表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
49/52

第47話 秋桜【Cosmos】

夜が明けた。


自分がお休みと言ったのは覚えている、そして手をあーちゃんに回して抱いたのも覚えている。

でもどうしてこうなった!!?!?!?


ラッキースケベでもこれは重罪!

もうね、こんなの警察に突き出したらもうね、

すぐ∞←こんなの手に掛けられるからw


状況を説明するよ

昨日寝る時にあーちゃんのお腹を手でホールドした

→すぐ寝た

→→起きたらあーちゃんのπに手が触れていた

誤植がありました、触れていたのではなく


ガッツリ揉んでました












た、たまにはこういう事もあるよな……………?


しかも問題は今、手を動かしたならあーちゃんが目覚めてしまうという。


しれーっと手を引こうにも引けないしどうしよう………

( ´•д•` )


「んん~…」


よかった!あーちゃん起きてー!

そうして?目を開け…?


寝返りを打って俺の方に顔を向けた


開けなーい!



そんなちょっとした苦悩というか葛藤をして1時間ほどした後にあーちゃんが目を覚ました


「んんん…おはようしょーちゃん…」


もうね、目の下にクマが出来てるんじゃないかレベルで闘ったよね。強かった。今回の敵。


「おはよう、あーちゃん」

「ところでどうして胸をお抑えなさってるんです?」


俺は触ってないです!

夢の中の俺が触りたがっていたんだ!

俺はしてない!!真実だ!信じてk(ry)


「夢の中でしょーちゃんが触ってきた…‼」


ギクリ。。。

正直こんな展開になるのってアニメやマンガならでは、と思ってたのにまさか直面するとは思わなかった!!w


「そ、そうなんだwあーちゃんの夢の中での俺はとんだ変態野郎だなw」

困った困ったと言わんばかりに頭をポリポリとかいた。


「え。夢の中じゃなくてもしょーちゃんは変態じゃん」

おおおおおおおおおっとぉ?w

思わぬ死角からの攻撃に驚きを隠しきれねぇw


「は、はぁw」

「てかそんなのいいからご飯食べに行こっ!」

「バイキング形式といえども遅くなったらおいしいデザートとか無くなっちゃうかもよ??」


顔面蒼白。


「は、早く行こおおおっっ!!?」

「朝はデザート食べて満足してから出掛けたいの!!!」


もうね、早いw

少し前まで浴衣姿だったのにものの1分程度で服に着替えてしまった

俺の着替えないとな。


◇◆◇◆◇◆◇

急ぎ足で俺たちはレストランに向かった。


着いてまず席を確認してそこに荷物(ネズミーに向けての、ね)を置いて一緒に見に行きたいけど…

行ってる間に荷物とかスられたりしないか、心配のあまり一人一人順番に行くことにした



もちろんアレほど朝のデザートを期待して行ったのだから先に行ったのはあーちゃん。


「あ。おかえり、朝御飯はパン派なんだねw」


「ごはんだと長い間お腹に溜まっていっぱい歩くなら気分悪くなりそうだなってさ!」


懸命な判断だと思う、そして何より目がいったのはやぱり、そのトレーの上に乗ったデザートの多さだったw


「にしてもデザートいっぱい取ったねぇw」


「朝は糖分が大事なんだよっっ!」

そうだねと微笑む


「じゃあ俺も取りに行ってきて、食べ終わったら行こっか!」


◇◆◇◆◇◆◇


バスに少し揺られ、到着!



まず向かったのはもちろんあーちゃんが好きなエンゲルの恋人(?)がいる スチッチプレゼンツ。


「スチッチ可愛い~!!!」


そうして楽しい時間は本当に早く感じるw


気がつけばお昼。

ご飯を食べてまた色々と回る。


お腹が空いたとあーやんが呟き夕飯。


気がつけばもう日は沈んでいた。





◇◆◇◆◇◆◇

ホテルの前に帰ってきた俺たちは小さな端末を。

スマートフォンと言うんですけどね?


いつもは見ないような空を俺たちは眺めていた。

満月に感動していた。


滅多に起こらない現象が起こっていたからね。



月が蒼く、輝いていた。

過去には赤く赤く、光っていたこともあったらしい。

今は


蒼く、輝いている。

赤銅色?とは全く逆のような明るく輝く月。

初めて月に涙した瞬間だった。


もちろん俺たち、と言ったからあーちゃんもいっしょだ。

「すっごい綺麗だね…」


で、でたーーーーーー!!!

定番のやつー!!w


君の方が何倍何十倍も綺麗だよ(イケボ)


的な流れじゃんw

まぁ気にしませんけどね!w


「そうだね、初めて月見て涙流したかも知れないw」

「でも、こんな俺と出会うことすらなかったら…

今のあーちゃんが居なかったかも知れないって、そう思うともっと涙止まんないよ…」


なにいってんだろ。。。

こんなキレイなもの見ながらそんな重たい話がしたい訳じゃない。

どうして俺の口はこうも勝手に動き出すんだ。


「そうだね、ワンチャン死んじゃってたかも知れないねw」

「ありがとう、しょーちゃん。」


彼女の口は笑っていなかった、もっと言うならプルプルと、健康な色をしたその唇は震えていた。



「もう部屋に戻ろっか!もうお月さまもいつもの色に戻っちゃったし!」



「うん♪ 」



そう言って腕にぎゅっと抱きついてきた


◇◆◇◆◇◆◇

部屋に帰ってから荷物の整理をしていた。


学校休んでココに来ているワケだし、せめて学業に(いそ)しんでいる学生諸君にも、やっぱりお土産というのも要るでしょう??w


女子には人気なのかな?アマと雪の女王?のシャープペンシル三点セットみたいなのを一応人数分。


男子にネズミーなんて似合わねぇだろ!とは思うけど俺みたいに物好きもいるかもしれないから、買っておきました。


といっても男子からもらったもので形が残ったら気持ち悪いでしょうw

だからネズミーのキャラクターがプリントされたクッキーをご用意。


いくら大きな鞄で来ていてもそんなに入らない、から郵送。

流石に学校に送ったら指導されそうだから我が家に送った。


「さて!明日はちょっと東京観光しよっか!」

「それで大体15時ぐらいには東京駅ぐらいの感覚で観光ってことで!」

「どこか行きたいところはある???」


あーちゃんの目がキラキラし始めた。

「スカイツリー!!!」

「あと~、ココとココと、あとあそこと~…」

スマホを見せて行きたい所の住所まで鮮明に割り出してくれた。


「そしたら、なるべく行けるように明日は少し早起きだね!!」


「私朝にがてぇ~…」





「おはようからお休みまで!しょーちゃんの提供でお送りいたしますw」

「モーニングコールもお付けして無料(タダ)!!」


部屋の電気を消した。



「おやすみ~」

(。-ω-)zzz









今回もご閲覧ありがとうございます!


Twitterでもお伝えしましたがもう一度お知らせします!


後少しで50話になろうとしておりますが、最終話が近づいております。

近づいているとはお思いながらも是非ともこれからの展開をお楽しみにしてくださいませ!


また、最終話を迎えたら定期更新はおそらくですができないです!

ご了承くださいませ…



ではこれからお楽しみに!!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