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New Excite Online -幼馴染と行くVRMMORPG-  作者: とっしー
第四章:新人プレイヤー達

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69話:始まりの街、モンスター襲来⑤

今回の話もよろしくお願いします(^^)

「皆、お待たせ」


サクラと一緒にメンバーも元に戻り先程言ったことを話した。


「マジかよ!!」


「無茶ですわ!!」


「む、無理ですよ!!」


ガットさんとクリス、ミドリちゃんが驚きながら猛反対するが・・・


「大丈夫!私達なら出来る!」


ミホがはぁーーっとため息を吐いている。サクラの事を止められないって分かっているのだろう。


「皆、俺からも頼む。もう時間がない」


ヒビから這い出て来たモンスターがゆっくりとこちらに迫って来ている。


「相変わらず無茶だが仕方ない!行くぞ!」


「ほんとに仕方のない人ですわ」


「が、頑張ります」


文句を言いつつも最後は笑っていた。サクラな事を理解してくれて嬉しい。


「よしっ。行こう!マーヤちゃんとカーヤちゃんはここで待ってて」


「頑張って下さい!」


「無理しないで!」


二人からの応援を貰い急いで大型モンスターの方に向かう。名前はジャイアントミノタウロ。近くまで来るととんでもない大きさが分かるモンスターとこれから戦うんだなと震えるがやれる。皆がいる!


「最初は俺に任せろ!ヘイトブリング!」


自分にヘイトを向けてモンスターの気を引く。


「ディフェンスエンチャント!」


そこにミドリちゃんのエンチャントでバフをかける。


「ブロォーー」


体長10メートル以上から来る拳をなんとか受け止める。


「くっ。キツイな。でもまだまだだ!」


「行きますわよ。ユウ!」


「おう!」


「「フレイムバースト!!」」


灼熱の炎がジャイアントミノタウロを燃やす。


「次は私が・・・」


サクラが行こうとした瞬間、ミホに呼び止められる。


「待ったサクラ」


弓を構えて静かに相手を待っているミホ。何をする気だろう。


炎が収まりギロッとこちらを向く寸前に・・・


「フォースフルストレイトアロー」


一点の力をさらに特化した強力な矢がモンスターの左目に突き刺さる。


「ブロォーーー」


「サクラ〜今」


「OK。ミドリちゃんは右足を!」


「わ、分かりました」


「パワースラッシュ!」


「アタックエンチャント。ダブルスラッシュ」


足を切り、さらに追い打ちをかけるように魔法攻撃を浴びせる。


順調にHPを減らせていると思ったが半分を切った所で変化が訪れる。


「ガアァーーー」


「何か来る!」


咆哮が終わった後、ジャイアントミノタウロの体がさらに膨張し、肩から鋭い棘が生えてきて角がさらに大きくなる。第二形態だろう。


「皆、俺の後ろに!」


先程と同じように巨大な拳が迫りエンチャントし防御するが・・・


最初の時と比べて威力がすごく全員後ろに吹き飛ばされてしまう。


全員のHPが半分以上削れている。


「大丈夫か、皆!」


俺が声を上げるが。


「俺は何とか」


「私も」


ガットさんとサクラ以外に返事はない。


他の皆は気絶してしまったみたいだ。


(やばい。どうする?考えろ考えろ考えろ)


その間にもモンスターがこちらに迫る。


「ガットさん!!」


サクラが大きな声でガットさんを呼ぶ。


「皆と一緒に後ろに!ここは私が!」


「バカッ!無理だ!」


(そうだ。考えてる時間はない。動け!)


「ガットさん、お願いします!」


「ユウ・・・、ったく応援連れて戻るから持ち堪えろよ!」


ガットさんは皆を連れて後退していく。


「ユウ」


「大丈夫サクラ。俺も一緒に戦う」


「ありがとう!」


「なんかモグラの時を思い出すね」


「確かに俺も同じ事考えてた」


「スキル《パートナー》の力、存分に発揮しよう!」


「ああ!」


大丈夫。俺達二人で食い止めるんだ。

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