第43話 うぃんたーいんたー
ネズミーランドかぁ～。
学校休んで有給(ズル休み)消化するかっ！
平日を俺は希望するぜっ！
平日なら少しは客足少ないでしょ、夢の国だから関係なさそうだけどw
なんか面白いよね、平日なら
「俺達めっちゃエンジョイしてるけどお前達椅子に座ってジェットコースターしてんのぉ！？w」
みたいな煽りが出来そう(妄想)
なんて授業中に思う。
でも頭の大半を占めるのはやっぱりあーちゃんの事だった。
オーバーフローするまでどうして溜め込んでしまったのか、どうやったらその負荷をこっちに分けられるか。などなど考える事がいっぱいw
授業中と言えどそういうモノに頭を使う時じゃないね？w
顔をぺちぺちと叩き現実に還る。
それにしても退屈であるこの学校という文化w
楽しいのは英語の時間と現代文の時間と数学の時ぐらいなんだよなw
今は生物です、暇です。
実は目に入っている、アリスがやたらとソワソワしているのを。
でもこれって触れていいやーつ？w
なんかさ、触れたら触れたで男子には分からないわよで済まされそうな感じがするんだけどww
「アリス、どったのー？」
間髪入れずに言われる
「どったのー？じゃないわよ。設備は整っているはずなのになんでうちの高校って暖房が点かないのかしら！！」
あっはい
そわそわじゃなくて、もじもじしてた！
じゃなくてw確かに素直な疑問だ。
増してや最近出来たばっかりの割と新しい高校。
なんでだろう。。。
とりあえずブランケットを貸してあげる
「これ、使っていいよ俺カイロあるし防寒装備、完璧だからw」
シャツの下にはヒートテックとその上に更に超極暖とか言う某ウニクロのヒートテックも重ね着。
下はパッチを履いて暖かい♪
カイロはもはや必須装備アイテム。
これは怖いもの知らずと言うものです
ところでアリスが言っていたのを思い出す。
こうしてまた雑念に浸るのも学生の楽しみというものではないだろうか！
して考えてみる。
確かに設備は整っている、現に夏にはクーラーが起動して少しは学業に専念できた。
しかし今はなんだね？w
ま・ふ・ゆ！
気温は0度を下回る事もある！なのに！！
なんで点かないんですかね…w
そんな事を考えていたら授業は終わっていた
その日1日はアリスにブランケットを貸したまま授業を受けた。
大して寒くはなかったしアリスは寒がってたからいいっしょ！
【終学活】
「あ、あのー伊達さん。」
少し前に座ってるアリスが席を立ってこっちに歩いてくる
眠たかった俺は寝たフリをして顔は伏せたまま耳を澄ませていた。
「ありがとう」
と耳元で呟き、俺の肩にブランケットを被せて席に戻っていった。
激レアでは！？w
アリスがまともにありがとうなんて言いましたよっ！！！？
【あるぺじお】
皆が来るより少し早く着いた。
「あーちゃーん？」
まだ寝てるのかな、ベッドの辺りを見回る。
でもあーちゃんの影は見当たらない。
少し探し回って見つからなくて本気で心配した、電話もかけたけど出ない。
すると後ろから抱きつかれ床に押し倒される。
上半身を翻し、床に背中を着くように倒れた。
もちろん眼前に迫るのはあーちゃん。
ギュッと抱き寄せた。
「バカ…心配したじゃん！！」
「電話もしたし部屋中探し回っても居なくて…。」
不意に涙が出る。
「ごめんごめんw驚かそうと思ってたんだけど心配させちゃったね。」
「おいで？？」
なんか赤子の頃に戻った様に抱き着いた。
幼児退行って訳じゃないからね？w
「あーちゃん、おやすみっていつになりそう？？」
「平日がいいんだけどさ…！」
さぁ、どうくるっ！！？
「いつでも休めるよ～、実際問題私がやってた雑務(？)って1月2月先のやつだからw」
やっぱりあーちゃんには敵わないなw
ホントに転生の才能があるからさww
「じゃあホントに急だけど明日から休める？？」
「あ、数日間お休み下さい2～3！」
少し悩んだ拍子を見せたがすぐに顔は晴れた
「いいよ！明日から2～3日間ね！」
よっしゃああああああああああああっ！！！！！
有給ですわぁ(適当)
「お着替えと服を2日分お忘れなく！お泊まりですので！！！」
なんかワクワクするよねw
結婚してないのに新婚旅行みたいなww
今日のお仕事はいつになしかワクワクしてやっていたのは誰からも分かっただろうな……♪
To be continued……
昨日ですね、お母様のお買い物についていってたんですけど、コーヒー豆に用があったらしくて、その逆のコーナーにチョコペンとかチョコスプレーとかあって、もうそんな時期かと思わされましたw
バレンタインは想いを伝える日ですので男性でもチョコ上げてもいいと思いますよ！！！！！
