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第3話 はいすぴーど?

5名様でご帰宅のギニュー特戦隊ですね?



【翌日】


朝から元気!というより楽しみだ!

初めてのバイト!初めての接客!!


そして初めての……コス…プレ…………///


あまり口に出すと卑しい男だと思われるから言わないでいたけど、あの店の店員さん達なかなかいい体型してたなぁ…

俺って男だし、大丈夫なんだろうか…


なんて言うか、

そういう系を楽しみにしてらっしゃるお客様も居るんだろうと思うと、どうするんだろう俺。w


授業はいつも通り、楽しい時は楽しんだし仲間、友達も相変わらずだ

昨日の帰りの噂を晴らし、

いつも通り昼休みにはスポーツ、と言うより遊んだ

今日はバスケをして遊んだよ


決して勉強もスポーツも優秀な訳ではない

the平凡

みたいな感じ


でも日常はなにかと充実していた、が

なにかしら!そうなにかしらの刺激がなかった!


そんな日々に差し込むように現れたのが、これからのバイトだ!


昨日見たばっかりのドアノブ。

それを捻って開けた先には昨日見たとおり、

メイドさんがいた


すかさず姉さんが駆け寄ってくる

むぎゅってなにかが俺の肌に当たる、

もう何とは言わないけど。

ご想像にお任せしますよ?w

「お疲れ様〜♪」




「これからはスタッフ用の出口から帰ってくるのよ?」

「今から案内するから」


と、姉さんから小声で注告。

これはいけない、今度から気をつけなければ。


そそくさと奥にはけていく俺と姉さん

「しょーちゃん!待ったよ〜?」

奥には昨日見た、全く変わりのない

そう、あーちゃんさんが居た


「あーちゃん!私今からフロア行くから」


「しょーちゃんを着替えさせてって?」


そう聞いた姉さんはグッドポーズ(๑•̀ㅂ•́)و✧


「はぁーい♪」

「じゃあこれから使う事になるから覚えてね〜?」

「今から行くのは更衣室だよ〜」

着いた先にはナンテコッタイ((ヽ(゜ω゜;;;)ノノ))ナンテコッタイ


普通の更衣室。男女共有。

というより女子更衣室。

ちゃんとロッカーこそ閉まってるものの、開いてたらって思うとゾッとする


「あ、あの〜」

「ここって女子更衣室では?(震え声)」


「ん?そうだよ?ここにいる間はキミでさえ女の子として扱うぞぉ??ニヤニヤ」

きゃー!!

この人危ない人!

百合?知らない!!!!!!


「ところで僕の制服はどこに?」


「あ!着る気満々じゃん!やっぱりそういu…」


「違いますけどね!」


「そんなきっぱり言わないでよぉ〜」

「お姉さんにも少しぐらい夢を見させてよぉ(´;ω;`)ウゥゥ」


「で!制服はどこにあるんです?」


「君の目の前のロッカーの1番右から3番目がキミのロッカーになるよ(´∀`*)」

「間違えて隣とか開けないようにね?女子のプライベートだから(#^ω^)ピキピキ」

「ハ、ハイ」

それはいいんだが、俺は初めてメイド服なんてものを着るし、スカートなんて初めてだ。

着方とか全く分からないんだがw

「あの、着方とかどうしたら?」

「僕、初めてなんで着方とか教えてくれたらなーなんて思ったのですが」


「分かった分かったぁ!仕方ない!」

「お姉さんが人肌脱いであげましょう!」


「お願いします」


「きゃー変態!」

え?え???

どういう?

するとあーちゃんさんがホントに脱ぎ始めたんだがこの人はホントにやばくないですか?

ねぇってばァあああああ!?


俺のお願いしますの理由が違ってしまうではないああああああああああああああっ!?!?


「仕方ないにゃあ!」

「なんちゃって。ちゃんと見ておくのよ?」


「ハイ!」


「ホントに変態ね、しょーちゃんって」

だからあああああ!?

なんでそんな解釈しちゃうのほおおおおおおおおおおおおおおっ!?

それはあなたにも非があるのではああああああっ!!!!!?


そう思いつつもちゃんと教えてくれる辺り、流石は大人だなって思うw


「ハイ、次はしょーちゃんの着付けね!」

「ほらほら脱いで〜」


「ぎゃああああああああああっ!!変態!」


「騒がれると余計に脱がせたくなるぬぁ〜♪」


「変態だあああああっ!?」


「ココをこうして〜」


「しょーちゃん?ちゃんと見てる!?」

無理に決まってるじゃん!?!?

この人痴女だよおおおおお!!

絶対意識してるよお!!!!!

こんな耳元で囁くとかあああああ!?


「出来ました!」

「どうですか!?」


「うん!可愛い!」

「幸いな事にしょーちゃんは髪長いから括ったり出来そうで良かった良かった!」


「そう、なんですか?」


「そうそう!ところで声なんだけど、大丈夫?」

「さっき叫んだから喉とか痛くないの?」


「元から喉は強いから大丈夫ですよ〜」

「というより僕が声気にしてたの分かりました!?」


エスパー…なのか……っ!!?


「そんな訳ないじゃーんw」

「声は変えなくて良いよ」

ですよね〜w

ってかえええええええええええええええええええええええっ!?

「変えなくていいんですかっ!?」


「あ〜、いいよ?」


「了解です!」


「でも一人称は変えること!」

「ボクっ娘も許容範囲だけど!」

「あっ、でも悪くなi…」

「いや、でもやっぱりダメ!私!」

「これで固定!」

なんか1人でなんか言ってはる……

ブツブツ言いよる…

あっ、関西弁が出てしまったw

物語の舞台はご想像にお任せしますよっと!w


「ハーイw」


「よし!おっけーですよ!あーちゃんさん!」


「じゃあ、行こうか!しょーちゃん!」


「ハイッ!」


決意をし、ドアノブに手を掛け手前に引く。

この俺の手にはいつもとは違う、なにか特別な力が宿ってるぐらい軽く、何事も無かったように俺の体はドアへと向かっていく。


ドアベルが鳴った



「おかえりなさいませご主人様!」

「えーっと5名でお越しのギニュー特戦隊の方々で間違いはありませんか?」

「こちらの席でごゆっくり下さい♪」





ーーーーーーーー2名でご帰宅の?

えーっと…らぐな(?)さんと、たおかか(?)さんですね?ーーーーーーー

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