21話:ダンジョン攻略①
遅くなり、申し訳ありませんでした。
忙しかったり、体調が悪かったりと色々ありました。ごめんなさい。
これからまた投稿していきますので、温かく見守って下さい。
《ダンジョン》
俺たちはたどり着いたダンジョンに入り、初戦闘を行っていた。
「ソイルバレット!」
拳大の礫が飛んでいき、モンスターのHPを削りとる。
「キャー、ユウ、カッコイイ!」
「私、要らなくない?」
「ハハハ・・・」
サクラはテンションMAXだし、ミホはえーって感じだし、俺は苦笑いをするしかない。
「これが秘密にしてた必殺技〜?」
「そうそう、凄いでしょ!」
サクラが自分のことのように自慢する。
「でもさー、これユウ一人で良くない?」
「そんなことないと思うんだけどなー」
そんな感じで奥まで進み・・・
開けた場所に出た。
ここがボス部屋だろうか。でも・・・
「ボスがいないね」
「ねー」
そう、ここにはボスが見当たらない。しかし・・・
ゴゴゴゴ・・・
「何!?」
「あそこの下!」
10メートル先の地面にヒビが入り、下から何か出てくる。
「あれは!」
「まさか」
「グオオオオー」
下から出てきたのはあの土竜だった!
「おー、モグラだ〜」
「そんな呑気な!」
10メートルある巨大の腕が動き、俺たちに襲い掛かってくる。
「皆、避けて!」
俺たちは散開し、戦闘準備を整える。
「前とは違うよ!楽勝!」
「油断するなよ、サクラ」
「でもさっきのがあればね〜」
「ソイルバレット!」
「パワースラッシュ!」
「ストレイトアロー」
それぞれの技を放ち、土竜のHPを削っていくが・・・
「えっ、あんまり効いてない」
「そりゃ、土属性の魔法だから」
「なるほど〜」
「じゃあこれなら、ファイアボール!」
魔法を切り替えて戦っていく。
そして・・・
「倒した〜!」
「よしっ!」
「やった〜」
無事、土竜との戦闘を終えて、戦利品を確認する。
「やっぱ、楽勝だったね〜」
「でもあんまり、油断するなよ〜」
「分かってるって」
「倒せて良かったね〜」
三人で喜びを分かち合う。
「よし、次に進もう!」
「「おー」」
土竜を倒した俺たちは次の階層に進むのだった。




