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第8話 お主、何者?

夏休みも終わり、それぞれの夏が終わった。

9月2日、今日は始業式。

少し早く学校に行った。


ちなみに俺達の通ってる学校は

俺の家から歩いて大体25〜30分程度の距離にある公立の高校だ。

だが、創立してから年は浅く

学校の設備は比較的新しく、綺麗である。

偏差値も下の上程度で入りやすい。


おかげで毎年定員割れなどせず、逆に倍率がとてつもなく高くなっている。

今年は去年より数値は少し上がり1.5倍!

つまり100人採用にしようとすると志願者は150名。

そんな感じ。


そしてなっちゃん、もとい佐原(さはら) 奈津未(なつみ)ちゃんは俺達の1つ年下なのが驚きだ。うちの学校に通ってたらしい。

そのお姉さんが俺達と同じ年らしく?

なっちゃんが俺の話をするらしい。


ある日恐れていた事態は起こる。




いつも通り、俺は学校が終わりバイトに行く。

。・*・:≡(「・ω・)「びゅーん

そして安定のメイド服。

着替えるのに最初こそ手間取っていたがもう慣れればこっちのモンさw

お着替えを素早く済ませ、フロアーへ。


いつも通りの接客を続ける。

すると扉が開いた。

聞きなれたベルの音。


目をそちらに向ける。

恐れていた事態。それは同じ学校、学年のヤツが来店する事。

生憎だが俺は同学年の人達の顔は1通り知っている、覚えるまではいかないが、適当にあだ名付けて出てきやすくはしている。

くるくる!!!

くるくるさんが来てしまったのだ。


名前の由来は初めて見た時に髪の毛が巻いてあったから。

くるくるしてたんだよ、今日はくるくるしてないけど!

なんて考えてる場合じゃない!!


俺がココで働いているのをバレないようにしないといけない…。

バレてもはいいけど他の人に伝わらないようにしないと困る!

多分本人は分かってて来ているのだろうけどね!!


「あの人私の同級生なんで私が行きます」

と言いはしたが乗り気じゃないんだよなぁ…w


「いらっしゃいませ〜メニューをどうぞ〜」


「ちょっと待って下さい」

ビクッ

「は、はい何でしょうか?」

ああああああ!!

まずったあああああああああ!声が裏返ったぁ!

「やっぱり。あなた伊達さんね?」

小声だったから許すけど次は許さんw

周りに目を配る。誰も聞いてない、聞こえてないみたいだ。

他の客にもするみたいにその人によってしゃがむ。


「お願いだからみんなには黙ってて…」

「てかなんでココが分かったんだ…?」


すると指を指す

その指差した先にはなっちゃん


「なっちゃん?」


「私の妹よ」

!?工エエェ(゜〇゜ ;)ェエエ工!?

驚きも驚きよ!

「じゃあ佐原さん!?」


「じゃあって何よw私は佐原よ」


「メニューはどうなさいますか??」


私の話はまd…「メニューはどうなさいますか!」


「後でじっくり聞かせてもらうからね」

「じゃあこのベリー&ベリーのミニタルトとコーヒー。」

「かしこまりました〜」


ヒィィィィィィィィィィィィィィィィィィ(゜Д゜ノ)ノ怖い怖いw

俺の地声聞かれただろうか、それだけが不安で仕方がないw

気がつけばくるくるさんは去っていた

くるくるさんはクラス委員長で、こんな所に来るような人じゃないと思ってた。

ちょっと意外。


気を使い過ぎたのか疲れちゃったw

「姉さんは今日何時に帰るの?」


「あと少しで上がるから待ってくれるなら車で乗せてあげるわよ〜」


「じゃあお言葉に甘えさせてもらうね〜」

さて、お車の手配は完了!

大体姉さんのアップは18:30。

なんと今は17:45分

大体40分ぐらいかぁ〜

適当にこの職場(?)の施設でも見てよっと。

面接室と更衣室とフロアーとトイレは分かってるんだけどね〜

っと。おっ、ここは未だ立ち入ったことのない未鏡の地。

キッチーン!!


みんながあわただしく料理なりを作ってる。

俺も料理出来るようになってあそこに立てるようになりたいなぁ〜…

その中には凄まじい手際で料理する玄人が。

誰だと思い覗き込む。

あっ。

もう末期だな俺w

後ろ髪で誰か分かってしまった。

でもこれは俺のせいじゃなくあの人のせいでは…?

お邪魔しよっと。


吹き抜けの窓の外から中の人、あーちゃん以外には外に出てもらうようサインを送って俺はこっそりキッチンに潜入!

おぉ〜広いひろーい!!

そしてあーちゃんの背後に立つ。

こう見れば背高いよね、俺と同じくらいだもんな〜

ぎゅって後ろから抱きついた

「お疲れ様です〜♪」


「うひゃあ!?ビックリするじゃん!しょーちゃあん!!」

向こうはこっちに好意があるようだがこちらも好意になるほどではないが扱いに慣れてきた。


「今日はこのぐらいにしませんか??」

と声色を変え甘い声で誘ってみる


「残念だがしょーちゃんお姉さんはそんなに甘くないのだよ〜?」

とか言いながら頭をこっちに向けてくるのは撫でて欲しいのか?w

なんか扱いが猫みたいw


「俺、料理の面倒見てるんでそこで座ってていいですよ〜」


「そうは行かんのだよ!やり返しじゃ〜♪」

とか言いながら抱きつかれた。

ホント、考えだけは甘いんだよなぁこの人w

時間を確認すると針は18:15分を刺していた。

「このまま居たいのも山々ですが姉さんと一緒に帰るのでお先に失礼しますね!あーちゃん」


「お疲れ〜!しょーちゃん最後にぎゅーってして欲しい…な?」


「ハイハイw」

ぎゅーってするのはいいけど、女性の身体ってこんなに柔らかいのな〜…

んっん〜♪卑猥!

手を身体から離す

「じゃあ、頑張って下さいね!」


「あーい♪」


今日も疲れたのか車の中で寝てしまってたらしい?

姉さんの声で目が覚めた。

「姉さん、いつもありがと♪」

学校の購買で買ったポッキーをあげた。


「ならさ、ポッキーゲームしようよ〜翔楼〜!」

ノリ軽っ!?

ワンチャン一生に関わるよね!?

もしかしてご存知じゃない!?

ファーストキスが運命の人だってさ!!!!

それともこれは都市伝説でしたって運命の人ではない…???


「姉さん、知ってる?ファーストキスの相手は運命の人だって」


















ーーーー次のお客様は変わった人ですね!



宣言通り長め!

でも少ない…w

最近寝落ちが多くて辛い時期!w

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