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半端者の唄 〜嘆き〜

作者: Suzuki-Romy

夢と現実の狭間に揺れて……




選ばないんじゃない


選べない


選べるけれど、選べない



分かっているけど、選べない


一つに絞ってようやく届くんだってわかってる



紙一重を覆す自信がないから、


馬鹿になりきれないし


堅実だってわかっているから捨て切れない



選ばないのも選択だと言うけれど、


それはどちらの道も腐らせる



私にあれもこれもできるだけの能がないのはわかってる


無限に広がる選択肢


周りに流され、


安定な道を選ぶのが正しいのかもしれない


わざわざ不安定な道を選ぶのは馬鹿だろう


けれど馬鹿にならなきゃ始まらない



私には選べない


何が正しくて、間違ってる?


全て白黒ハッキリしてたらいいのにな



広がる無限の選択肢


その先は全く見えない



ねぇ、誰か手を引いてよ


ねぇ、誰か手を繋いでよ


ねぇ、誰か背中を押してよ


じゃないと私、溺れそう


そして自由の海に沈んでく……

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― 新着の感想 ―
[一言] 春センチメンタル企画より参りました。 自由って不自由ですよね。 選択肢がありすぎると、何をして良いか悩んで結局何もできないままだったりします。 小学校、中学校なんてこちらの意思とか聞かれ…
[一言] 誰かが踏みしめた平坦な道に進むのはとても楽なもので、みなその道を選びます。 険しいであろう、道が目の前にあると進みにくいもの。 そんな心情の吐露がでておりましたね。
[良い点] 選択肢って多ければ多い方がいいようにも見えるけれど、実際多すぎるとどうすればいいのか、わからなくなりますよね(^^; やりたいことと安定は、必ずしもイコールではないし、周りがいいと言うか…
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