよ!!」
マスク「ステージ、落ち着いて・・・!」
スピーカー「・・・ごめん。ごめんな・・・」
ステージ「勝手に諦めんなよ!!死んだってすぐに蘇生できるんだから!俺たちに不可能なんてないんだから!!」
スピーカー「・・・」
ガラス「・・・」
スチル「ガラス、スピーカーに平手打ち」
スピーカー「・・・!?」
ガラス「・・・」
スピーカー「え、あの、ちょ、痛い、痛いんだが?」
ガラス「壊れた機械は叩けば直る」
スピーカー「は」
ガラス「少しは周りが見えるようになったか」
スピーカー「・・・どう、いう・・・」
スチル「ガラス」
ガラス「私たちは貴様を助けにきた。お前をここから出して、復讐を果たしたら、私は最後に異形のみんなが住んでいたあの村に戻ろうと思っている」
スピーカー「・・・」
ガラス「私たちは貴様に何も要求しない。何もしなくても、ここから出してやる。・・・貴様は、あのクズメガネ野郎の手を取るのか。それとも私たちの手を取るのか。2択だ、選べ」
スチル「スピーカー」
スピーカー「・・・お前たちはオレを許してくれるのか?」
ステージ「・・・」
スピーカー「オレはお前らに刃を向けた。それなのに、まだオレを仲間として扱ってくれるのか?」
スチル「手を差し伸べるステージ」
ステージ「当たり前ですよ。だって、貴方は俺のセンパイなんですから」
スピーカー「・・・!」
ステージ「貴方が俺のことをどう思おうと関係ない。俺が尊敬して、憧れて、かっこいいと思うのはセンパイ、貴方だけなんですよ」
スピーカー「ステージ・・・」
ステージ「一緒に戦いたいです。戦わせてください。そして、人間たちに復讐しましょう。俺たちを憎み、虐げたこと、後悔するくらい強烈な一撃を喰らわせてやりましょう!」
スチル「手をとるスピーカー」
スピーカー「・・・ああ!」
終了
暗転
ステージ「で、次はどこに・・・」
スピーカー「人間のところに行くなら、ヴィルエスタ城に行くのがいいだろう。あの城は今異形追放軍の拠点となっていたはずだから、おそらく最上階まで行けばボスがいるはずだ。命令をしているのは全てそいつのはずだから、そこに行けば目的は果たせると思う」
ステージ「ちなみになんですけど、センパイ。そのボスについて知ってたりしますか?」
スピーカー「確か、アイツは『ヴィクター』だ。赤髪の二刀流の剣士で、戦ったことがあるんだが普通に負けた」
ステージ「え、それ相当強いんじゃ・・・」
スピーカー「オレ1人じゃ絶対勝てないな。でも力を合わせりゃなんとかなるさ」
ステージ「・・・はい!」
スピーカー「まぁその前に、恐らくこの収容所の管理人と戦わなきゃいけないと思うが・・・」
ステージ「誰が来ようと俺たちなら絶対勝てます!行きましょう!!」
モニター「兄貴の前だと急に性格変わるよなお前」
ー移動開始
・スピーカーが仲間に加わった!
