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謎:消えた宝石

 ある国には、非常に希少で高値がつく「伝説の宝石」が存在した。その宝石は年に一度だけ売買され、そのたびに値段が吊り上がっていった。しかし不思議なことに、その宝石を見た者は、購入者だけだという。宝石は普段、保温性が高い箱に収納され、外観には美しい装飾が施されていた。この箱ごと引き渡されるため、購入者以外にはその中身が分からなかった。


 ある夏の非常に暑い日、最新の購入者である富豪が「伝説の宝石」の一般公開ショーを開催した。招待客を集めた会場は、宝石を見るための期待で熱気に包まれていた。ショーが始まり、いよいよ宝石の披露が行われるというそのとき、突然停電が起きた。


 停電中、富豪は宝石が入った箱を手放さず、箱を開けてその中の「感触」を確認したという。そして、宝石が無事であることを確かめ、再び箱を閉めた。約30分後、電気が復旧し、ショーが再開されると、富豪は「伝説の宝石」を披露しようと箱を開けた。ところが、中には何も入っていなかった。


 その宝石はどこに行ったのだろう?


 さらに後日、富豪の元に一人の訪問者が現れた。訪問者は「宝石の箱そのものが欲しい」と言い出した。宝石を失ったショックから立ち直れない富豪は、箱を無料で渡してしまった。ところが、その箱を手に入れた訪問者は、後に莫大な利益を得たという。一体どういうことだろう?

ちょっとおかしな点やこじつけのようなところがもしかしたらあるかもしれません。その時はすみません。

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