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フローレンス城にて

やっと更新できましたぁ

今回は少し短いですが…


「シオン、貴方には勇者として戦に参加してもらいたいのです。」


「…え、えええええぇぇぇぇぇぇ?!」


*ーーーーーーーーーー


思考停止…固まる事数分…


「え、ちょ、え?僕が勇者で、戦に参戦て…えぇっ?!」

「詳しくはお城で話しますから、ついて来てもらえますか?」

いや、そんな輝く程の笑顔で言われても…こっちは話がよく理解できていないんです…

……とにかくここにいてもどうしようもないので着いていく事にしよう…


「あ、あの〜…」

……何コレ

「はい?」

「この、コは?」

「あぁ、このコは私のパートナーのグリフォンです。フィールって言います、さ、フィー、挨拶して」

「クェー/」

へー…グリフォンかぁ…予想してたのとずいぶん違う、ていうかなんでこんなカワイイ感じなの……

いやいやいやいやいや、そういう事じゃなくて…結構でかいな…馬くらいあるんじゃないか…?

…て当たり前かグリフォンだもの(自己完結)。でも馬みたいな体じゃなく、普通に鳥だな…見た目

「え…っと、それでどうするんですか?」

「このコに乗って城まで運んでもらいます」

「クァ」

「え?」

鳥+運ぶ=…飛ぶ

振り落とされないように頑張ろう…

「さ、乗って下さい」

「は、はい」

にこにこ笑顔〜で言われたらどうしようもないな…

「いいよ、フィー。飛んで!」

「クァー/」

「うぉっ?!」

結構衝撃くるな、コレ…

「姫様、どれくらいで着きますか?」

「う〜んと、多分5分くらいですね」

5分間もこの状態か…少しキツいな、手が痺れそう…


*—————————————————


「あ〜楽しかった(笑)」

空飛ぶのって意外と楽しいな、今度もっかい乗せてもらおうっと。

「さぁ、こっちです。」


ひとまず姫様に着いていく


「おっきぃ…」

城ってこんなにでかいんだね、初めて見た…

そんな事を考えていたら…

「わーー!どいてくださーーーい!」

「…え?」

声がしたので振り返…ドーーーーン!

ぶつかった…最後の‘る’ぐらい言わせて欲しかったな…

「いっててて、だ、大丈夫ですか?」

「は、はい。ごめんなさい。今すごく急いでいて、ホントにごめんなさいです!」

「いや、僕は大丈夫です。」

「ところで、見かけない顔ですけど、どこから来たんですか?」

「え〜…っと、僕もよく分からないんですけど、なんか姫様が、僕を召還?したみたいで…」

「え…えええええぇぇぇぇぇぇええええええ?!?!」

「?!」

「あ、あ、貴方がゆ、勇者様ですか?!」

「え、えと、一応そうなってるみたいです…」

ん?……固まってる…?

「え、と、大丈夫ですか?」

「…は!す、すいません!ちょっとボーッとしちゃって…。あの、自己紹介がまだですよね?私は、リコ•フェルマール。このフローレンス城のフォルセウル国立研究学院主席です!」

「え、え〜っと、研究学院主席ってことは…、ええぇぇ!す、すごい偉い人じゃないですか!?」

「えへへへ…そこまで偉くないですよ〜」

こ、このコが学院主席…全然見えない…

大きさ的には僕の半分くらいかな?子供にしか見えない…何歳だろ…聞くのは失礼だからやめておこう…

「あ、急いでるんでしたーーーーー!!そ、それでは失礼しますっ!!」

「え、あ、はい。また…」

全部言う前に行っちゃった、まぁ、仕方ないか…

…ん、何か忘れているような…

「…あああああぁぁぁ!!!僕も姫様に着いていかないと!!……どこ行ったんだろ…」

これは、早速ピンチかな…違う意味で…


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