???「結局貴方はそちらへ行くことを選んだんですね・・・流石にその判断を間違えるほど諦めてはいなかったようですね」
スピーカー「こいつらがオレを正気に戻してくれたんだ。全部こいつらのおかげだよ」
???「そうですか・・・って、君は」
ステージ「・・・え・・・し、師匠・・・?」
マスク「し、師匠ーー!?!?」
モニター「お、お前人間に剣を習ってたのか!?」
スチル「グレイディ」
グレイディ「私はグレイディ。異形追放軍幹部で、現在はここの管理を任されています。そこのステージ頭の異形の元師匠です」
スピーカー「・・・なんか剣筋が似てると思ったらそういうことかよ」
グレイディ「大きくなりましたね、ステージ」
スチル「ステージとグレイディ」
ステージ「なん、で、師匠がそちら側に・・・?だって、異形のこと、嫌いじゃないって・・・だから俺にも稽古をつけてくれたんじゃ」
グレイディ「先の戦争で、私は貴方がた異形のせいで妻を失いました。大切なものを奪われたのに、まだ嫌ってないとでも思ったんですか?」
ステージ「それは・・・」
スチル「 グレイディ」
グレイディ「私は貴方たちに復讐をする。あの日、誓ったんです。絶対、妻の仇を討つと。そのためなら私は死んだって構わない。弟子を殺すことさえ厭わない。さあかかってきなさい、ステージ。今まで磨き上げてきた剣技を見せるのです」
スチル「武器を構える8人」
花「・・・行けるかい?」
ステージ「もちろんだ。ここで恩返しをするんだ。師匠の考えも俺が全部直してやる・・・!」
バトル グレイディ
スチル「グレイディに斬りかかるステージ」
グレイディ「ぐ・・・」
スチル「倒れる グレイディと見下ろすステージ」
ステージ「ハァ・・・ハァ・・・どうですか、俺の技・・・」
グレイディ「成長しましたね。でも、彼には敵わない。彼には・・・ヴィクター様には」
ステージ「貴方たちを操っているやつですか。そいつはどういうやつなんですか」
スチル「ヴィクターシルエット」
グレイディ「・・・純粋で、ひたすらにまっすぐで、いい子なんです。ただ家族、友人を異形に殺されていて・・・異形に対する憎悪というのは、他の誰よりも強いんです。異形の存在を一目見た瞬間、殺しにかかる程度には」
ステージ「・・・そいつが貴方の今の弟子ですか?」
グレイディ「ええ。もう私も彼には敵いませんがね」
ステージ「え・・・?」
スピーカー「俺はあいつに勝ったやつを見たことがない。全員5秒もしない内に無力化されるか、殺されていた」
ステージ「は、はぁぁああああああああ!?!?」
スピーカー「とにかく滅茶苦茶なんだよ、アイツは・・・」
スチル「グレイディ」
グレイディ「・・・死にたくないのであれば、早く逃げる準備をするといいですよ。まぁ、彼のことですから、どこへ逃げても貴方がたはいつか捕まってしまうのでしょうが」
マスク「・・・どうするの?」
スチル「ステージ」
ステージ「・・・1人1人ここで決断してくれ。ここから先に進むか、どうするか」
スチル「スピーカー」
スピーカー「もちろん、オレは行くぞ。もう失いたくないんだ」
スチル「モニター」
モニター「俺様も行くぜ!てか行く以外の選択肢ねえよ!」
スチル「花」
花「暑苦しいのは嫌いなんだけどねえ・・・僕も行かせてもらうよ」
スチル「ガラス」
ガラス「当然行く。復讐を果たすんだ」
スチル「阿、吽」
吽「わたしも!絶対に行って、生きて帰ってくるよ!」
阿「・・・!」
スチル「マスク」
マスク「ボクも行くよ・・・ステージは?」
スチル「ステージ」
ステージ「俺・・・俺、は・・・」
モニター「・・・」
花「・・・」
ステージ「・・・正直に、めちゃくちゃ怖い。師匠の強さも、センパイの強さもよく知ってるから・・・それを超えるバケモノなんて想像がつかないから、怖くて仕方ない」
ガラス「・・・」
スピーカー「・・・」
ステージ「でも、それ以上に俺が逃げたせいで皆を失うのが怖いんだ。もう・・・誰も失いたくない」
