死神になってしまいました\(^o^)/③
書くペースが落ちてきたぁー…。ポケモンばっかやってると、つい忘れますね…。
ちなみに最近輝石ハリボーグに興味が沸いてきました。
「一年前って…どういうことだよ…!(いや…それだけじゃない…死んだならなんで体はきれいに残ってるんだ…?しかもこんなところにいるし…)」
頭の整理がつかないまま、目の前の魔物に言うと、
「一から説明しますので、落ち着いてください。」
「あぁ…わかった。」
そこから魔物からの説明が始まった。
魔物曰く、一年前、斉藤健は屋上から転落して死んだ。それと同時にこの世界ではちょうど現役だった死神が死んでしまった。
異世界の方では大騒ぎになり、このまま勇者に攻められると魔王軍は崩壊してしまうため、死神の代役だけでも用意したかった。
魔物を代役にする意見も上がったが、現役だった死神に一番形が近いのは人間だったようで、人間を死神として迎え入れることになった。
しかし、人間は勇者の元に集まっているため、捕獲してくるのは難しいということになり、魔王自ら意見をだし、ある場所へ向かった。
その場所は死んでしまった魂が行き着くとされていた場所だった。魔王は軍の被害を最小限に抑えるため、たった一人でそこに行った。そこには、女神らもおり、もしばれたら、ただの傷ではすまないため、魔王はすごく慎重になっていた。
まず、探していた魂の条件は、
・人間であること
・男であること
・なるべく若い奴!
だった。結構簡単に思われる条件だが、その場所にはありとあらゆる世界の生物の魂があるため、探すのにはさすがに魔王は滅入っていた。
「まずいですね…このまま立ちつくしてても女神に見つかるだけですし…唯一よかったと言えるのはこの場所のセキュリティがガバガバだったことですかね…。」
「おいおい、ここまで来て諦めんのかぁ?もっと魔王らしく堂々といけよぉ!」
「ちょっ!大声出さないでくださいよ!あっ!やばい、みつかった!」
魔王はみつかってしまい、女神は追ってきた。
「…だいたい話は分かったが…おい、魔王の他に誰かいるんだが…」
「話の途中で質問しないでください、その説明はあとでしますので、話を聞いてください。」
「こっちの話も聞いてほしいんだが…」
「なにか言いましたか?」
「ナンデモナイデス、ドウゾハナシヲツヅケテクダサイ。」
ギョロっとした目がこちらを覗いてくるのですごく怖い。
「そうですか。では話を続けます。」