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死神始めました。  作者: 一版 仁
異世界で死神に…!?
5/11

死神になってしまいました\(^o^)/②

なかなか書けない…

とりあえず、立ち話もなんなので、と魔王と名乗る人物に応接室へ案内された。応接室は結構シンプルで、ソファ二つに長テーブルが間に一つあるだけだった。

向かい合って座り、魔王がおずおずと聞いてきた。

「えーっと、どこから話せばいいですかね?」

「全部。」

「わかりました。部下の者を呼んできます。」

そういって魔王は部屋から出て行った。

「(んー、落ち着かない…どうしたものか…そういえば目覚めてからしばらくたってるけど、腹が減らないな…気のせいか。)」

「お待たせしました」

魔王の声だ。

「アッハイ。」

扉が開くと、魔王の横に小さい黒い塊が見えた。

形は丸っこい。球体の真ん中にはギョロギョロした一つ目がある。よく見れば球体の後ろに翼が生えていて、パタパタと動いていた。

「えー、これは?」

「魔物です。いわば、魔王軍の歩兵のようなものです。この魔物は普通の魔物より知能も戦闘力もはるかに上であるので、あなたの教育係にピッタリかと思いました。」

魔王がご丁寧に説明してくれたが意味がわからない。

「教育係?なんですかそれ?」

「それでは私はこれで。あとでまた来ますので、それまでに彼にいろいろきいてください。」

「え、ちょ…」

自分が言い切る前に魔王は部屋をでていってしまった。目の前には黒い球体。

「どうすればいいんだ…」

状況に戸惑いながら球体を見つめていると、

「あんまりじろじろ見ないでください。」

黒い球体(魔物)がしゃべった。

「キェェェェェアシャベッタァァァァァ」

「聞いてますか?」

「ハイ、すいません、聞いてます。」

ちょっとふざけたつもりだったが、冷酷に言われ謝るしかなかった。

「知りたいことを聞いてください。」

といってきたので、早速聞いた。

「まず…俺は一回死んだよな?」

「はい。一年前に一度死んでます。」

「やっぱりそうだよな…は?一年前?」


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