阿「・・・」
吽「・・・」
スチル「ステージとマスク」
マスク「ステージ」
ステージ「・・・?」
マスク「ずっとね、ボクも怖かったんだ。みんなを探しに行こうって言ったのはボクだけど、いつ死んじゃうかわからなかったから・・・怖かった。でもね!ステージがいてくれたから大丈夫だったんだよ!ステージはとっても強いから、敵をたくさん倒してくれる。ボクたちを守ってくれる。そのおかげでここまでこれたんだ。だから、今度はボクたちがステージを守る番。絶対に死なせない。守ってみせる。・・・さあ、決断の時だよ。ステージはどうする?」
スチル「ステージ」
ステージ「俺も・・・俺も」
スチル「全員の絵」
ステージ「・・・俺も行く。そして、絶対復讐を果たすんだ」
「「「「「「「おう!!!!」」」」」」」
終了
ー移動開始
ヴィルエスタへ
ステージ「門が開いてない・・・!」
スピーカー「んなもんぶち壊せばいいだろ」
ステージ「え」
スチル「門爆破」
スピーカー「ほら、開いたぜ」
???「ちょおおおおっと待てこのやろおおおおお!!!!修理にいくらかかると思ってるんだ馬鹿ああああ!!!!!!!!」
スピーカー「あ?」
スチル「フロース」
フロース「って、お前ら本当に生きてるのかよ!さっさとくたばれ!!」
マスク「あーーーー!!!!最初にボクたちをボコボコにしやがった、うるさいやつ!!」
ステージ「絶対に許さねえ・・・マスクとあーちゃんとうーちゃんを傷つけたんだからな!!」
フロース「知るか!僕は仕事をしているだけなんだよ邪魔するな!!今だってお前らが侵入しないように見張ってたのに・・・!!どれだけ仕事増やせば気が済むんだよおお!!」
スピーカー「あー、ワリ」
スチル「武器を構えるフロース」
フロース「『ワリ』じゃなああああい!!!!どおおおおせ、僕は下っぱだよ!!何もできないから、何にもなれない!!でも……でも、ボスはこんな僕でも認めてくれたんだ!ボスは殺させない、命に変えても!!お前ら全員、僕がぶち殺して、僕は出世するんだ!!!!」
バトル フロース
スチル「倒れ込むフロース」
フロース「うぐっ・・・!」
スチル「進もうとするステージ」
ステージ「悪いな、正当防衛ってことにしておいてくれ」
フロース「待てっ・・・!!」
ステージ「待てない。次の刺客が来る前にさっさと城に・・・」
スチル「体を起こし、唇を噛み締めるフロース」
フロース「ボスは・・・ヴィクター様は城にはいない」
ステージ「・・・なに?」
フロース「民間人がいるところであの人は戦闘なんかしない。ヴィクター様はヴィルエスタ第一区画・・・街の北の広場でお前らを待つと言っていた」
ステージ「・・・親切にどうも」
スチル「マスクとステージ」
マスク「ちょっと待って、信じるの・・・?」
ステージ「ああ。嘘をついているようには見えない。それに、こんなちんちくりんがそんなに頭が回るわけないだろ」
フロース「なんだよちんちくりんって!!殴るぞ!!!!」
ステージ「それだけ元気なら大丈夫そうだな。・・・よし。行こう」
スチル「フロース」
フロース「(・・・斬られたところが痛い。僕が、負けた。・・・でも、不思議とすがすがしい気持ちだなあ。もしかすると、思ったより悪い奴らじゃないのかもしれない。なんで恨んでたんだろう・・・)」
スチル「顔をあげるフロース」
フロース「なんで、あれなんでだっけ?」
スチル「目の前に青い羽が迫る」
フロース「え」
暗転
SEで雰囲気を出す
ー移動開始
第一区画へ
ステージ「・・・!ここか」
マスク「だ、誰かいるよ・・・」
吽「こっちには気付いてないみたいだけど・・・あれが異形追放軍のボス・・・?」
スピーカー「気を付けろ。少しでも気を抜いたらその間に殺され・・・」
スチル「ヴィクターがこっちに一瞬で向かってきてスピーカーと鍔迫り合いになる」
スピーカー「ぐっ・・・!!」
ステージ「センパイ!!」
???「・・・!!」
スチル「蹴りをいれるヴィクター」
