表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
キボウ  作者: ヤシダ
5/5

リンゴ

「……………………」

「………………。」


沈黙がその場を支配します。


「こ、ここから出たいのですが助けて頂けますか?」


急に片目は透明な膜に覆われました

そして、その膜がしずく型になりこちらに降ってきたのです。


水面が荒れに荒れ少し足元がふらつきます


そこでハッとします

あの片目はこの世界の管理者なのだろうと


「片目さん片目さん、あなたの好きなものはなんですか?」


「グルルルルルルルルルルルルルルル」


「片目さん片目さんお腹がすきました」


「グルルルルルルルルルルルルルルル」


「片目さん片目さん私、歩き疲れちゃいました」


そこまで言うと、突然目の前にリンゴが出現しました。


「片目さん片目さん、これは食べていいのですか?」


「グルルル」


さっきより短い返事


これはイエスってことでいいのかな?


私はリンゴにかぶりつきました。

とてもみずみずしく、甘いですが少し酸味も効いておりとても美味しいリンゴでした。


そして、私はぺろりとりんご丸々一個食べきってしまったのです。


今まですぐお腹いっぱいになりあまり食べ物を食べられなかったので

自分自身びっくりしました。


片目さんはまたしずくを1つこぼしました。


気づいたら水面は私の太もも当たりまで来ておりました。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