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大阪で働き始めて1ヶ月が経過した。

引っ越した次の日から始まった大阪の案件はかなり忙しく、平日は残業、土曜日は出勤で日曜だけ休みという日々が続いた。


そして1ヶ月後の今日、1次リリースが終わりプロジェクトメンバーで歓喜の声をあげた。

よし、今日はみんな早く帰れーという部長の声で皆さん帰宅の準備を始めた。


18時きっかりに全員で退社する。

私は唯一徒歩で帰れるため、会社の前で駅に向かうメンバーを見送ってから最寄りのスーパーに向かう。久々にお酒を飲もうと決めたため、つまみやらなんやらを買うために。


スーパーでビール、チューハイを買い込んで帰宅した。先にお風呂に入って、テレビの前のテーブルにお酒とおつまみを準備し、一人宴をはじめた。


しかし、久々のお酒に調子に乗ってしまい、1時間弱で私は早々に酔ってしまった。ここは家だから酔ってもやらかす心配はない。ふわふわしながらお酒をちびちび飲み続けていると、携帯が震えた。


梨央だ。

ロック画面に表示された名前になんの疑いもなく出た。


「あ、梨央〜!久しぶり!元気??今まで残業続きだったけどちょっと落ち着いたからご飯行こーー!というか飲みたい!大澤君のこともこの一ヶ月忙しすぎて思い出さずに済んだよ〜。大澤君のことを好きだったのも過去にできそう!」


ばーっと話した私に電話越しの梨央は何も言ってくれない。


「あれ、梨央〜?ねえ、この前行ってた合コンいつ開催してくれる?私次の恋にいきたいからいい人集めてほしいな!」


へへっと笑いながら話してたら急に電話が切れた。

あれ、梨央、全然話してくれなかった…。いつもならもっと話すのになー。まあまた会ったときに話せるからいいか!


その時私は電話越しにいたのが梨央じゃないことに気づいていなかった。電話を切ったあと、梨央が大澤君に詰め寄られていることも知らずに…。


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