スピーカー「がはっ・・・!」
スチル「見下すヴィクター」
???「フン、所詮この程度か・・・こんなもののために時間を割いていたなんて」
スチル「剣を拾い斬りかかるステージとヴィクター」
ステージ「てめええ!!」
花「待て!落ち着くんだ!!」
スチル「剣を弾くヴィクター」
???「実に愚かだな」
ステージ「ぐっ・・・!!」
吽「スピーカー!ステージ!」
スチル「ガラスとヴィクター」
ガラス「・・・貴様がヴィクターだな」
ヴィクター「嗚呼。だがそれを知ってなにになる。貴様らは何も抵抗できずに死んでいくだけ。俺の名前を聞いてる暇があるのなら遺言を言ったほうがいいと思うが?まぁ、その言葉が届くことはないのだがな」
ガラス「・・・一つだけ問おう。何故貴様はそれほどまでに異形の存在を憎むんだ?」
スチル「ヴィクター」
ヴィクター「・・・貴様、本気でそれを言っているのか?」
ガラス「・・・」
スチル「ヴィクター激怒」
ヴィクター「貴様らはなんの罪もない民達から、大切なものを奪っていった・・・家族、友人、愛人、それだけじゃない。未来や過去の栄光までも貴様らバケモノは一瞬のうちにして奪い去っていった!」
ガラス「それは・・・」
ヴィクター「それなのに平然としている貴様らが憎い!!憎くてたまらない!!だから、俺はここで貴様らに復讐するのだ!!消えていったもの全ての気持ちを背負って、貴様らを殺す!!」
スチル「花とヴィクター」
花「君はそれが本当に正しいと思うのかい?」
ヴィクター「当たり前だ。これが死んでいった彼らに対しての最大の報いだ」
スチル「花」
花「だとしたら、君は正義の存在なんかじゃないね」
ヴィクター「・・・何?」
花「君は復讐のために、異形の存在を殺した。でも、そんな復讐の方法が本当に望まれている復讐の方法のかい?」
スチル「ヴィクター」
ヴィクター「・・・黙れ・・・黙れ、黙れ黙れ黙れ!!殺された人々は貴様らのことを殺したいほど憎んでいるだろう!適当なことを言うな!!」
スチル「花とヴィクター」
花「本当に君の大切な人たちは異形の存在によって殺されたのか?」
ヴィクター「・・・は?」
花「君の部下のアメリアさんは、多くの人間を殺した本当の犯人は異形じゃないと言っていた。異形の存在が現れた次の朝起きたら、全員が惨殺されていたとね」
ヴィクター「・・・夜のうちに異形が拠点に忍び込んで殺したんじゃないのか」
花「戦争はこの国と隣国のものだった。そして、異形の存在が戦力として使われたのは隣国。つまり、君はこの国に侵入した異形に気付かずに一晩過ごしたというわけだね?」
ヴィクター「違う!この国の防衛は完璧だ!!」
花「ここまで言えばわかるよね?」
ヴィクター「・・・あの事件は人間が引き起こした、とでも言いたいのか」
花「・・・」
スチル「混乱ヴィクター」
ヴィクター「・・・違う違う違う違う!!そんなことをする奴はこの国にいない!!あの日生き残った俺たちの中に、そんな裏切りをする奴なんて、いない・・・」
スチル「花、復帰してきたステージ、スピーカー」
花「・・・終わりにしよう。ステージとスピーカーも復帰したようだしね」
スピーカー「時間稼ぎ助かった。ありがとう」
ステージ「終わりにしよう、ヴィクター」
スチル「剣を構えるヴィクター」
ヴィクター「・・・たとえここで俺が死ぬのだとしても、絶対に復讐は成し遂げてやる!!貴様らを皆殺しにして、全てを終わりにしてするんだ!!!!」
バトル ヴィクター
スチル「ヴィクターの剣を弾くステージ」
スチル「後ろに倒れ込むヴィクター」
ヴィクター「・・・っ、はあ・・・はあ・・・」
ステージ「・・・終わりだ」
スチル「ヴィクターの喉に剣を突きつけるステージ」
ヴィクター「・・・・・・」
ステージ「・・・・・・」
ヴィクター「・・・・・・」
ステージ「・・・・・・」
ヴィクター「・・・何故殺さない」
ステージ「・・・殺す意味がない」
ヴィクター「貴様は俺を殺すには十分な理由がある」
ステージ「それでも、俺はお前を殺さない」
