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第37話 ボスの回し蹴り

アジトに戻ったアイズは摩訶不思議な光景を目の当たりにした。


どうしてボスを始め、悪の組織の面々はこのような状況になっているのだろうか?


その答えを知るためには、避難訓練開始後の彼らの動向を知る必要がある。



避難訓練開始の鐘と共に、屋上の扉に手を掛けたボス。


階下にいる黒服達を薙ぎ払い、黒服達も必死に応戦していた。


今年でもう10数回目となる避難訓練。回を重ねるごとに黒服達の意識も上がっていっている。


とにかく黒服達にとって重要なのは、ボスの攻撃でダウンをしない事であった。


黒服達もボスに劣るとはいえ、戦闘ではプロフェッショナルである。


そして、これまでのボスとの戦闘データも充分にある。


黒服達にとって、ボスの攻撃パターン、その威力は織り込み済みであった。


そして、彼ら彼女らの後ろには、唯一ボスと同等の戦闘能力を誇る部下がいる。


黒服達は、ヒットアンドアウェイでボスの消耗を待っていた。


分厚い装甲を見に纏った黒服達が夜の海のように寄せては引いていく。


その攻撃をかわしながら、鋭い回し蹴りを放つボス。


「「「「やべぇ!ボスの回し蹴りだ!!」」」」


どよめく黒服達の波。

不幸にもその回し蹴りを食らった黒服の1人は窓ガラスを突き破り外へ放り出されてしまった。


おいおい、この服何kgあると思ってんだよ...。

あぁ、やっぱり強すぎる...。


黒服達の士気が下がっていく。

ボスはその隙を見逃さず、一気に終わらせようと猛ダッシュで黒服達に突っ込む。


その時、黒服の群れから黒い稲妻が走る。

その速さに反応が遅れガードを選択するしかないボス。


目の前には、鋭い眼光でこちらを睨む部下がいた。


爆発的な衝撃を受け、吹き飛ぶボス。

部下はいつにも増して本気だった。


完全にコントロールしてる部下は強いな。と思いながらよろめき立つボス。


部下の背後にいる黒服達は歓声をあげた。

部下は微動だにせず、呼吸すら感じさせない。


ボスは少しだけ笑った。

やはり避難訓練はこうでなくちゃいけない。


2人の視線がぶつかりあった。

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