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第38話 ホラゲーでもなくない!?

気が付くと走っていたはずの車は止まっていた。

そして乗っていたはずのみんなも居なくなっていた。

降りて周りを見渡す。

「あれ?みんな?どこにいるの??」

「正月だからさ、そういう肝試しみたいなことはやめとくべきだと思うなー!!」


しかし依然として反応はない。

こういう怖いものには姉さんとあーちゃんがめっぽう弱いのは把握済みなんだが…。

どうも変な感じがして周りを探索しに行くとする。


よく目を凝らして見るとココはどこなんだ…??

全く見たことがない風景。

そして街頭のひとつもありやしない

こんな真っ暗だからか目の前にふっと現れだした白いナニかが分かる。


そしてこういった怖い感じによくある白い格好をした女性であることも何となく理解した。

(アレが超絶美少女だったらな……)


すると急にいたはず白い女性は姿を消した。

驚きのあまり周りを見回した、だって死角って背後じゃん!!

後ろのチェックは重要だってホラゲーで教えてもらったしい!?

(なんだ。いねぇじゃんかよ…w)

前に視線を戻した時、悲劇は俺を襲う。


白い女性は眼前の地の下から出てきて静かに呟きます。

「なめてんじゃねぇ」


そう言って俺の体を通り抜ける。


途端に俺の目は覚め、車に乗っていた。

そして通り抜けられたこの体はしばらくの間痺れたまま動かなかった。

俗に言う金縛かなしばり状態ってやつですね!w


目は覚めているから視界は良好。

でもさきに見た夢のせいか、視界の目に入るあちらこちらで白いものだったり、黒い影のようなものだったりが(うごめ)いている。


なるほど。

完全に理解した←分かってない


まぁ簡単に言えばアレだろ?お願い事が良くなかったんだなw

天罰的なもんだね、多くを望まず、そして欲がない。

ならば試練を与えようと神が俺の身に与えたんだろう(

適当)

特に元日は神社に行くよね、基本的にそこにはなにかに(まつ)わる人がもとで出来た。

つまり言うなればそんな亡霊の一人や二人なんて出ても仕方がないってことねw


(ごめんなさい。適当なことをお願いしたがためにこんなものを見せられるとは思ってもいませんでした)

目をゆっくりと閉じ黙祷。

そして目を開けるとそこには見慣れた電工板が。

そうか、高速道路に乗ってたのかw

降りて幾つかの信号、そこを越えると我が家が待っている。


コレほど家が少しおぞましく感じたことはないぞぉおおお!?w

死者の話になったらおまえ、俺たちの苗字ヤバすぎんだろwwwwww

伊達って完璧に亡き人の苗字じゃんw

全く所縁(ゆかり)なんてないんだろうけどw


家について、姉さんとあーちゃんが部屋に戻ったぐらいの頃、自分の部屋を出て父さん母さんの部屋に行き、問う。


「ねぇ父さん母さん、うちの家系って伊達政宗とかとと直接的な縁みたいなのってあるの??w」


急にそんな質問を投げ掛けたからか不思議そうな顔をして言う

<あー、実はな…。

そう言いながら某猫型ロボットが寝泊まりしてそうな場所(押し入れ)をゴソゴソと漁り出す。

<あぁコレコレ。

埃が積もり、煙たそうな顔をして出してきたのはなんの変哲もなさそうな本だった。


「なにこれ?」

普通本とかにはタイトルが表紙に書いてあるものなんだが、コレには特殊な字(?)で書かれたなにかがあるだけで何と書いてあるかはわからない。


<たぶんコレ、政宗に関わる事が書いてあるぞ

ほら、ココ見てみろ。

父さんの時代の教科書に載ってた写真にそっくりなんだが、長谷堂城の戦い、東の関ヶ原とも慶長出羽合戦ともいわれるものなんだ。


まぁじかよwwwwwwww

生まれてきて一番のショックだわw

リアルに伊達政宗の直系かは分からないが関わってる家の人だったんだ俺たちww


「ありがとう、じゃあお休み~」

部屋に戻っても興奮冷めやらぬ状態だったけど寝ないと明日以降の課題とにらめっこする時に集中力切れちまうww

部屋の電気を消して

ゆっくりと瞼を閉じる、でもやはりすぐ寝付けないもんで目を開ける。

天井から人がぶら下がって見える、こわw

まばたきをするとまた人が消えて今度は近づいてくる。

でもたぶんこの人って俺にしか見えない人なんでしょ?w


「こんばんは、あなたはどうして天井なんかに??」


喋れないのか手振りで表す、すると彼女は窓の方をゆび指す。そして腕を振り回しなにかを投げるような仕草をした。

どうやら縄?をイメージさせたいらしいw

「分かったけど、別にそんなメキシカンな感じじゃなくない??w」

彼女は少し微笑んだ。顔は影がかかったように見えないが口元が緩んでいるのはそういうことだろう。


そして続きを話すぞと言わんばかりに緩んだ口元が閉まる。

すると苦しそうに首を手で閉めるような仕草をする。


なるほど、どうやら彼女は恐らくお城かどこかの高いところから縄を吊るされ、バンジージャンプみたいなことをさせられた上で首が絞まって死んでしまった人らしい。

「それは…。ご苦労様でした。」

「ココは僕が誰も死なないように見守っているから、もう気にしなくていいよ」


すると影がかかっていたように見えた顔がしっかり見えた、そして瞬く間にその姿は消えてしまった。


成仏してくれたと思えば良いことしたのかな…

なんて思いながら寝床に就く。

すると心が晴れたのかすぐ眠りに就くことが出来た。




とうとうこの時期が来てしまいましたね…

私の学校では冬休みが開けたら体育で持久走するんですw

しかもこんなに寒いのに走っている間の長袖長ズボンの着用は禁ずる!

バカですねwwww


そしてあと一月(ひとつき)もしたら女性男性、両者騒然となるバレンタインなんてものがあるじゃないですか!!

お菓子ですか…私もなにか作るべきでしょうか……

といっても作るの料理ばかりでお菓子一切作らないんですよね…w

ではまた来週の火曜日におあいしましょう!!


ご観覧ありがとうございます!

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