ヴィクター「貴様らは今まで何人の人間を殺した」
ステージ「誰1人として殺してない。殺したのはお前らの誰かだ」
ヴィクター「なら・・・なら、誰が父さんを殺したんだ・・・全員、信頼していた大切な仲間なのに・・・一体、誰が」
スチル「時計台に立つラズワルド」
???「アッハッハッハッハ!!!!ようやく気付いたのかよ!!」
スチル「ヴィクターとラズワルド」
ヴィクター「・・・ラ、ズ・・・?」
ラズワルド「信頼していただって?笑える話だなあ!!」
スチル「集まってくる異形追放軍幹部たち」
アメリア「ヴィクター様!」
ヴィクター「アメリア・・・」
吽「フロースさん!?な、治さなきゃ!!」
フロース「だ、大丈夫・・・う・・・」
スチル「ステージとラズワルド」
ステージ「どういうことだよ、お前・・・!!」
ラズワルド「オレが本気でお前らとつるんでると思ったか?本当はずっと利用させてもらってたんだよなあ!!お前ら、全く気付いてなかったみたいだけど!!あははっ!!!!」
ステージ「てめえ・・・!!仲間をなんだと思っていやがる!!」
スチル「ラズワルド」
ラズワルド「最初っから仲間じゃねえよ」
ステージ「なっ・・・!」
ラズワルド「最初からお前らはお人形さん程度にしか思ってねえよ」
終了
ヴィクター「親友・・・親友と言って笑いかけてくれたあの日々は嘘、だったのか・・・?」
ラズワルド「もちろん嘘だよ!お前は人間にしては元から強かったからなぁ、強力な異形共を倒してもらうためだけに近付いたんだ!そしたらお前はオレがそんなことを思っているとは一切思わずに素直に剣の腕を磨き勝手に強くなっていったからなあ!少し異形に復讐するように言えばすぐに殺しを始めたし!あれは本当に面白かったよ!!」
ヴィクター「そん、な・・・じゃあ、父さんは・・・お前が殺した、のか?」
ラズワルド「・・・」
ヴィクター「答えろ・・・答えろよ、ラズ!!」
ラズワルド「ああ・・・オレが殺した!!」
ヴィクター「・・・」
アメリア「ヴィクター様・・・!」
グレイディ「・・・ヴィクター様、お気を確かに」
アルフレッド「・・・クソ外道が!!」
フロース「許さない・・・絶対に許さない!!!!」
ラズワルド「ほらほら、オレが憎いだろ?殺したくて殺したくてたまらないだろ?アッハハ、でも残念!!惨めで、愚かで、無様で、無力なお前ら人間ごときがオレの邪魔をできると思うなよ!」
マスク「・・・危ない!!」
スチル「黒に包まれる空、マスクが影に幹部たちを入れて守る様子」
モニター「・・・お、おい・・・なんだ、これ」
吽「空が、黒くなって・・・それに・・・」
花「なんだいあのバケモノは・・・」
スチル「異形化ラズワルド」
ラズワルド「これが本当のオレだよ!!ずっと人間を殺して、異形を喰ってきたからなあ?今にも頭の中が憎悪でぐちゃぐちゃになりそうだ・・・!!」
ステージ「異形を、喰った・・・?」
ラズワルド「ああ!!収容所にぶちこんだ奴ら、呑気に暮らしてた奴ら、お前ら8体以外一匹残らずオレが喰った」
ステージ「・・・」
スチル「ステージ、ヴィクター」
スピーカー「ステージ、ヴィクター」
ステージ「・・・」
ヴィクター「・・・」
スピーカー「気持ちは同じだな」
ステージ「・・・アイツを」
ヴィクター「・・・殺したい」
スピーカー「じゃあ立て。立って武器を握れ」
ステージ「・・・」
ヴィクター「・・・」
スピーカー「復讐するんだ」
ステージ「沢山の命を奪ったアイツに」
ヴィクター「俺たちの心を散々弄び裏切ったアイツに」
「「復讐するんだ」」
スチル「ラズワルド」
ラズワルド「ハハ、来いよ・・・お前らをぶっ殺して、オレは完璧な存在になるんだよ!!!!」
バトル ラズワルド
スチル「ヴィクターとステージの後ろ姿」
ヴィクター「・・・ずっと、間違ってるかもしれないとは思っていたんだ」
ステージ「・・・おう」
