22話:ダンジョン攻略②
5000pvありがとうございます^_^
これからも頑張りますのでよろしくお願いします!
《ダンジョン 二階層》
「じゃあ、あのモグラを倒して手に入れたアイテムであんなすごい魔法が打てるようになったんだ〜」
ミホが先程の戦いを見て言う。
「実はそれだけじゃなくてね、まだもう一つあるんだ」
「そう、ユウと私の絆の力だよ!」
サクラが自信満々に言う。
「何それ〜ノロケ〜」
「いや違くて、そのダンジョンの出口でスキルオーブを手に入れたんだ」
スキルオーブとは、ランダムにスキルが入っていたり、特定のスキルが入っていたりするものである。ちなみにそれを売ってお金にすることも出来る。
その説明をミホにする。
「それでそのスキルオーブ?がどうしたの?」
「それに【パートナー】って言うスキルが入っていて、サクラも俺も手に入れて、装備するとステータスがものすごく上がるんだ」
「そう、二人持ってないと効果を発揮しないから、絆の力なんだよ!」
「なるほど〜」
その後もモンスターを倒しながら、話しながら、進んで行くと、また広い場所に出る。
「今度のボスはなんだろう?」
「何にせよ気をつけないとな」
「そうだね〜」
しばらくすると、目の前に大きな魔法陣が現れる。
そこから出てきたのは・・・
カタカタカタ
「あれは!?」
「スケルトン!」
「おー、ガイコツ」
だからミホ、雰囲気ぶち壊し!
しかもその数がやばい。
五体、十体の話ではない、その倍、いや三倍の数がいる。
「どうする!」
「どうするも何も、力押し!」
「相変わらずだな!」
「ほんとどうしよう?」
「取り敢えず、サクラが突っ込むから援護して!」
「了解〜」
サクラが真っ先に斬り込んでいき、それを援護するように魔法や技を放っていく。
「ソイルバレット!」
「ダブルアロー」
サクラは持ち前の反射神経で回避はするもなにせ敵の数が多い。ダメージを少しずつ蓄積させていく。
それだけではなく、こちらにもスケルトンがやって来る。
「どうしよ〜、来ちゃうよ」
「タンクがいないとキツい〜〜」
「タンクって?」
「また今度説明する!」
こちらに殺到してくるのはこちらで回避していくしかない。
「何してんの〜!」
「サクラ!?」
サクラがこちらに戻って来て、蹴散らしていく。
「ユウとミホに何すんの!」
「おー、サクライケメン〜」
「サンキュー、サクラ」
「どういたしまして!」
蹴散らすと、また前線に戻って行く。
そうして・・・
「何とか倒した〜」
「いや〜、楽しかった」
「疲れた〜」
三者三様の気持ちが出る。
サクラはほんと楽しそうだ。
「これが後三回続くの〜」
「いや、こんな数は今回だけだと思う」
「取り敢えず、戦利品確認して進もうか」
「「おー」」
そんなこんなで二階層も終わり、三階層目に行くのであった。




