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2012年設定 あらすじ
ここは宇宙のとある星。月より大きく、太陽より小さい。
大地は四季に富み、生物に富み、多様な文化が入り乱れる。
大陸の中心プレッツェル、流れ者の集まるクエキフォリア、封鎖的帝国リトルガーデン、砂漠地帯ガルディ…
個性豊かな国々が集まるこの星は、ある一つの力によって秩序が保たれていた。
それは、魔法。
何かを犠牲に魔法という力を得た者が、自身を星の保身に捧げるという契約のもと、魔術団に入る。通称正義の味方、実質訳あり集団。
そうして数百年の歴史が流れてきた。
完璧な平和もなければ、大きな戦争も無い。
あるとき、もと魔術団幹部のプー(仮)が禁忌を犯す。
彼は同じく幹部ジョニーとの対立により魔術団を抜け、悪の魔法団SPITZを形勢する。
人々が知らぬまに、SPITZの魔の手は星をじわじわと侵食していく。
ガルディの内乱、カラス族の大量虐殺…
それなりの均衡を保っていた世界で、それまで起こったことのないような大きな事件が次々と起き始めている。
事情を知るジョニーを筆頭に、魔術団が狼煙をあげる。
回り始めた世界の歯車に、巻き込まれゆく3人の少年少女たち…