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遺言  作者: 椎名 千尋
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第二十四章

 朝目覚めると、由香里は開口一番に。


「ラーメンが食べたいわ」


 と言うので。


「今日はラーメン屋巡りするか?」

「そうしましょ、楽しみだわ」

「朝はまだ開いていない、家で食おう」

「用意をするわ」


 チャーハン風スタミナ丼と塩鮭が用意された、やはり白米よりこういった方が美味い。


「どう? 元に戻してみたわ」

「バッチリだ、すごく美味い」

「我が家は白米禁止ね」

「そうだな、それよりマズいラーメンも体験しておくか?」

「マズいのはいいわ、美味しいとこだけ連れて行って」

「わかった、醤油ベースや味噌ベースもあるがどうする?」

「豚骨系だけでいいわ」


 結局この日は昼、夜、夜食と三軒周った。


「店によって麺の太さや食感もかなり違うのねスープも同じようでぜんぜん違ったわ」

「ラーメンはもっと奥が深いぞ、麺の硬さも好みによってハリガネやバリカタなど指定出来る店も増えている」

「覚えきれないわ、一人では行けないわ」

「俺が連れて行ってやるが、暫くは家で食べよう、俺は食い飽きた」

「そうね、たまに食べる方がいいわね」

「明日は結婚式だ早めに寝るぞ」

「私もお腹いっぱいで眠いわ」


 二人でベッドに入ると由香里はすぐに眠ってしまった、俺も眠りに付いた。


 朝起きるとそそくさと用意し車でレンタル衣装屋でウエディングドレスとタキシードに着替え、メイクもして貰い教会へ向かった。


「この前試着した時よりもお腹周りがキツイわ」

「ラーメンの食い過ぎだ、ラーメンは太るからな」

「太らない体質なのに負けたわ」

「しかし似合っている、綺麗だ」

「本当? あなたがそんな事言うのは珍しいわ、嬉しい」

「メイクするとハーフみたいな顔になるな」

「そうかしら?」

「お前は目鼻立ちが整っているからな」


 式場に着いた、準備は出来ているので指輪だけ外し預けた、この婚約指輪が結婚指輪になるのだ。


 神父の言葉に従い台に乗った指輪をお互いに交換し、誓のキスをする。呆気なく終わった。専属カメラマンが一部始終写真を撮っていた、レンタル衣装屋でも記念に一枚写真を撮ってもらい、その場で立派な額縁に写真を入れてもらった、メイクを落とし慌ただしい結婚式は終わった。


「バタバタしたがあれで良かったのか?」

「十分よ、私は式よりもドレスが着れただけで満足よ」

「それならいい、それより朝から何も食べていない何か作ってくれないか?」

「私もお腹がペコペコだわ、多めに作るわ」


 ガーリックライス大盛りととんかつ普段のメニューだが、今日は特に美味しく感じた。


「ごちそうさま、お腹いっぱいだ」

 由香里は立ち上がり俺の手を引いた、俺も立ち上がる。

「これからも一生あなたのために美味しい料理を作るわ」

「俺も一生側で守ってやる、まだ俺達は始まったばかりだ」

「そうね、大切にしてね」

「当たり前だ」


 由香里を強く抱きしめた、由香里も腕を回してくる。


「お前に出会えて幸せだ」

「私もあなたでよかった」

 軽くキスをした。


 俺は由香里と一生を共に生きる幸せを噛み締めた。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

検査入院中に書いたものなので乱筆でオチも弱いですが、応援よろしくお願いします。

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