少女との出会い
すいません…まだ異世界転生できません…
もう少し待って…
書くのを忘れてましたが、健くんは高校三年生です。
「はぁ…」
今日も屋上でため息をついていた。唯一の暇つぶしライトノベルをあらかた読みつくしいてしまったから、ここ最近、退屈だったのである。
「なんか非日常的なことすこしでもいいから起きねーかな…」
ギイイ…
急に屋上の扉が開いたので、びっくりした。
普段誰も来ないのに、誰だろうと前かがみになって除くと、そこにいたのは黒髪ロングの美少女だった。
「(…誰だ?あきらかにうちの学年じゃない…こんな可愛いこだったら目立つはずだし…二年か一年生か…?それにしてもなんでこんなところに…?)」
必死に考えていると、それもつかの間、少女は屋上のフェンスに向かって歩き出した。しかも、修理中という貼り紙がしてあるフェンスにむかって。
何をする気だ、と思いつつ声もかけられずにいると、少女は修理中の貼り紙をはがし、大きく破れたフェンスをくぐろうとしていた。
「(まさか…)」と思い、声をかけた。
「お、おいっ!(やっべ、緊張してヘンな裏声でちゃった)」
すると誰もいないとおもっていたのか、
「ひゃうッ!?」
という変わった声をだして、凄まじい速さでこちらに振り向いた。
「(おぉ…正面からみると余計可愛い…いやいやいや!違う、まちがえた。ここでなにしてるのか聞き出さんと!)」
「「なに…してんの…?」」
被った。
「え…?俺は…飯くってただけだけど…。あ、あなたは…なにを?」
何とか聞けた。そしたら、
「え、えーっと…なんてゆうか…自殺?」
返事を聞いた瞬間、思った。
「(やっぱりそうかぁーーー!!!)」