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リズミカルコモディティバンド

「天才の悪い所ね。それで言ったら瑞奈もそうね。悪い所出てるかもしれないわ。あの子と曲の話をすると楽器と小節番号と音階で話し始めるから、コミュニケーションは無理ね。」

「確かに瑞奈は凄いよなぁ。1発で耳コピを楽器までも正確に出来ちゃうし、14で世界的作曲家になったし、殆どの楽器は演奏出来れば、リストと同じ異名まで付けられるなんて。音楽に関しては人類最高ランクかもね。」

「改めてまとめてみたらえげつないわね。でもリストと同じ異名じゃないわよ。」

今までの偉業を並べる兎鯽の話を聞いて目を見開くベチトス。

「リストはピアノの魔術師でしょ。瑞奈は楽器の魔術師よ。」

「じゃあフランツ・リストをも越えてたのね。」

「しかも、今や学校の教科書に乗ってるそうよ。曲にプラスで作曲家紹介も。」

「へぇ〜。それってすごい事じゃないか?どんな音楽家だって基本作曲家紹介なんてつかないよ?特に音楽の教科書は基本最低限しか書いてないんだから。」

「でも不思議よね?音楽家の事は音楽の授業で教えればいいのに歴史の授業で教えるって。」

「そもそもベチトスって、日本の義務教育受けたことあるの?」

「小学校だけね。中学はエジプトとイギリスを往復してたし。」

意外な経歴を聞いて同様にも近い驚きを兎鯽は見せた。

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