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いつもと違う梨央との電話から2週間後、梨央から合コンのセッティングができたと連絡が来た。


相手は同い年らしく、また、高校時代はバレー部だったとか。

いろいろ話せそうだな、と思いながら合コンの日を楽しみにしていた私。


仕事が終わって指定されたちょっとおしゃれな居酒屋につくと、男性が2人と梨央と梨央の大学の友達だという女性が座っていた。


「遅くなってすみません!」


そう声をかけ、私は梨央の隣に座ると甘いカクテルを注文する。


「あ、まだ一人来てないんですね」


私の問いかけに対して眼鏡をかけた誠実そうな男性が「もう来ると思いますよ。」と笑いながら言ったとき、店員さんに案内されて男性が一人やってきた。


どんな人なんだろうか、私が顔を上げたとき、男性と目があった。私は固まってしまった。何せ、最後にやってきた男性は大澤君だったから。


最後に見たときと比べると少し痩せたような気はするが、サラサラの少し長い黒髪に、キリッとした目。いつ見ても素敵だな…。


私が大澤君を眺めていると、大澤君は私の腕を掴みそのまま店の外に向かって歩き出した。

私は梨央の方をみると、少し目をそらされ、口パクで頑張れ、と言われた。


何を頑張ればいいというのだ…。

とりあえず私は大澤君についていくしかなかった。


居酒屋から出て少し歩いたところにある公園のベンチに私を座らせると、大澤君は隣に座った。


なんて声をかけていいのかわからず、黙っていると、大澤君から私に話しかけてきた。


「なあ、どうして突然俺と関わらないなんて言ったんだ?」


「は?」

大澤君からの問いかけに、私は思わず冷たい声が出てしまった。



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