ヴィクター「両親を失い、頼れるのはラズだけだった。だから、俺はラズの言うことだけを聞いて、ラズの言う通りに行動して、ラズの言う通りに指示を出して、今まで過ごしてきた。異形を無理矢理収容して、殺してきた」
ステージ「・・・そうだな」
ヴィクター「こんなこと、許されるわけがない。許されていいはずがない。だが・・・今だけ力を貸してくれないか」
ステージ「・・・」
ヴィクター「虫がいい話だと言うのはわかっている。だが、頼む・・・俺だけでは、あんな怪物になってしまったアイツには勝てないんだ」
ステージ「・・・お前らがしてきたこと全てを認めるわけじゃない。たとえアイツに操られていたのだとしても、失ったものはもう帰ってこない」
ヴィクター「・・・」
ステージ「お前のその気持ちは、お前のものか」
ヴィクター「・・・嗚呼。もちろんだとも」
スチル「ステージ」
ステージ「なら、お前のことは認めてやる。・・・ま、俺はお前ほど強くないし、そんな偉そうなこと言えないんだけどな」
スチル「ヴィクター」
ヴィクター「・・・ありがとう。本当に、ありがとう」
スチル「上空に飛び立つステージとヴィクター」
暗転
自分に足りない部分を埋めたかった。完璧な存在になりたかった。完璧な存在になれば、きっと独りじゃない。きっといい未来が待っている。今のままはもう嫌だ。オレは完璧な存在になって、母さんに、父さんに・・・
スチル「ラズワルド」
ラズワルド「誰もに認めてもらえる存在になるんだよ!!!!」
スチル「ステージ、ヴィクター」
「「行くぞ!!!!」」
最終戦 ステージ、ヴィクター
スチル「ラズワルド」
ラズワルド「・・・オレは、完璧に・・・ならなきゃ・・・母さんと、父さんに・・・認められなきゃ・・・そのためになら・・・なんだってしたのに・・・」
ステージ「・・・」
ラズワルド「なんで・・・なん、で・・・負け、る・・・ん・・・だ・・・・・・」
ヴィクター「・・・」
ラズワルド「殺す・・・殺す殺す殺す殺す殺す」
スチル「ラズワルド、消滅」
スチル「よろめくヴィクター、ゆっくりと降下するステージ」
スピーカー「ステージ!!」
アメリア「ヴィクター様!!」
スチル「2人の周りに駆け寄るみんな、空が晴れていく」
ヴィクター「・・・終わった、のか」
アメリア「はい、終わりました・・・終わりましたよ!」
ステージ「・・・疲れた」
スピーカー「お疲れ・・・よくやった!」
スチル「抱き合って涙を流す全員」
終了
数ヶ月後
ステージ「ふー、これでほとんど復興も終わりだなー!」
マスク「最近退院したばっかりなのにそんなに動いて大丈夫なのー?」
ステージ「平気平気。てか動かないと体が鈍る」
マスク「あ、相変わらずだね・・・」
阿「・・・!」
吽「おーい、2人ともー!!宴会の準備できたよー!」
ステージ「おー!今行く!!」
アメリア「何を見ていらっしゃるのですか」
ヴィクター「・・・なんでもない。少し、昔の写真をな」
アメリア「そうですか。異形の皆さんが手伝ってくださったおかげで、相当早く街の復興も済みましたね」
ヴィクター「・・・嗚呼」
アメリア「・・・心の傷が癒えることはないでしょう。でも、貴方様にはそれを乗り越えるだけの力は十分にあると思います。またいつものように笑いかけてくださる日を、私は楽しみにしています」
ヴィクター「・・・ありがとう」
スチル「グラスを持つみんな」
スピーカー「グラスは持ったかー?」
ステージ「・・・!」
スチル「嬉しそうに笑うステージ」
ステージ「祝杯をあげろー!!!!」
ROTLシナリオ終了
スタッフロール(メモ)
スタッフ
システム 久遠 -kuon-
シナリオ 久遠 -kuon-
グラフィック 織田あう
乾酪
なしサンゴ
なずな
siomizu。
BGM 久遠 -kuon-
サイタイト
スクリプト
・素材提供(身内以外)
スタッフと同じ
・テストプレイ
(身内のみの場合を除き、身内は含まない)
・スペシャルサンクス
(ゲームを作る上で助けになった人で身内でない人)
・制作 ROTL制作班




