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New Excite Online -幼馴染と行くVRMMORPG-  作者: とっしー
第二章:ライバルたち

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20/67

19話:初めてのNEO(ミホ)

少し短いです。

新たな仲間が入った。

《学校》


[side サクラ]


私の親友、川入美穂かわいりみほと昼休みに食事を取っていると・・・

「私も初めてみようかな~?」

「えっ!もしかしてNEOのこと?」

私は驚いて聞き返す。

「NEOっていうの?青江君と二人でやってるっていうゲーム」

「そうそう、絶対面白いよ!」

「桜があまりにも楽しそうだから興味が出てきて」

いつもけだるそうにしているが、言うってことはホントに興味を持ったのだろう。

「あまり詳しく知らないから教えてよ」

「OK。じゃあまずはヘッドギアとソフトを買って、初期設定もやってあげる!」

「ありがとう~じゃあそういう方向で~」



《始まりの街 噴水前》


[side ユウ]


「今日だっけ?川入さんが来るの?」

「うん、そうだよ」

今日は川入さんがこのゲームに始めてログインする日だ。

川入さんはなんか掴めない人だから、このゲームをするイメージがなかった。

と思っていると、ゲームにログインしてる人たちの中に見覚えのある顔がいた。

「ミホ!こっちこっち」

川入さんはひらひらと手を振って歩いて来る。

「ようこそ!NEOの世界へ」

「いや〜、VRだっけ?すごいね〜」

どうやら、川入さんもこの世界の凄さに驚いているようだ」

ちなみにプレイヤー名はミホになっている。

武器は・・・

「武器は弓にしたんだね」

「うん〜、あんまり動きたくないからね〜」

川入さんらしい答えであった。

「サクラ、ミホさんこれからどうする?」

「ミホでいいよ〜、こっちもユウって呼ぶから〜」

「分かった、よろしくミホ」

「こっちこそよろしく〜」

というわけでミホとパーティーを組むことになった。



バシュ!


バシュ!


「すごいね、ミホ」

「え〜、そうかな?」

ミホが放った矢は、モンスターの頭に百発百中である。

いわゆるヘッドショットというやつで、敵に与えるダメージが大きい。

「ミホ、弓道部入ったら?」

「いいよ〜、めんどくさいし。私は帰宅部で十分」

ミホらしい答えであった。

「そしたらもっと奥に行ってみよう〜」

サクラがノリノリで進んでいく。

「やっぱり、サクラはゲームの中でもサクラなんだね〜、ユウは苦労するね〜」

「気持ちが分かる人がいて良かった」

そんな感じで、お互いに笑い合ってサクラの後を追った。

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