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白い結婚〜壊れたもんは叩けばなおる

掲載日:2026/09/10

タイトルそのままストレートなざまぁです(´∀`*)

「貴様を愛することはない!」


 なんと言うことでしょう!

 結婚初夜、寝室で夫を待っていた私。しかしやって来た夫は女連れ。このナンチャラこそが真の妻であるが身分がどうこうその為私を御飾りの妻として幽閉するだとか。

 婚前には優しい方でしたのに——

「少し優しくしてやればまんまと騙されておってこの尻軽め!わはははは」

 なんてことでしょう!

 人の心がないんでしょうか!!?

 人として壊れているのでしょうか!!?


——壊れたものは、叩けばなおる——


 はたと格言がまいおりました。

 どこで聞いたかわからない——いいえこれは…!前世の記憶!いま唐突に前世別の世界に生きたことを思い出しました!どんな人生だったかはわかりませんが一つの知識だけがはっきりと……


——壊れたものは、叩けばなおる——!!


 パァン!!!


 旦那様にストレートをお見舞いします。

 

 パパパパアン!!!


 更に叩き込んで参ります。


 結婚初夜に愛人連れで貴様を愛することはないだの幽閉するだののたまう人間は壊れています。

 叩いてなおしてさしあげなくては!!


「な、なにをっ……!」

 鼻血をだした旦那様のお顔を掴み私のお膝とこんにちはしてあげます。

 ガッガッガッガッ

「ばっごっぐっあっ」

 バキッ!

 最後は横からハイキックで壊れたお頭を蹴飛ばしました。シュート!あらこれも前世の記憶?


「なっなっなっなっ……」

 愛人女が床に沈んだ旦那様と私を交互に見てなんか言ってます。まともに喋ることもできないようです。これもやっぱり壊れています。


 ガッ!!


 暖炉の火かき棒を手に取り脳天に叩き込みました。かちわりです。

 さてこれで大丈夫。お二人とも目覚めた時にはちゃんとなおっていることでしょう。

 しかしはたと気づきます。


 なおったところでこれいるか?

 いりませんね!!


 私は屋敷に火をつけ奪った馬で駆け出しました。

 そしてそのまま実家へ戻り、壊れた家族を叩いてなおしてあげました。

 私がなぜ元旦那様をああも叩けたのか疑問に思われた方もいらしたのではないでしょうか。

 私は実家で虐げられていたのです。母死亡愛人義妹インからの虐待により鍛えに鍛えられていたのです!


 ……それから実家の屋敷にも火をつけ私は山へ向かいました。そして今や山賊の頭領です。山賊の皆さんも叩けばなおる方々でした。

 元旦那様は執念深く生き残り、私を探しているそうです。きっとすっきり頭がなおって、私の愛を求めているのでしょう。

 けれど私が彼を再び愛することはありません。

 後悔してももう遅いというものです!

 私も両手にワッパ掛けられた時にはずいぶんと……あらこれも前世の記憶?

 今生ではそんなヘマはいたしませんわ!!


 近隣の山賊をまとめあげ貧しい民衆を味方にしいくらかの村を乗っ取り私は徐々に力をつけています。今はまだ小火にもならない火花でも、小さなことからコツコツと。いつかでかい花火をぶちあげたるねん!狙うは国王!前世とれなかったテッペンを、今度こそ!!!薄汚い貴族どもを叩いてなおしてやりますわ!!

 それではみなさん!!

 えい!えい!おーーーーー!!!♡



♡完♡


 

 

 

王様「ナンデ!?」

ありがとうございました!(´∀`*)

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― 新着の感想 ―
王さまとばっちりで草。 前世もきっとヤバいお人だったんだなこの主人公…こんなもんを異世界に廃棄した元世界の神様的存在は怒られた方がいい。
♡完♡ の後の王様のお言葉が、最高に刺さりました!完全に同意! 今回もめっちゃ笑えました。ありがとうございました! 転生ガチャに異世界が敗北! 地球「要らん魂窃取乙、ざまぁ笑」
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